風力発電の有名な青山高原の麓にある榊原温泉郷の宿泊施設なのですが、日帰りも積極的に受け付けている施設です。施設前からは青山高原の風力発電機が20基ほど回っている風景を見ることが出来ます。
さて早速評価を書いてゆくのですが、この評価を書くに当たって施設名の最後「かん」が看板やパンフレットで「舘」・ホームページや成分表で「館」となっており、どちらが正解か判りません。
大きな施設の横に日帰り入浴専用の建物があり、その前にあるそんなに広くない駐車場に車を停めます。なおこの駐車場が満車の場合は、ホテルの駐車場も使えますよ。
施設の入口に入ると右にフロント・左手に券売機が設置されています。
(再訪時、正面に100円リターン式下駄箱が設置されました)早速入場券を購入してフロントの女性スタッフに提出するのですが、ここからが普通の施設と異なります。入泉券を出すと初めての利用か確認されますが、初めてであると以下のような説明を受けます。
@受付の右奥に脱衣所があるので靴をビニール袋に入れて浴衣に着替えて下さい。(袋と浴衣を渡される)
(→再訪時下駄箱が設置されました。)
A着替えたら受付と反対側に廊下を進んで自販機コーナー前の階段を下りて下さい。
Bタオルがなければ有料で貸し出します(販売もあり)。
(→再訪時無料サービスになっていました)また2時間の利用制限があります。
なおフロントはホテルの従業員だけあって非常に対応は良いです。早速浴衣
(とタオル)を受取り、右奥にある脱衣所へ向かいます。内部のロッカーは100円リターン式で、小さい物しかありません。また混雑すると場所が殆どありませんので、注意して浴衣に着替えて大浴場のある場所まで移動します。
大浴場は最初の説明どおり、休憩エリア横の自販機手前にある階段で下に下ります。手前の脱衣所が男湯・奥が女湯となっており、和風の雰囲気が漂っています。脱衣所で今度は浴衣を脱ぎながら壁のオリジナル温泉成分表を確認します。
なお内部はベビーベットと洗面台・籠式ロッカーで構成されており、ベビーベットは畳のベット・洗面台はしっかりと仕切りまで装備された豪華版です。さすがホテルの温泉といった感じを受けますね。
早速浴衣を脱いで自動ドアと手動ドアを開けて、湯気が立ち込めて硫化水素臭の感じられる浴場へ向かいます。内部は奥に細長い造りで、右側に洗い場・左側に大小の内湯・左手前外に露天風呂が設置されています。
洗い場は仕切がありませんが、席数が多い為か比較的広いイメージを受けます。シャワーやソープなど一通りの設備は整っているのですが、温度調整はあまり得意としていないようで、温度調整に時間を費やします。
なんとかシャワーが適温の状態で体を洗い、湯船に向かいます。一番奥の小さな内湯が1号泉である七栗の湯源泉の掛け流し風呂、手前の大きな湯船と露天風呂が1号泉と2号泉混合の循環風呂となっています。
源泉風呂は温度が31℃位で皆さん長湯されていますが、初めに入るには温すぎますので大きな湯船でしばらくのんびり浸かります。側面はガラス張りになっており太陽光が得られるようになっているのですが、残念ながら水滴で曇ってしまっています。また部分的に湯船の底にはジャグジーバスの装備跡が見られますが、現在はカバーが掛けられていました。
しばらくすると体が温まってきましたので横の源泉風呂へ向かいます。さすがに30℃位のお湯は浸かる時に学校のプールを思い出しますな〜。
お湯は無色透明・硫化水素臭・硫黄味で、利用状況は源泉風呂は未加水・未消毒・未加温で本当の掛け流し状態。源泉風呂以外は循環・加熱・消毒付とのことですが、塩素臭はほとんど判りませんが硫黄臭も硫黄味も源泉風呂の1/5以下に落ちた感じを受けます。
それでもどの湯船もそれなりにお湯をフローさせていますのでお湯の鮮度は高いと感じられますが、源泉湯船があまりにもインパクトがありますなぁ(≧∇≦)/。
露天風呂は屋根付きで8人が同時に浸かれるサイズ、湯温は43℃ぐらいで少し熱めといったところなのですが利用者はすぐ内風呂へ逃げていきます(笑)。眺望は凄いというものはありませんが、下を流れる川に沿って生えている木々を見ることが出来ます。
湯上がりは休憩エリアでここのオリジナル芋アイス(100円)
(再訪時無くなっていました)を食べてながらゆっくり休むことが出来ます。また女性は浴場横の脱衣所にある仕切のある洗面台は、女性は非常にメイクし易いのではないでしょうか。
湯上り感は体がよく温まり、熱く感じます
(再訪時は熱く感じませんでした)。翌日まで火照りが続きました。なお疲れもしっかりと出てしまい、帰りは気合いの入らない運転になってしまいました(^^ゞ。
【再訪1】
気温9℃で曇りの天気の中、営業開始と同時に利用してみました。やはり最初の頃の評価文は駄目だな〜と感じながら評価文を更新させていただきました。
変更点は下駄箱が設置され、タオルが無料サービス・ソープ類はリンスinシャンプーがシャンプーとリンスに分かれました。やはり3年近く経つと変化が有りますね〜
ヾ(^ω^*) 。なお評価に変動はありません。