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時之栖温泉(御殿場市神山字前原699-2源泉)(ときのすみかおんせん)

【天然温泉 気楽坊】




【住所】  静岡県御殿場市神山719
【電話】  0550-87-5126
【料金】  1時間1000円 1日2000円 18時以降1500円 
      (平日1時間・800円、1日1500円 18時以降1300円) ※各種割引あり

【泉種】
  アルカリ性単純温泉
       pH8.9 28.5℃ 湧出量不明 0.26g/kg H7分析


【備品】  シャンプー・リンス・ボディソープ・フェイスソープ・ドライヤー・ブラシ・タオル大小・歯ブラシ
【営業】  10時30分〜24時 無休
【記録】  2011/05/04


【評価】

施設 ★★★
お湯
湯上感 ★★
料金
総合 ★★


【コメント】

 実家から名古屋に帰る途中、東名高速道路が富士ICから35km程渋滞しているとのことで、渋滞を避けるべくこの温泉施設へ向かいました。この時之栖温泉は「冬のイルミネーション」が有名な時之栖の一部施設で、他にホテル運営や「御殿場高原ビール」を製造・販売しています。

 この日は夜9時前からの利用だったのですが、広い敷地に広い駐車場が数箇所ありながら、どこもそれなりに車が止まっております。結構人気の高い施設ですなぁ(^^ゞ。

 敷地の一角にある温泉施設は至る所にある看板にて場所が確認できますので、迷うことなく歩いて到着できました。なおホテル利用者もこの温泉施設が利用できるらしく、かなりの方々が温泉施設に出入りしています。

 施設内部は左右にコインレスの下駄箱・右下駄箱の横に2台の券売機・中央にフロントが設置されており、その奥には特産品を販売する売店も設定されています。早速下駄箱に靴を入れ、券売機で入泉券を購入します。なお1時間利用以外はJAF等各種がありますので、該当者は割引適用のボタンを押しましょう。

 購入した入泉券と下駄箱の鍵を持ってフロントへ向かうのですが、人が多くて10分程並びました。フロントの女性スタッフには「本日は混み合っておりますので時間を80分に延長しておきますね」との言葉とともにロッカーキーとバスタオルを受け取ります。

 この施設はICキーではありませんが、フロントで鍵番号を時間管理しているようですね。なおハンドタオルは脱衣所に沢山あるとのこと。手ぶら利用が出来ることは良いのですが、それでも他の施設に比べて割高感が感じられます。

 受付を済ませて売店横の通路を奥へ進み、突き当たり右にある階段で上のフロアへ上がります。上のフロアは利用者で溢れかえっており、人気の高さが良くわかりますね。

 脱衣所内部は宿泊者用と立ち寄り利用でロッカーの位置が異なりますが、大きさは大きなサイズとなっています。中央の浴場へ向かうドア近くにはハンドタオルが山積されており、使う人が自由に持っていけるようになっています。また洗面台は2箇所用意されていましたが、左側の洗面台近くのみに温泉分析表が掲示されていますので、興味のある方はぜひご確認下さい。

 浴場は2つに分かれており、右側が中東の湖「死海」の塩を輸入して温泉に溶かしている湯船と漢方湯・左側が人工炭酸泉の湯船を設置した浴場となっており、その湯船とは別に大きな温泉利用の湯船・洗い場・サウナ・水風呂、外に共通の露天風呂が設置されています。

 洗い場は浴場によって造り異なり、仕切り有りと仕切り無しが存在します。シャワーや鏡といった快適装備はもちろん装備されており、不満はありません。なお施設自体が少々古い為に、配管が丸出しというところにレトロさを感じました(^^ゞ。なおこの日は連休中ということで洗い場もしばらく順番待ちという状況、いや〜凄い人でした。

 さっと体を洗い左側(死海の塩利用湯船があるほう)の窓際、30人ほどが浸かれそうな大きな湯船に浸かります。お湯は40℃に設定されており無色透明・塩素臭・塩素味ですが、弱い鉱石臭も感じられました。しかし温泉としてはかなりくたびれた状況とも、しっかり感じられてしまいます。

 お湯の利用状況は加水・加温・循環濾過・次亜塩素酸消毒となっており、大規模施設ならではの利用状況となっていますね。湧出量がどこにも明記されていなかったので、どれだけのお湯で運営されているか判りません。

 湯船はジェットバスやバイブラーバスも設置されており、刺激が欲しい方にも対応しています。しかしこれらの装備は温泉を劣化させてしまう為に、個人的には不要な設備ですね。

 露天風呂は2つの岩風呂風露天風呂・アメリカンなジャグジー・水風呂に備長炭サウナ、プレハブのアカスリ処が設置されていました。岩風呂の上には屋根が設置されており、悪天候でもゆっくり浸かることが出来ます。また昼間天気が良ければ富士山が綺麗に望めるとの事です。

 お湯については内風呂同様の感想ですが、この日は湯温が41℃程に設定されていました。また施設柄小さなお子様や若者が多く、どこに行っても賑やかでした(@_@)。

 帰宅後WEB上で確認いたしましたが、公式HPのQ&Aによると自家源泉を10本持っているようです。しかしながら掲示されている温泉分析表は1枚のみとなっています。また公式HPでお湯の利用状況は「天然温泉循環かけ流し」と謳っていますが、それは掛け流しとは言いません(-_-;)。

 さらにHPでは源泉名が「時之栖第1号」となていますが、温泉分析表には「1号」なんて文字は無く、源泉名・湧出地もしくは採取地の項目は住所そのものとなっています。久しぶりに見たなぁ・・・源泉名なしで住所が源泉名の温泉地。

 湯上りは無料休憩室で沢山の雑誌やTVを見つつ、ゆっくり出来ますのが、利用したこの日はG.W.真っ最中ということもあり、かなりの利用者が居る為に場所確保すら難しい状況でした。やはりこの時期は観光地の温泉って混むなぁ・・・と実感してしまった施設でした。

 湯上り感は肌に変化はありませんでしたが、弱いながら不思議とポカポカ感が愛知に戻った夜中の2時まで持続し、なんとか温泉らしさを見つけることが出来ました。

 きっと冬のイルミネーション時期も混んでいる温泉施設なのでしょうねぇ・・・・(*_*)


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