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瀬戸谷温泉(せとやおんせん)

【ゆらく】




【住所】  静岡県藤枝市本郷5437番地
【電話】  054-639-1126
【料金】  500円(3時間)

【泉種】
  弱アルカリ性ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物温泉
       pH8.3 31.8℃ 28.8L/分 5.75g/kg H14分析

【備品】  シャンプー・リンス・ボディソープ・ドライヤー
【営業】  9時〜21時 月曜日定休
【記録】  2008/05/03

【評価】

施設 ★★★
お湯 ★★★
湯上感 ★★★
料金 ★★
総合 ★★★


【コメント】

 気温24℃で曇りの中で、9時より入泉です。国道1号藤枝バイパスから山間に少し入ったところにある温泉施設で、実家へ帰省途中に立ち寄ってみました。

 営業開始の9時ジャストに施設に到着したのですが、施設前の駐車場はすでに7割方駐車されております。さらに施設前にはかなりの人が並んでいらっしゃいます、これは凄い人気ですな〜(;´Д`)。なお駐車場は第2もあり、少し離れた場所にもありますので施設前がいっぱいの時はそちらを利用しましょう。

 車から降りたと同時に受付が開始され、人がなだれ込みます。とりあえずその後に続いて施設内に入りますが、内部は受付で列を成しています。まずは左手のコインレス下駄箱に靴を入れ、その鍵と500円を持って下駄箱正面のフロントへ向います。

 受付の順番を待っている間に周囲を確認すると、フロントの右には売店エリア・その奥には食事処、左手には脱衣所・その手前別棟には仮眠処とマッサージ屋があります。

 フロントで500円と下駄箱の鍵を渡すと脱衣所のロッカーキーが渡され、スタンプ式会員カードの確認もされます。どうやら常連になると色々特典があるようです(´ー`)ノ。

 受付を済ませて左手の脱衣所へ向います。入口横の壁には温泉の利用状況や分析表も掲示されており、一通りの情報が掲示されていますので気になる方はご確認ください。

 脱衣所内部は長細い造りで両サイドに木製のロッカー・中央にベンチが並び、奥に洗面台と浴場入口があります。

 ロッカーは標準サイズのみですので、大きな荷物やコートなどの上着は持ち込まないようにしましょう。またフロントで鍵が渡されるのですが、その場所周辺が集中しており混雑してしまいました。ぜひここは少し時間を置いてから脱衣所に入ったほうがよさそうです( ´・ω・)o。

 脱衣の後浴場に向かいます。なお浴場入口横にも温泉分析表が掲示されており、おじさんが1人眺めていらっしゃいました。浴場内部は左に掛け湯と湯船・右に洗い場・奥にイベント湯、外に岩風呂風露天風呂とサウナ・水風呂の構成です。

 洗い場は仕切りが無く、鏡やシャワーなど一通りの装備が揃っています。ソープ類も一通りありますのでなんら不満はありませんでした(^O^)。ただ混雑時には順番待ちになってしまう程になりますので、出来れば空いているときに利用したいですね。

 体を洗って早速内湯に浸かります。湯船は横一面にガラス窓があり開放感を得られるとともに、天井は中央に向って高くなっており、圧迫感はありません。

 お湯は微白濁で弱いヌメリを伴います。温泉らしさがわかりやすい泉質で、人気の理由がここにあるような気がしますね(≧∇≦)/。ボケ〜と湯に浸かりながら外の風景や浴場内の人間模様を観察します。どうやら観光客は少なく、地元の方が多いようです。しかも普段より利用者が少ないとの事で爺様方は、ゆっくり出来て良いという会話をされています。どこが利用者が少ないのさ・・・(*_*)。

 お湯の利用状況は循環・加熱・加水・塩素消毒となっており、加水の比率は1:1となっています。源泉の湯量が少ない上に人気施設なので仕方ないと思いますが、源泉そのままだと結構インパクトのある温泉だと思います。

 露天風呂は岩風呂風に造られており、屋根も半分をカバーしています。一番奥の岩からは温度の低いお湯が投入されており、私の感想では加水された源泉がそこから投入されていると思われます。

 露天風呂の周りにはサウナ・水風呂・ごろ寝出来る休憩エリアがあるのですが、皆さん思い思いに楽しまれています。眺望は壁の上より周りの山々とその中腹にある茶畑を拝むことが出来、なんとも静岡県らしい風景になっています。

 1時間ほどお湯を堪能して浴場を後にします。湯上りはフロント横の休憩エリアか仮眠処・奥の食事処でゆっくりすることが出来ます。売店では地元の食材を調理したものや名物コロッケが販売されており、観光客でも楽しむことが出来ます。

 湯上り感はサッパリとした湯上り感で、気温25℃以上になったこの日はなかなか清々しい感覚を得られ、肌もサッパリの中にしっとりとました。ただ冬はかなり気をつけないと、湯冷めしやすいと思われますので注意が必要だと思います。この清々しい感覚はその日の夕方まで続き、肌の感覚は夜遅くには消えました。

 国道1号藤枝バイパス走行中に疲れを感じたら、こういう施設も悪くは無いのではないでしょうか。ただ時間制限があるので仮眠は気をつけましょうね(;´Д`)。


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