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六石高原温泉(ろっこくこうげんおんせん)

【あじさいの湯】




【住所】  三重県いなべ市北勢町垣内中小山36-2
【電話】  0594-72-2179
【料金】  600円

【泉種】
  中性温泉法第2条適合泉(メタケイ酸で適合)                     pH6.4 15.9℃ 100L/分 0.17g/kg H22分析
    ※旧分析:中性温泉法第2条適合泉(メタケイ酸で適合) pH6.42 15.7℃ 100L/分 0.15g/kg H11分析

【備品】  リンスinシャンプー・ボディソープ・ドライヤー
【営業】  13時~22時(平日は16時~)
【記 録】 2008/06/29 【情報1】 2011/02/22 【再訪1】 2011/04/30
【確認1】 2016/05/15 【再訪2】 2016/11/05

【評価】

施設 ★★★★
お湯 ★★★★
湯上感 ★★★
料金
総合 ★★★★


【コメント】

 気温21℃で土砂降りの雨の中、午後3時より入泉です。前々日夜より友人の結婚式会場準備に追われ、前日はなんとか3次会までこなして心身ともにボロボロでの評価です。とりあえずMくんとMちゃん、お幸せに。

 県道から少し入った場所にあるホテルの温泉施設ですが、県道沿いに看板がありますので見落とさないように気をつけましょう( ´・ω・)o。近くには阿下喜温泉があるのですが、どちらも目立たない施設なので意外と穴場となっております。

 駐車場に車を止め、ホテル手前の施設に向かいます。入り口は意外と地味で華やかさはありませんが、それが逆に落ち着いた雰囲気を醸し出しています。入口横には営業時間や入泉料の掲示がされており、施設内部に入ると女性スタッフが「いらっしゃいませ」と声を掛けてくれます。

 内部は正面に受付・その奥に下駄箱・右奥に浴場へつながるドア・左手に喫茶コーナー兼休憩エリアとなっています。フロントは喫茶コーナーのカウンターとつながっており、従業員が効率よく仕事出来るようになっています。

 まずはフロントで入泉料を支払うと大小のタオルとソフトドリンク無料券を渡されます。おぉ~800円で手ぶら利用が可能な上にソフトドリンクもついてきます。なかなか頑張っていますなぁ ヾ(^ω^*) 。
(再訪1ではタオルとドリンク無しで600円というプランも出来ました) 

 タオルを片手に持ちながら奥にあるコインレスの鍵付下駄箱もしくは置くだけの下駄箱に靴を入れ、スリッパに履き替えて横の脱衣所へ向かうドアへ向かいます。なおフロント反対側の壁にはちゃんとした温泉分析表が掲示されています。

 ドアの先は外通路になり、別棟に移動します。通路の照明は電球がレトロな雰囲気で吊るされており、夜は独特な雰囲気になっていそうな感じです。
(再訪1で想像通りのクラシカルな雰囲気になって居りました)

 少し歩くと別棟に到着、ドアを開けると喧しいほどにセンサーで反応する鳥の攻撃的なさえずりにびっくりします。これは絶対に余計なセンサーで、ぜひ外して欲しいものです
(再訪1ではこの鳥は撤去されました)。入口で今度はスリッパを脱ぎ、左手の通路を進みます。なお右手には小さな待合スペースもありますが、だれも利用していませんでした(;´Д`)。

 奥の脱衣所は籠と大小の100円リターン式ロッカー・洗面台で構成されています。木造の建物はまだ新しいようで、新築の香りが漂っています。端には冷水が飲めるようになっており、なかなか親切なサービスですね。
(再訪1では匂いはありませんでしたが、しっかりと木の温もりは感じられました)

 ここの壁にも温泉分析表が掲示されていますが、受付前のものとは異なり、オリジナルで造った温泉分析表となっています。ここでどんな温泉なのか確認し、浴場へ向かいます。

 浴場内部は全体的に木の温もりを感じさせるような造りと、凝った照明の使い方で落ち着いた雰囲気を感じられます。左手にシャワー・右手に洗い場・正面窓際に内湯・窓の外に露天風呂にて構成しており、サウナはありませんので好きな方は注意しましょう。

