気温3度で天気の良い中、夜の9時半より入泉です。土曜出勤が続くこの時期は毎年体力勝負なので、温泉で気分転換と体調を整えます。
国道23号沿いにあるこの施設は愛知にある「竜泉寺の湯」と同じ会社が経営しており、土曜日の夜だけあって駐車場はほぼ満車な状態です。立体駐車場の2階に車を停め、施設に向かいます。施設はパチンコ・カラオケ・ゲームセンターがある複合施設になっており、人の出入りが多いですね(^^ゞ。
温泉施設は1階の入口正面にあり、意外とシンプルな造りとなっています。暖簾を潜り内部に入ると、正面に受付・左手に下駄箱となっていますが、下駄箱があるにもかかわらず靴がかなり脱ぎ捨てられています(*_*)。
(再訪1では靴の脱ぎ捨てはありませんでした)
マナーがあまり良くないなと感じつつ100円リターン式下駄箱に靴を入れて、フロント手前にある2台の券売機で入泉券を購入。フロントでおばちゃんに入泉券を提出します。
何も受け取るものはなく受付を完了し、その奥の脱衣所に早速向います。なお脱衣所右手には休憩エリアやマッサージ処が設置されており、さらに手前奥には食事処もあります。さすがにこの手の近代施設は色々な設備やサービスが整っていますね(´ー`)ノ。
脱衣所は100円リターン式ロッカーと日焼けマシーン・洗面台で構成されています。ロッカーサイズはみな普通のロッカーサイズでスーツは残念ながら掛けられません。
また温泉施設には珍しい日焼けマシーンが隅に設置されているのですが、利用する方は居るのでしょうかねぇ(^^ゞ。また入口の壁には温泉分析表が掲示されていますが、平成元年の分析内容となっておりますので情報が古いですね。
そそくさと脱衣の後、浴場に向かいます。浴場に入ると湯気が結構立ち込めており、右手に掛け湯・正面に複数の湯船と奥に洗い場・左手にサウナが設置されています。掛け湯をしてまずは奥に設置されている洗い場に向います。
洗い場は仕切りが無いタイプで、一通りの装備が整っています。但し椅子は固定式なので小さなお子様と一緒に洗うのは一苦労しそうです。壁の上には換気扇が複数設置されているのですが、それでも湯気が立ちこめています(*_*)。
(再訪1では改善されていました)
さっと洗ってまずは半円形で1番人気の湯船である、温泉へ人工的に炭酸ガスを含ましているお湯に浸かります。あぁ、「竜泉寺の湯」とこういう部分が同じですなぁ(;´Д`)。しかし炭酸はあまり含まれていないのか、体毛にあまり気泡が付きません。
お湯は40℃程で無色透明で塩素臭と本当に微かな岩石臭などまろやかな香りが感じられ、味も匂いに準じます。お湯は分析表から変わってしまっているのかも知れませんが、成分が1Lに1gある温泉にしては特徴が感じられず、少々寂しい感じがします(-_-;)。
その湯船の反対側には温泉利用のジェットバスやバイブラー・電気など設置した湯船と大きな水風呂があり、常に複数の人が思い思いにお湯を楽しまれています。こちらも温泉の状況は炭酸が含まれていないだけで、意外とライトな印象を受けます。
露天風呂は照明が少なく薄暗いのですが2つの岩風呂風湯船と涼める場所で構成されており、屋根付きの湯船からは少ないながらお湯がフローして廃棄されています。これは内風呂には無かった光景で、期待出来そうです(´ー`)ノ。
右手に四角の深めで42℃程に設定された打たせ湯付き岩風呂風湯船・左手に40℃程のぬるめな屋根付きの岩風呂が設置されているのですが、ぬるめで屋根付きの方が利用者には人気のようです。お湯も内湯より落ち着いて楽しむことが出来ました。
なお温泉の利用状況は掲示がありませんでしたが、加温・循環・未加水・塩素消毒と思われます。まぁスーパー銭湯が温泉利用するとこんなものでしょう。この点も温泉分析表同様に情報公開が甘いですね(
´・ω・)o。
しばらく暗めの露天風呂でボーっと考え事をしながら浸かりますが、お湯は塩素臭の裏に鉱石臭が感じられ、味も塩素味の裏に微かな粉っぽさを感じる舌触りでした。肌触りは肌が突っ張った感じですが、アルカリ性の影響ですね。
湯上りはフロント前の休憩エリアでコーヒー牛乳を飲みながらゆっくりします。ここには椅子やベンチしかなく、横になることは出来ませんので長居する方には辛いかもしれません。
湯上り感は意外と後からしっかりと出てきます。入泉時には感じなかったのですが、肌はしっとりとしてスベスベ感を味わえます。ポカポカ感やサッパリ感は無く、季節を問わずに楽しめますので街のお手軽温泉としては価格も安く利用しやすいのではないでしょうか。