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さがら子生れ温泉(さがらこうまれおんせん)

【さがら子生れ温泉会館】




【住所】  静岡県牧之原市西萩間672-1
【電話】  0548-54-1126
【料金】  500円(3時間・1日券は1,000円)

【泉種】
  弱アルカリ性ナトリウムー塩化物温泉
       pH7.97 35.2℃ 湧出量不明 10.74g/kg H17分析


【備品】  リンスinシャンプー・ボディソープ・ドライヤー
【営業】  10時〜22時 毎月第2火曜日定休
【記録】  2007/08/14

【評価】

施設 ★★★
お湯 ★★★
湯上感 ★★★
料金 ★★
総合 ★★★


【コメント】

 気温31℃で快晴の天気の中、18時半より入泉です。東名高速牧之原ICからそんなに離れておらず看板も出ておりますので、ICで出る所さえ間違えなければ迷うことはないでしょう。ただ国道473号からちょっと曲がったところにあるのですが、行き過ぎやすいので注意です。

 この季節は海からそう離れていない立地条件のため、海水浴帰りの親子が多く見受けられました。まぁ時間的にはもう落ち着いてくる時間でしょう。

 建物は独特な形に造られており、円弧を描くような形をしています。こういう個性的な造りは個人的に好きですねぇ(≧∇≦)/。

 ほぼ満車状態の駐車場に車を停めて、入り口に向かいます。入り口は円弧の中心にくる位置にあり、ガラス張りの食事処の窓際を歩く為なんか落ち着きません(T_T) 。

 入り口から入ると左手に券売機、正面に特産品コーナー、右手に下駄箱があります。券売機で入泉券を買い、靴を脱いでコインレスの鍵付き下駄箱に靴を入れて右奥の受付に入泉券のみを渡します。なお下駄箱のキーは提出する必要がありませんので、そのまま持っていましょう。

 施設は天井が高く、非常に広い空間を演出しています。建築の和風と洋風の融合はこういうことか〜と感心してしまいました。

 受付より右手前奥に脱衣所があります。脱衣所の中にはいると、白を基調としたコインレス鍵付きロッカーが並んでおります。サイズは並サイズのみで大きなロッカーはありませんので冬に着膨れして利用すると辛いと思われます。

 またベビーベットは装備されておりませんので、子連れお父さんはベンチをベット代わりに利用しています。ちょっと装備としては今ひとつ近代的ではありませんねぇ。なお壁には分析表の抜粋と利用状況が掲示されています。

 浴場は入ると微かな硫黄臭がお出迎えしてくれます。左手に掛け湯、その奥に洗い場・サウナ・奥にイベント風呂・源泉浴槽・檜風呂・水風呂で構成され、さらにその奥には露天風呂も窓越しに見ることが出来ます。

 洗い場は仕切りのないタイプで装備は揃っています。正面には鏡がセットされており、一通りの装備が揃っています。隣との間隔は比較的狭いのでシャワーの扱いには注意しましょう(´ー`)ノ。

 さっと一通り洗い、周りを見渡すと20名ぐらいのお客さんがいらっしゃるようです。それなりに人気がある施設なのですねぇ。

 水風呂・イベント湯以外はすべて温泉利用の湯船となっており、40℃に設定された源泉風呂と檜湯は横同士に設置されております。源泉が檜湯に流れ込み循環利用されるシステムのようです。温度設定がそう高くない為に、ゆっくり長湯が可能なのですが、しばらく浸かっているとじわじわと温まってくるのが判ります。

 お湯は薄暗くなってきた為に見た目は不正確ですが、黄色に微かな緑色が入った透明・潮臭・塩味と微かな苦味を感じることが出来ます。

 またお湯の利用状況は循環・加熱・未加水・次亜塩素系消毒となっております。湯量がどれほどのものか判りませんが(ゆらんのシールラリーガイドによると40L/分)、施設の規模からすれば相応の利用状況でしょうか。

 露天風呂は大きな1つの湯船に部分的な屋根も付いています。風景は高い壁に阻まれて開放感はありませんが、人工的に造られた日本庭園風の庭をみながらゆっくりすることが出来る予定でした。

 しかしここで私はアブ2匹と死闘を繰り広げました。結局2匹とも無駄な殺生の犠牲になり、私も2箇所腫れる損害を被りました(2日経っても全く治らず)。今度は絶対にゆっくり入ってやる〜と心に誓い、内風呂に撤退しました。他の方も居たのに私だけアブと格闘するとはなんと言う運のなさ(T_T) 。

 湯上りは特産品コーナーよりも奥にある休憩エリアでゆっくりしようと思ったのですが、満員御礼でした。仕方なく入り口近くのベンチで少し休んでから撤退しました。

 湯上り感は意外とあっさりしたものですが比較的冬向け温泉であることが判ります。肌はべったりではなくしっとり感が残り、徐々にしっとり感がパリッとした肌の感覚に変わって生きます。持続力はポカポカ感が2時間、肌のパリッとした感が翌日朝のシャワーまで持続しました。

 次回は絶対アブの居ない冬に来ようと心に誓いました。


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