気温17℃、快晴の中朝10時より入泉です。本当はもう少し三重の中部まで足を延ばす予定だったのですが、すばらしき渋滞のため急遽なばなの里に変更しました。料金が高いために今まで避けてきたのですが、今回良い機会なのではばなの里へ入園してみます(≧∇≦)/。

　今まで評価してきた長島温泉はR-8号泉を使用しているオートレストラン長島とクアハウス長島なのですが、今回はR－２０号泉ということで、どのような違いがあるのか楽しみです。

　まず園内に入るためにチケットを購入します。1500円で1000円分の金券がついてきます。中にある施設で使えるそうなので大事に持っていましょう。

　開園は9時からということなので、すでに結構なお客さんが相当数いらっしゃいます。皆さんの目的は満開の花でゲートを潜った途端に花の香りが漂っています。さすが関東のTDRや関西のUSJを目の敵にしている中部の長島リゾート、人気のある施設を作ります(´ー`)ノ。

　時間がまだあったので園内を1週してから温泉施設の前にたどり着きます。皆さんは温泉の看板前で立ち止まるのですが、今日は花が目的だからと立ち去っていかれます。そんな中でも私よりも早く施設の前に並んでいるカップルもおり、人それぞれの利用法があるようです。

　時間になり施設の中に入ると、和風で落ち着いた雰囲気で靴を履いたままフロントに行きます。その場で先ほどの金券1000円分と現金500円を足して入泉料を支払います。高～！

　料金を支払うと中の脱衣所ロッカーキーと靴の札を渡されます。靴はその場で脱ぎ、札を付けて置くと勝手に預かってもらえるシステム。私にはそんな豪華なシステムいらないっすよ～（T_T) 。

　脱衣所は男女左右に分かれており、受付横に男の脱衣所がありました。中に入ると木製ロッカーが並んでおり、窓からは緑がきれいに見えています。ロッカーは大きく、ハンガーも装備されているため、冬の極寒時期の衣類でも耐えれるロッカーです。なお端にはタオルが大小置いてあり、自由に使えるようになっています。

　浴場に移るとサウナと洗い場と水風呂がお出迎えしてくれます。洗い場は仕切りありとなしの2パターンあるのですが、窓があるためか、結構開放感あります。なおこのフロアに入るところにはミネラル水が紙コップで飲めるようなサービスもされています。

　さらに奥にドアがあり、その奥に別棟で内湯があります。その別棟は3面ガラス張りとなっており、掛け湯と内風呂1つのみの構成です。内風呂ながら開放感はすばらしい！人口の滝などお金を掛けている施設とはこういうものかと感心してしまいました。(´ー`)ノ

　お湯は長島温泉らしい甘めの油の香りと岩石臭が混ざった匂いがしますが、R-8号泉より匂いが強めです。また色は薄い黄色で透明なのですが微かながらR-8号泉より赤色っぽさも混ざっているようです。なお塩素臭は感じられませんでしたよＯ(≧▽≦)Ｏ。

　お湯の利用状況は加水・循環・塩素消毒ですが、湯温を下げるための加水で1日1回お湯をすべて入れ替えているため、その辺の循環湯より良い状態にあります。個人的には源泉風呂も作ってほしいなぁ(^^ゞ

　内風呂棟の両脇には露天風呂に出られるドアがあり、新緑に囲まれた露天風呂につながっています。真中にはオブジェの滝と池があり、そのオブジェを囲むようにバイブラーバス・屋根付き岩風呂・岩風呂・打たせ湯が設置され、すべて温泉利用です。

　花の香りと温泉の香りが入り混じって不思議な感じを楽しみつつ、良い天気の中でいい気分転換が出来ました。すごい施設を造ったな～、長島リゾートさん(´ー`)ノ

　湯上りは受付奥の休憩エリアでゆっくりすることが出来ます。温泉を使用した冷たい麦茶が無料で振舞われ、味を確認しますが温泉の味は？でした。

　この施設は植物や庭園・建築が好きな方には良い施設ですが、温泉のみの目的で来た方には豪華で価格設定が高い施設です。個人的には日本庭園の侘び・寂が大好きな私で
すので庭と内風呂の建物で少しは楽しめました。

　湯上りは肌がしっとりサラサラ、直射日光でも汗をかかない肌になります。しかしこの効果は当日夜には消えてしまいました。もうちょっと楽しみたかったなぁ。匂いはしばらく湯船で感じた匂いが残りますが1時間もすれば消えてしまいます。

　帰りにベランダで育てる「奄美アサガオ」の苗を買って帰りました。今年の夏は部屋が涼しくなるといいな～(´ー`)ノ。