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鍋田川温泉(なべたがわおんせん)

【天然温泉なべた川】




【住所】  三重県桑名郡木曽岬町大字新加路戸30-1
【電話】  0567-65-0007
【料金】  550円

【泉種】
  弱アルカリ性ナトリウムー塩化物泉
       pH7.5 49.6℃ 300L/分 6.34g/kg
(蒸発残留) H25分析
     旧分析:弱アルカリ性ナトリウム-塩化物泉 pH7.8 47℃ 210L/分 5.57g/kg(蒸発残留) H4分析
                   →掲示されている分析表では旧分類の「食塩泉」表示されています

【備品】  ボディソープ・シャンプー・リンス・ドライヤー
【営業】  10時~22時(土曜日は10時~23時) 無休
【記 録】 2006/08/08 【再訪1】 2007/12/09 【再訪2】 2011/01/16
【再訪3】 2013/05/11 【情報1】 2015/07/11 【再訪4】 2016/03/06

【評価】

施設 ★★★★
お湯 ★★★★
湯上感 ★★★
料金
総合 ★★★★


【コメント】

 気温30℃で21時近くからの評価です。国道1号から少し入ったところにあるのですが、小さめのボーリング場の裏に隠れるようにして存在する温泉で、旅館に併設されている日帰り入浴施設となっています。
(再訪4にて施設入り口がリニューアルされました)

 施設前にある、それなりに広い駐車場には車が8割方停まっており、横にはコインランドリーが併設されていますので、夏は海の帰りなどには良いかもしれませんね。またすれ違う方々の会話から、地元の方が多い施設と感じました。

 入口は鍵付き下駄箱および鍵無し下駄箱が左から正面にあり、右手には衣類・食品の販売品に囲まれた受付があります
(再訪2では販売品が激減していました。再訪4では鍵なし下駄箱がなくなりました)。初めてこの施設に足を踏み入れたのですが、特産物ならぬ日用品が普通に売っている施設は珍しいのではないでしょうか・・・。

 下駄箱の横に券売機が1台設置されており、入泉券を早速購入してフロントのスタッフに提出します。「いらっしゃいませ」との声が掛かりますが、この温泉施設のスタンプカードの説明はありません。せっかく壁にはスタンプカードを宣伝しているのに残念(;´Д`)。


 そのまま進むとゲームコーナーと食事処・休憩処が一緒にあり、その横には自販機や宴会場までありますが時間が遅かったのか宴会場には誰もいませんでした。左へ曲がって自販機の前を奥に進むと脱衣所がありますので、早速脱衣所の暖簾を潜ります。

 脱衣所は10円有料のコインロッカーで、サイズは普通のロッカーです。やはり会社帰りに温泉は寄ってはいけないのかも・・・見事に服はシワになりました(笑)。壁には分析表がありますが、成分内訳及び利用状況は不明です。またロッカー荒しもあるようで注意を呼びかけるポスターが至る所に貼ってあります
(再訪2では1枚になっていました)

 早速脱衣の後に分析表を確認、脱衣所からガラス越しに見える浴場へと向かいます。浴場は右手と左奥にに洗い場、左手にサウナと水風呂、真ん中に温泉利用ジャグジー、奥に温泉利用湯船と勢いのある打たせ湯があります。

 洗い場は仕切りが無いタイプですが、シャワーや鏡などの装備は整っています。但しジャグジーが一部洗い場に近い為に、シャワーの使い方が下手な方だとジャグジーに雨が降ります・・・(*_*)。また洗い場にはソープ類はボディソープしかありませんので注意しましょう( ´・ω・)o。 

 そんな洗い場でさっと体を洗い、奥の普通な湯船に浸かります。お湯は
薄い黄色の透明で塩味、甘めの岩石臭と微かな油臭を感じます(再訪時に油臭は感じられず)。しばらく入っているとジワジワと体の芯から火照るのが判ります。側面は露天風呂が眺められる窓になっていますので、閉塞感はありませんでした。

 中央のジャグジーは奥の湯船より少々温度が低めなので、他の湯船より長湯が可能です。但し横の洗い場からのシャワー攻撃を食らわなければの話ですが・・・、もう少し離すことは考えなかったのかねぇ(^^ゞ。

