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須賀谷温泉(すがたにおんせん)

【須賀谷温泉】




【住所】  滋賀県長浜市須賀谷町36


【電話】  0749-74-2235
【料金】  1000円

【泉種】
  温泉法第2条適合泉(総鉄イオンで適合)
       pH不明 17.2℃ 湧出量不明 0.24g/kg H25分析
       ※旧分析 温泉法第2条適合泉(総鉄イオンで適合) pH不明 18.3℃ 湧出量不明 0.21g/kg H16分析
       ※旧分析 温泉法第2条適合泉(総鉄イオンで適合) pH6.9 13℃ 60L/分(動力) 0.13g/kg S41分析


【備品】  シャンプー・リンス・ボディソープ・ドライヤー・ブラシ
【営業】  11時〜21時 (宿泊客が多い場合は15時〜制限有)
【記録】 2007/05/19 【情報1】 2011/02/13 【再訪1】 2022/11/13

【評価】

施設 ★★★
お湯 ★★★★
湯上感 ★★★★
料金
総合 ★★★★


【コメント】

 気温18度で晴れ時々曇り、一時雨という天気の中11時より入泉です。いつも福井方面から名古屋に帰ってくるときに、看板を見ていたので気になっていました。

 早く着いてしまったので駐車場に車を止め、周辺を散策します。建物の奥側にさらに旧館があり、現在は使われていない様子。その近くには井戸があり、一生懸命ポンプが働いている音がします。源泉井戸の横には簡単な須賀谷温泉の歴史が書かれており、歴史の長い温泉ということが判ります。

 施設内部は入口正面奥にフロントがあり、その左側に券売機が設定されています。券売機で入泉券を購入しフロントに提出すると女性従業員に「浴場はここの右手まっすぐね〜」と案内されますのでその指示に従います。

 脱衣所に向かう途中には食事処が設置され、通路窓越に庭を見ることが出来ます。結構立派な施設じゃないですか〜(´ー`)ノ。さらに脱衣所手前には、小さいながらも畳の休憩室もあります。

 脱衣所は「大浴場」と大きく書いてある廊下突当り奥に設置されており、その暖簾を潜るとコインレスで利用出来る下駄箱があります。脱衣場は手前に籠が並び、奥の部屋には鍵付コインレスロッカーがありますので、状況に応じて好みの方を使いましょう。

 なお脱衣所には2つの成分表が表示されており、古いほうは昭和41年で新しいのは平成16年です。昭和41年からずーっと温泉法第2条適合泉で成分は多少濃くなっている様子。まぁライトなお湯には変わりません。また新しい分析表はもうちょっと情報が欲しいところです。

 さっそく脱衣して浴場に入ると右側に洗い場・左側に内湯2つがあり窓越しに露天風呂が見えます。全体で照明が暗めに設定されているために雰囲気良く感じられます 。でも壁の素材は木目調のプラスチック素材となっています。。

 洗い場は仕切り無しのタイプで、鏡やシャワーも装備されているために不足はありませんが、温度調整を行ってから1分以上かかってからシャワーやカランの温度が変わるので注意が必要です(再訪1では改善されていました)。

 早速体を洗い内湯の湯船に向かいます。お湯は2つの内湯で、見た目からして状況が異なります。温度が高く窓際にある赤茶に白を加えた濁った湯船と、脱衣所側にある温度の低い微かに濁りのある湯船から構成されており、お湯は色の濃いほうがギシギシ感はありませんが、弱いながらもザラリとした肌触りを感じられます。

 なお利用状況は掲示されておらず、フロントにて男性従業員に確認します。全湯船掛け流し・加熱・未加水・未消毒とのこと、そりゃちょっと違うような気が。

 私の感想では一部循環放流で加温のための循環をしており、色の薄い内湯と露天は異なる温泉、もしくは井戸水を利用されているのではないでしょうか。ただ温泉分析表は1種類の源泉分析しか表示していませんので、何とも言えません。あくまで私の推測です。

 見た目はお湯をフローさせているために掛け流しに見えますが、お湯の投入口横の浴槽内から加温されたお湯が出てますよ〜。どっちにしても利用状況をちゃんと表示して欲しいですね。

 露天風呂は岩風呂調で屋根付、周囲の縁には温泉の鉄分が赤く堆積しています。風景は壁が結構高い為に良いとはいえませんが、部分的に見える裏山の木は結構太めで自然の豊かさを感じます。

 湯上りは畳の休憩室が他の方で一杯だったため、フロント前の椅子で新聞を読みながらゆっくりしました。湯上り感はサラサラの肌と、おとなしいポカポカ感を得られます。さらにそのサラサラ肌とおとなしいポカポカ感が結構長持ちし、その日の夜までしっかり味わえました。なお匂いなどは残りませんので、アフターが入っていても大丈夫ですよ〜。


【情報1】


 2011年2月に掲示板で「kuma」さんより、入泉料が900円から1000円になっていたとの情報を頂きました。

 この情報をもとに入泉料情報を更新いたしますとともに、情報提供頂きました「kuma」さんに感謝です<(_ _)>。


【再訪1】


 約15年ぶりで気温18℃・雨の中のお昼に、再訪にて状況を確認しました。15年ぶりながら変更点は温泉分析表の更新と洗い場の石鹸が無くなり、脱衣所に水分補給用ウォーターサーバーとブラシが設置されていました。さらに露天風呂は周囲を囲む塀の一部がわざと崩され、竹垣にて周囲の景色が眺められるようになっていました。

 また食事処はこの日は開いておらず、休憩室も閉鎖。立寄り利用もコロナ禍での短縮営業ということで11時〜15時受付、16時終了となっていました。それでも利用者は比較的多く、施設前の駐車場はほぼ満車。男湯は浴場に3名以上の利用者がいる状況でした。周囲は畑と山なのに、皆に愛されている施設ですね。

 それにしてもここの温泉分析表、泉質で「温泉法規格該当鉱泉(該当成分 総鉄イオン)」としっかり書かれているにも係らず、別枠で「ヒドロ炭酸鉄泉」と掲示してありますが、そんな古い表現をしている施設はここしかありませんし、Googleで検索してもこの施設関連の情報しか出てきません。ここは現在の温泉法の掲示に従っていただきたいものです。せっかく正しい泉質が最初に書かれているのに・・・



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