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御殿場乙女温泉(1号泉〜3号泉混合)(ゴテンバオトメオンセン)

【御殿場市温泉会館】




【住所】  静岡県御殿場市深沢2160-1
【電話】  0550-83-3303
【料金】  3時間500円 1日800円 20時以降400円

【泉種】
  弱アルカリ性単純温泉
       pH8.2 41.6℃ 164.9L/分 0.60g/kg H20分析(混合泉として)
      
 (参考:乙女1号・24.8℃ 68.9L/分 乙女2号・21.8℃ 45.8L/分 乙女3号・54.3℃ 50.2L/分)

【備品】  シャンプー・ボディソープ・ドライヤー
【営業】  10時〜22時 月曜定休
【記録】  2013/05/05


【評価】

施設 ★★★
お湯 ★★★
湯上感 ★★★
料金 ★★
総合 ★★★


【コメント】

 良い天気の中、GWを利用して東京の実家帰りに寄った施設。以前より施設の存在は確認していましたが、ようやく利用することが出来ました。なおGW期間中ということもあり近くのアウトレットモール及び箱根の観光地は非常に混雑しており、その影響を避けるように辿り着いたのがこの施設。

 この温泉施設近くには同じ温泉名の富士八景の湯がありますが、異なる温泉井戸を利用している為に利用してみたかったのです。それでは早速評価をしていきます。

 施設は平屋建てで目立たないのですが、国道にしっかり看板が掲示されていますので迷うことはありません。駐車場は施設前と50m程離れた場所にありますので、空いているほうを利用しましょう。

 入り口は左右に下駄箱・右下駄箱奥に受付となっており、建物は左に続いていく造りになっています。下駄箱はコインレスの鍵付タイプで、受付は女性スタッフに入泉料を支払うのみで受付完了です。シンプルで良いですな〜(^^ゞ

 脱衣所は入り口すぐ左側にあり、右が女湯・左が男湯となっています。入口に温泉の効果と簡単な分析表が掲示されていますが、詳細の温泉分析は更に奥へ続く通路の壁に掲示されていますので注意しましょう。

 脱衣所内は100円リターン式の鍵付ロッカーと籠の2種類設置されており、洗面台もしっかり設置されています。この日はGW中ということもあり、利用者が絶えず5名以上いる状況。こりゃゆっくり湯船に浸かれないなぁと覚悟しつつ、浴場へ向かいます。

 浴場は想像していたよりコンパクトで、左右に洗い場・中央に唯一の湯船が設置されています。天井が湯船の上のみ低く、洗い場はそれなりの高さがある変わった造りとなっています。何でこんな造りにしたのだろう・・・?

 洗い場は仕切りの無い造りで、シャワーが完備されていますが鏡が一部ありませんので注意しましょう。またソープ類は馬油シリーズのボディソープとシャンプーは設置されているのですが、リンスが設置されていませんでした。せめて置くならリンスinシャンプーにしてよ〜と言いたくなってしまいます。

 さっと体を洗い、唯一設置されている内湯にゆったり浸かります。内湯は大人が20人ほどが同時に浸かれるサイズになっており、天井は低いものの側面はガラス張りになっていますので思いのほか閉塞感は感じられませんでした。

 お湯は無色透明で微かな塩素臭と鉱石臭が感じられるのみ。これといって特徴無いな〜と思いつつ、窓の外に見える富士山を眺めてゆったりします。生憎この日は晴れているのですが富士山には白くモヤが懸かり、完全なシルエットで富士山を望むことが出来ませんでした。

 お湯の利用状況は未加水・加温・循環・塩素消毒となっており、公営施設としては一般的な利用方法となっています。さすがに温泉が豊富ながら熱湯が吹き出ているエリアなので加水無しで大丈夫ですね。

 ただこの日はGWということもあり公衆浴場慣れしていない方も多いためか、石鹸が流しきれていないのに湯船に浸かろうとする方が多いこと。こればかりは利用者のマナーアップを図ると共に、公衆浴場文化をしっかりアピールしていかねばなりませんな。

 湯上りは休憩エリアで、マッタリとくつろぐ事が出来ます。GWの最中ということもあり、利用者が普段より多いらしいのですが、それでも余裕がありました。浴場よりも休憩エリアのほうが広いスペースを取っているので、十分な余裕があるのでしょう。

 湯上り感は30分ほどポカポカと体がよく温まったと感じられましたが、その後はそのポカポカ感が消えて肌のしっとり感のみ3時間得ることが出来ました。

 温泉に浸かりながら富士山を眺めることの出来る施設、露天風呂が無いのは残念ですがシンプルな造りは好感が持てました。


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