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浜名湖弁天島温泉(弁天島第2源泉)(ハマナコベンテンジマオンセン)

【ファミリーホテル開春楼】




【住所】  静岡県浜松市西区舞阪町弁天島2669の1
【電話】  053-597-3300
【料金】  864円

【泉種】
  中性ナトリウム・カルシウム−塩化物冷鉱泉
       pH7.0 19℃ 339L/分 5.35g/kg H29分析


【備品】  シャンプー・リンス・ボディソープ・ドライヤー
【営業】  
24時間
      (男女浴場入れ替え時間の12:30〜14:00・4:00〜5:00は為、利用不可・
                  木曜日は浴場清掃の為、9:00〜17:00利用不可)

【記 録】 2017/09/18

【評価】

施設 ★★
お湯 ★★
湯上感 ★★★
料金
総合 ★★


【コメント】

 JR東海道本線弁天島駅の前にある施設で、駅と施設の間は国道301号という施設。駐車場担当者から駐車場は宿泊者専用で、立寄り入浴は施設裏手にある市営駐車場を利用するように案内されます。市営駐車場は410円で弁天島海浜公園の駐車場として利用されています。

 駐車場側から施設に向かうと、施設の壁には「日帰り入浴 成人800円 未成年500円」と大きく掲示されています。幼児ではなく未成年とは珍しいですね。施設の南側には水着着用の混浴露天風呂が設置されており、周囲は目隠しで覆われていますが施設上部からは丸見えなので水着着用となっています。

 フロントはホテルそのもので、その前にはお土産コーナー・横には階段で数段上がりますがロビーが設置されており、そのロビーからは国道1号の名浜バイパスと有名な赤鳥居を眺望することが出来ます。フロントで日帰り入浴を申し込みと「タオルはお持ちですか?」と確認されつつ、電卓を叩き消費税を上乗せされた金額を教えてくれます。なるほど、800円は税抜き金額なのね・・・。しかも入泉税に消費税の二重課税かぁと改めて税制の問題点を考えてしまいます。

 入泉料を支払い、「浴場はそこの階段を降りたところにあります」と案内を受けます。会談で数段上がり、そこから再度階段で下のフロアへ降りていきます。コンパクトながら休憩エリアもありますが、閉塞感がありますので出来ればロビーの方が良いでしょう。

 利用した時間帯は男湯が右奥に脱衣所があり、その入り口で下足を脱いで籠が並ぶ脱衣所内部へ向かいます。脱衣所内部はホテルなので鍵付きロッカーではありませんが、宿泊施設なので洗面台にドライヤー・スキンケアが設置されています。でもそれ以上はありませんので、豪華ではありませんね。

 脱衣の後に浴場へ向かいます。浴場は薄暗く半地下形状になっているため、正面に大きくガラス張りになっていますが薄暗い浴場になっています。またそのガラス張りの横には水着着用の露天風呂に向かうドアが設置されています。天井は高いのですが、配管は剥き出しになっており老朽化が進んで切ることが一目瞭然となっています。

 仕切りのない洗い場は手前に設置されており、入り口横にはシャンプーバーが設置されています。シャンプーバーは以前に南知多温泉【花乃丸】にて初めて体験させて頂きましたが、ここのシャンプーバーは地味過ぎて目立ちません。もう少しアピールしてもいいように思えます。また座る場所によってシャワーヘッドの種類が違いますので、大事に補修されながら使われていることが判ります。

 さっと洗って内湯唯一の湯船に浸かります。お湯は壁の上にあるデジタル温度計が比較的正確であると思われ、表示も私の体の感覚も40℃を少し下回るぐらいで少し温めとなっています。浴場内が暗くて有色かどうか確認が出来ませんでしたが、殆ど無色透明のように感じられました。また味は塩化物温泉の割には殆ど塩味が感じられず、塩素味の裏に鉱石味が感じられる程度。

 お湯の利用状況は加水・加温・循環・次亜塩酸消毒となっていますが、加温の理由が「殺菌・消毒の為」、消毒も「殺菌・消毒の為」と掲示されています。加温の理由がとても納得できませんなぁ・・・。加水比率はありませんでしたが、成分分析表と実際の浴感から考えると60%〜70%の加水比率ではないでしょうか。

 暫く内湯で浸かっていると、露天風呂の方から浴衣を着た女性が男湯に間違えて入ってこられました。「こりゃ露天風呂から内湯に戻るとき、判りずらいのかもなぁ」と思いつつ急いで戻っていく後ろ姿を見送りました。

 内湯からは何も眺望がないため終始閉塞感が感じられる浴場ですが、オフシーズンということもあり利用者が少ないのが唯一の救いでした。湯上りはフロント横のロビーでゆっくりと太平洋側にある鳥居を眺めつつ、ゆったりとさせて頂きました。

 湯上り感は浸かっている時よりもしっかりとポカポカ感が感じられ、3時間ほど継続しました。ようやくここで塩化物温泉の特徴が得られるとは、やはり湯上りまでしっかりと楽しむことが温泉なんだなぁと感じさせられました。



東海温泉馬鹿二代目




2006年2月12日より評価を始めて
現在まで403
状況確認 44
再訪確認290


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