大型台風が四国に上陸している為に、周囲は河川氾濫・土砂崩れの危険性ありとのことで一部通行止めという状況。先に問い合わせて問題なく営業しているとのことで気温24℃で大雨の中、午前中より評価させていただきました。

　施設までの道は近くになると意外と山道で、強風による倒木等でさらに狭くなっておりました。駐車場は施設の正面にあり、ウエディングから各種イベント事までこなす会員制大規模リゾートホテルらしくかなりの収容台数があります。

　そんな広々とした駐車場はかなり空いており、道路反対側の施設へ土砂降りの中走って向かいます。施設内部は意外と利用者がおり、展示ウエディングドレスの人気投票される方や喫茶コーナーでお茶する団体がいらっしゃいました。

　早速正面奥のフロントで日帰り入浴を申し込むと「温泉は施設のほうで受付をお願いします」との案内をうけ、右奥の通路を案内されます。右奥には売店が設置されており、その横に別棟へ向かう通路がありますので、その通路奥へ向かいましょう。

　通路奥にはプール・温泉受付となっており、左手にコインレスの鍵付き下駄箱・正面にフロントとなっております。早速下駄箱に下駄箱に靴を入れ、女性スタッフに入浴を申し込むと「何号室でしょうか」と確認されてしまいました(ToT)/。

　日帰りですと伝えると「それでは本日は日曜日ですので2300円になります。」との事。事前に確認していた雑誌では1300円だったのですぐに確認、土日は1000円UPするそう
な・・・。意外と雑誌の情報は平日の情報だったりするのです
ねぇ(*_*)。

　ここまで来て諦めるのもなんなので、仕方なくそのまま利用する事にします。金額相応の利用価値があるかどうかから確認する事にし、受付でタオル大小とレシートを受け取ります。レシートには入浴2000円・リネン300円の内容があり、タオル持参を伝えると持ち込み不可とのこと。だったら料金分けなくてもいいのでは？と思わず突っ込みたくなってしまいます。

　フロント奥には休憩エリア・右手にガラス越しに見えるプール・左前方に脱衣所の暖簾が掛かっており、そのまま脱衣所内部へと移動します。

　脱衣所内部は健康ランドやゴルフ場で見かける大きなコインレスの鍵付きロッカーとなっており、側面にはミネラルウォーターが飲めるようになっています。また化粧室（洗面台）も別室に用意され、温泉分析表や利用状況表もしっかり掲示されています。奥には簡易休憩エリアも設置されており、寛ぐことも可能ですが、マッサージ機は100円有料のものでした。

　ロッカーの中にはハンガーが2本あり、冬の着膨れした格好でもしっかり対応してくれます。さすがにそのあたりはリゾートホテルだけあってしっかりしていますね。

　浴場は右にサウナ・ミストサウナ・正面に洗い場・左手前に水風呂・左奥に内湯・左外に露天風呂といった造りになっており、この手の施設としては普通な内容となっています。

　早速洗い場で体を流すのですが、洗い場は仕切りがしっかり設置されておりますので、友人や親子での会話は洗い場で成立しません。またシャワーや鏡といった快適装備はしっかり整っており、利用する場所によってソープ類が異なりますが、しっかりと装備品はリゾートホテルらしく整っています。

　内湯の湯船は１つしかありませんが、大きくて窓からの景色もありますので開放感があります。そんな湯船のお湯は40℃程に設定されており、無色透明で強いアルカリ性のためかヌルヌルではなく、肌が溶かされて吸い付く様な地肌がしっかり感じられます。

　しばらくボ〜っと色々考えながらリフレッシュを図りますが、露天風呂は雨が凄い勢いで降っていたために、小雨になるまでしばらく内湯で様子見となりました。

　お湯の利用状況は循環濾過・加熱・未加水・次亜塩素酸ﾅﾄﾘｳﾑ殺菌となっています。まぁ湧出量が66L/分しかない源泉で、よくもまぁこんな大規模施設を造ったな〜というのが正直な感想でしょうか。

　またこの温泉は湯温のみで適合している為、湯温があと１℃下がってしまうと温泉ではなくなってしまいます。何とか成分が濃くなるように資源保護をしつつ、セレブな方々を癒してほしいものですね。

　しばらく経って露天風呂の天候が改選した為に露天風呂に移動したのですが、露天風呂へのドアを開けたらすぐに露天風呂という造りになっています。その先には小さいながら屋根付の湯船が設置されており、その周囲は岩風呂調の広い露天風呂のみで構成されております。

　湯温は大雨の影響か39度とぬるく、周囲は緑をしっかり拝むことが出来ます。また利用者は私一人だけということもあり、天候がまた悪化するまでの15分間ほど浸からせて頂きました。

　湯上りはフロント近くのロビーでゆっくりすることが出来ますが、ホテルのロビーのほうが新聞などありますのでそちらのほうがお勧めです。

　湯上り感はしっとりした肌が3時間ほど続きますが、それ以外はこれと言って感じることは出来ませんでした。まぁ2011年9月時点での評価してきた温泉として三重県下No１のpH9.7アルカリ性、その効果はしっかり感じられます。ただ入泉料が土日に高くなりますので、可能であれば平日に利用したほうが良さそうですね。