 洗い場は基本仕切り無しですが、一部には簾で仕切りを設置している席もあります。桶や椅子はちゃんとした木造品でソープ類は珍しく「無印良品」シリーズが使われています。使い心地になんら不満はなく、気持ちよく利用できました。
(再訪1では業務用ソープに切り替わっていました)

 内湯は大きな1つの湯船のみで、2箇所のお湯の吐出しが設置されていますが手前の方しか吐出していませんでした(再訪1でも同じ)。湯船の横はガラス張りになっており、露天風呂と草木で覆われた山を見上げることが出来ます。

 お湯は微かに白濁しており、中性ながら成分により肌は地肌がしっかりと出てザラリとした肌触りとなります。この特徴より殆ど無味と微かな塩素臭が感じられるお湯は、温泉法第2条適合泉ながら意外と温泉らしいお湯と感じられます。

 お湯の利用状況はどこにも明記されていませんでしたが、循環・加熱・未加水・塩素消毒と思われます。施設が良い雰囲気な分、利用状況等情報公開がお粗末なのは残念なところです(T_T) 。
(再訪1ではしっかり明記され、循環濾過・未加水・加温・次亜塩素酸消毒を確認しました)

 露天風呂は岩風呂風で6人で満員御礼のサイズが1つのみです。一部は軒下になるために雨は避けることが出来ますが、半身浴は屋根の無いところでしか出来ません。
(再訪2では全面的に屋根が設置されていました)

 なお風景は草と木が斜面に生えている風景なのですが、なんか裏庭といった雰囲気があります。ゴルフ場の敷地になるのでしかたありませんが、もう少し人の手を加えた緑ならもっと魅力ある露天風呂になるのになぁ(^^ゞ。
(再訪1では夜でしたがライトアップされて、草なども刈られて見られる庭に変わっていました)

 湯上りはフロント横にある喫茶コーナーにてTVや雑誌を見ながらゆっくりすることが出来ます。ドリンクチケットと引き換えにお茶やジュースが選べますが、コーヒーもレパートリーに加えて頂きたいですね。

 湯上り感は温泉法第2条適合泉らしく、これといった特徴がない大人しい湯上り感を味わうことが出来ます。肌は己の地肌が「こんな肌なんだ~」と感じれるほどに余計なものがなくなったように感じられます。この効果はその日の夜まで継続して感じられますが、翌日朝には消えてしまいました。
(再訪2では肌を溶かして地肌が感じられるようになり、ポカポカ感とさっぱり感が同時に味わえました)

 温泉法第2条適合泉ということで成分が豊富な温泉ではありませんが、誰でも気軽に気持ちよく入泉出来る施設ではないでしょうか(´ー`)ノ。


【情報1】


 2011年2月に掲示板で「しもっち」さんより、入泉料が800円から600円に変更との情報を頂きました。

 この情報をもとに入泉料情報を更新いたしますとともに、情報提供頂きました「しもっち」さんに感謝です<(_ _)>。


【再訪1】


 気温14℃で夜に約3年ぶりの再訪を致し、情報を更新いたします。

 変更点は料金が2パターンに別れ、タオル持参で600円・タオル貸出及びドリンク1杯サービスで800円になっていたのを確認。また浴場では洗場の備品であるシャンプー及びリンスが、リンスinシャンプーに変更され、温泉分析表も更新されていました。

 また露天風呂から山側を眺めていると、2羽の野うさぎが確認できました。ちょっとびっくり!


【確認1】


 営業時間が変更になっているのを現地で確認いたしました。平日は13時~22時だったのが、16時~22時となっておりました。午前中の確認だったため施設の利用が出来ませんでしたが、情報を更新いたします。


【再訪2】


 夜9時・10℃の気温の中で、約5年半ぶりの再訪にて状況を確認しました。基本的な状況は変化はありませんが、露天風呂に屋根が設置されて露天風呂から見える斜面には植物が増えていました。湯上り感は以前よりも肌を溶かして地肌が感じられるようになり、ポカポカ感とさっぱり感が同時に味わえる不思議な感覚が暫く続きました。相変わらずシックで雰囲気のある施設でした。



  

東海温泉馬鹿二代目




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