気温17℃で良い天気の中、10時より入泉してきました。周りには他の温泉利用施設が多数あり、湯の山温泉郷を作り上げています。道の看板の通りに道を進むとテニスコートや複数の駐車場を所有する施設に着きます。
施設は手入れされた日本庭園に囲まれ、なかなか落ち着いた雰囲気があります。施設入り口には日帰り入浴の案内もあり、積極的に立ち寄り入浴も受け入れていることが判ります。なお近くには同じ源泉を利用している湯の山保養センターウェルネス・イン鈴鹿路という施設もあります。
早速施設に入ると右手にフロント、正面にロビーと売店、奥に喫茶コーナーが設置されており、さすが大規模ホテルといったところでしょうか。受付の女性従業員に入泉料を支払い、ロビーの奥にある通路へ進みます。
通路の突当り手前にあるエレベーターで下のフロアに降りて案内どおりに進むと長い廊下の向こうに入浴施設が現れます。なかなか大きい施設ながら綺麗に清掃がされており、窓が多数ある為か開放感もあります(´ー`)ノ。
入浴施設に入ると左右に男女の脱衣所が別れており、その中間に休憩エリアが設置されています。左が男湯・右が女湯となっており、その内部は結構広い下駄箱が設置されています。下駄箱は正面に鍵付き下駄箱・左右に入れるだけ下駄箱となっており、数は余裕を持って設置されています。
また壁には温泉協会の認定証や簡単な温泉分析表が設置されているのですが、施設が用意した簡単な分析表に「みどりの湯(新湯の山温泉3号泉)」「癒しの湯(新湯の山温泉2号泉)」という名の源泉名が付けられていました。
(再訪2では3号泉と4号泉に変更されました)
脱衣所は大小の100円リターン式ロッカーと鍵なしのBOX・洗面台で構成されており、スペース的にも余裕があります。また側面はガラス張りになっており、太陽光が優しく入ってきます。なかなか贅沢な感じが良いじゃないですか(≧∇≦)/。
脱衣の後に浴場に向かうのですが、なかなか近代的ながら侘び寂びを感じる雰囲気を得られます。左右手前に洗い場、左に源泉掛け流しの小さな湯船・正面から右に大きな内湯が設置されており、湯船の横はガラス張りで美しい和風の庭園が見ることが出来ます。
(再訪1では増設された露天風呂が見えます)
洗い場は仕切り有りと無しの2種類あり、皆さんは仕切り有の方を使われています。それならばと一人仕切り無しの洗い場で贅沢に体を洗わせていただきました。なお装備は照明や鏡・シャワーなど一通り揃っており、なんら不満はありません。早速体を洗って窓際の湯船に向います。ソープ類もPOLA製品ながら匂いが殆どないタイプで邪魔になりません。
まずは内湯の大きな湯船から浸かります。右側はジェットバスが勢い良く稼動しており、ゆっくり浸かるには適していません。ぜひここは左側でゆっくり浸かりましょう(
´・ω・)o。窓の外は綺麗に整えられた日本庭園が見え、心安らぎますよ。
お湯は薄黄色で透明、岩石臭と岩石味が結構強めに味わえ、その影で薄っすらと長島温泉で味わえる焦げたような甘い匂いも得られます。
しばらく浸かってから源泉掛け流しの湯船へ移動します。こちらは勢い良くお湯が横に流れ出しており、源泉温度そのままで利用されているために43℃程で結構熱めです
ヾ(^ω^*) 。これ位の温度だと気合が入り、個人的には結構好きな温度です。
お湯の利用状況は掛け流しの湯船を除いて循環・加温・未加水・塩素消毒となっており、内湯で63L/分
(再訪1では67Lに変更)・露天風呂で69L/分
(再訪1では74L/分に変更)の新湯が投入されています。この情報は全て壁に掲示されており、さらに詳しい情報も記載されています。さすがに情報が公開されていると色々判って楽しいですね(´ー`)ノ
(再訪2では残念ながら掲示が無くなりました)
露天風呂は内湯から窓越しに見える露天風呂と下に下った所にある、なかなか大きな岩風呂の湯船が温泉を湛えています。早速湯船にどっぷり浸かって造り込んだ庭園を見ながらゆっくりします。
(再訪1では浴場の建物すぐ横に第2号泉を使用した屋根つき露天風呂及び飲泉所も追加されていました)
露天風呂の岩風呂横には純和風の建物があるのですが、締め切りになっており何の施設か判りません(;´Д`)。でも不思議と雰囲気に溶け込んでいるところは流石です。
また内湯から見える露天風呂は屋根が全体的についており、側面から湯の華を伴ったお湯が投入されています。2号泉と3号泉の差は殆ど感じられませんでしたが、2号泉を利用する事によって混ぜることなくそれぞれの湯船を利用出来るとはうれしいじゃないですか(´ー`)ノ。
湯上りは脱衣所前の休憩エリアでゆっくり出来ます。窓の外には枯山水の庭があり、なかなか落着きがあります。ここでも日本人で良かった~と思える美しさを味わえ、しばし見入ってしまいました。
湯上り感は湯上り感はしばらくポカポカ感と肌のしっとり感を得られますが、その日の夜には消えておりました。濃い温泉ではないので老若男女万人受けする温泉で季節も問いませんが、疲れが一気に開放されるので帰りの運転には気をつけましょう。
横の湯の山保養センターウェルネス・イン鈴鹿路より利用状況が良い上に、施設も立派なので入泉料が高いうえに混雑しますが、非常に気持ちよく利用できました。