 お湯は利用状況の表示が無いために、温泉の利用状況が不正確ですが循環・未加熱・未加水(後日加水と判明)・塩素消毒といったところでしょうか(´ー`)ノ。なお塩素臭はしますが、ほとんど気になりません。なかなか塩化物泉の特徴がわかりやすいお湯で、どなたでも温泉らしさを楽しむことができる施設だと思います。

 しっかり体を温めてからガラス越しに見える露天風呂へ向かいます。露天は岩風呂が一つあるのみで、端っこには昔滝だったような岩場と砂利がありますが現在はオブジェとなっております。

 岩風呂は大人4人で満員御礼になるサイズ、湯温も41℃ほどで程よくゆっくり浸かることが出来ます。風景はありませんが夜空は眺める事が出来ました。(再訪2では10年ぶりの大雪で雪見露天風呂となりました)

 しばらくゆったり温泉に浸かって普段の反省やこれからの方向性など、物思いに耽る時間ってなんて贅沢なんだろう。って考えながら心身ともにくつろぐことが出来ました。でも露天風呂はもう少し景観が良ければなぁ。

 湯上りは食事処横の休憩エリアで、新聞やTVを見ながらゆっくりすることが出来ます。周囲ではおじいちゃんたちが大きな声で世間話をしていましたが、閉館15分前には逆に誰一人いなくなっていました。

 湯上がり感は火照りが続くのですが、変な汗がでるほどではありません。肌はちょっと張りが出る感じで、少し油臭と岩石臭が残る感じです(再訪2では油臭が感じられませんでした)。なおその特徴は徐々に効果を落とし、翌日昼まで残りました。


【再訪1】


 1年と4ヶ月ぶりの再訪で気温7℃で晴れの天気の中、21時から入泉です。施設はなんら変化がありませんでしたが、掲示してある営業時間が夜10時までで、日曜・祝日は9時20分から営業となっておりましたので、営業時間を訂正いたしました。

 また前回のレポートではかなり情報が不足していましたので文章と写真を追加しました(^^ゞ。評価は少し考えましたが、変化なしとしました。

(情報) 掲示板にて「ほっとくん」さんの情報によると加水されているそうです。情報ありがとうございますm(_ _)m


【再訪2】


 気温-1℃で雪の中、午前中に再訪させていただきました。旧型デジタルカメラが寿命から充電出来ないということで、前日に新しいカメラを新調。新型カメラのテストも兼ねての再訪です。

 それにしてもここの温泉分析表は古いまま・・・もうそろそろ更新したものを貼って欲しいものですなぁ。初期評価を手直しし、写真を半分以上入れ替えました。


【再訪3】


 本日は男性デーということで200円の入泉料にて利用させて頂きました。相変わらず温泉分析表は古いまま変更はなし。営業時間以外では施設や装備も変更は有りませんでした。

(旧)9時20分~22時(平日・土は10時~)
 ↓
(新)9時30分~22時(平日は10時~22時・土は10時~23時)

営業時間がよく変わる施設ですなぁ。



【情報1】


 掲示板及びメールにて「マーク」様より更新された温泉分析表の写真及び施設の現状を教えていただきました。早速入泉料変更情報及び温泉分析表更新情報を確認させて頂きましたので、記載情報を更新いたします。

 「マーク」様、情報提供ありがとうございました!


【再訪4】


 掲示板にて「かどちゃん」さんより、フロントと宿泊入り口などの改装を行ったとの情報を頂きましたので、「マーク」さんの情報と合わせて現地確認を行いました。確認の上、情報を更新したのは以下の通りです。

 ・営業時間は10時~22時(土曜日のみ~23時)
 ・入泉料は650円→550円に変更。
 ・施設入り口が和風に造り替えられていました(休憩エリアから内部は変更なし)。また建物を駐車場側に少し出すような形で増設したため、下駄箱と受付・券売機の位置が変わり余裕が出ました。
 ・パンフレットの住所に合わせて地番の最後に「-1」と枝番号を追加しました。
 ・シャンプーとリンスが設置されました。
 ・鍵なし下駄箱がなくなり、すべてコインレスの鍵付き下駄 
  箱に変更されました。

 以上が変更点です。それにしても宿を兼ねた施設なのに、なぜ今までシャンプーとリンスがなかったのだろう・・・不思議な施設ですなぁ。



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