【コメント】
国道23号沿いのの施設で、経営は両施設とも同じです。温泉井戸も同じR-8号源泉ですが料金が異なります(再訪2ではこのクアハウスが7号源泉混合となった為に同じお湯ではなくなりましたが、再訪3ではまた同じに戻りましたが再訪5で再度混合泉になりました)。さて、20時半からの滞在で評価しました。
駐車場はオートレストランの駐車場奥にゲートが設置され、奥に専用スペースを取っていますが、オートレストランの駐車場からも出入りは可能です。施設は夜だと派手にライトアップされていますので迷うことはありません。
入口を入ると右にレストラン・左手にフロントがあり、正面には地元で採れた野菜が販売されるコーナーがあります。結構ナイターゴルフを楽しんでいた方が雑談しており人数も多いです。しかも結構香水やポマードの香りがきつい方々が多めです。如何にも生活に余裕のある方々ですな~。
受付で女性スタッフに日帰り入浴を申し込むと「なにか割引券はお持ちですか?」と確認されました。横にJAFの掲示がありましたので会員証を提出、700円の支払いとなりました。(再訪5ではJAF割がなくなりました)
料金を払いタオル大小とロッカーキーを受け取りますが、周囲はゴルフウェアをお召しになられている方々が結構居る為に場違いな印象になってしまいます。フロント横にはゴルフコンペ用のトロフィーなどがある売店も併設されており、ゴルフ場らしさがしっかり感じられますが、この施設は乗馬場やテニス場も併設しています。
そのまま左手へ進むとコインレスの下駄箱があるのですが、利用者の靴は脱ぎっぱなしになっておりあまり下駄箱を利用されてないようです。奥には自販機と休憩エリアが設置されており、整体も出店しています。さすがにオートレストランのような雰囲気とはぜんぜん違いますね。
脱衣所は大きなロッカーでハンガーも1つあるのですが、残念ながらズボンも上着も下が擦ってしまいますのでシワになります。また大人の身勝手なのか、使われたタオルが点々と放置されています。もちろん回収BOXはあるのですが、客層があまりよろしくない上に管理もあまりされていないということでしょう。(再訪4では回収BOXがしっかりと機能していました)
それはさておき脱衣の後さっそく浴場に向かうのですが、脱
衣所入口の壁と浴場手前には温泉分析表が掲示されています。ただ分析は昭和の物を掲示
しているのでちょっといただけません(再訪では更新されています)
浴場はドーム型の少々くたびれた建物を男女半分に分け、
半円の中に洗い場・掛け湯の壺がどんと置いてあり、バイブ
ラーバスや滝が設置された全身浴・打たせ湯・圧注湯・渦湯・
壺湯・歩行湯・サウナ・スチームサウナと各種湯船が揃い、
飲泉所も設置されています。
出入口近くの洗い場は仕切無しで、シャワーや鏡等の快適装備は揃っていますが、シャワーやカランを使っていると少し古い装備であることは隠せません。また座る場所によってソープ類が変わりますのでこだわる方は注意しましょう
(再訪2ではお茶ソープに統一されましたが、再訪3では同じメーカーながらお茶ソープではなくなりました)。
早速体を洗い、浴場奥へと移動します。湯船全体としては全身浴以外は小さいのですが、客が少ないのでゆったり利用できます
(再訪時はそれなりに混み合っていました)。
湯船のお湯は薄い茶色で透明で本当に微かな苦味を感じ、匂いは弱いながら甘い匂いと岩石臭が入り交じっています。お湯の利用状況は10%~15%の加水によって温度調整されており、全湯船掛け流し・塩素消毒・未加温での利用となっています。
再訪1では圧注湯・渦湯についてはお湯の濁り方がほかの湯船とは異なり、明らかに装置によって劣化しているのがわかります。ちょっと怖くてその2つは浸かることなく、その場で身震いしてしまいました(*_*)。でも再訪2では一番風呂のためか問題ありませんでした。
また浴場内に飲泉所は2ヶ所あり、それぞれコップが置いてあります。手ですくおうとするとちょっと熱い・・・香りは湯船で感じない硫黄臭を微かに感じます。一部のおじさんたちは大きな容器にお湯を入れて持ち帰りの準備をしておりました。(再訪2では飲泉所のお湯は水道水となりましたが、再訪3で温泉水が復活しました)
ただ湯船が多いためか、お湯がフローする量は隣の
オートレストラン長島より少ない感じです。またお湯は全体的にぬるめに統一されており、熱いお湯が好きな人には物足りないお湯かもしれません(加水の量が夏で多いのかも・・・)
(再訪1では41℃程と感じました)。
それでも東海圏ではかなり高温で湯量が豊富な温泉地、下手な山奥の温泉郷よりしっかりと温泉を堪能できて、名古屋からも近いのはうれしいですね。
湯上がりは脱衣所前の休憩エリアでTVや漫画・新聞や雑誌を読みながゆったりすごすことが出来ます。国道沿いにこんな休憩エリアがあるなんて長距離走行される方にはとても良い施設じゃないですか。
湯上り感は肌が少し張った感じを受けます。夏のためかポカポカ感は感じますが、鈍く感じで匂いはほとんど残りません(再訪1でも同じ状況でした)。効果の持続力は弱いポカポカ感で2時間、肌の張りは翌日の昼前までは温泉の効果を感じました。季節を問わず冬でも夏でも行ける温泉だと思いますが、但しマナーを持って行きましょうね、ゴルファーさん!(´c ` )。
【再訪1】
気温23℃で雨の中、午前11時より入泉しました。1回目の評価に文章を書き足し、写真を追加いたしました。評価につきましては施設面で雑誌や漫画が休憩エリアに置かれた点を評価して★3つ→★4つへ変更です。ただ一部湯船で濁りを見てしまったので、お湯の評価を★4つから3つへ変更します。
【再訪2】
気温5℃で良い天気の中、2年半ぶりの再訪です。温泉分析表が更新され、R-7号源泉とR-8号源泉の混合となりました。また環境省の「温泉の飲用利用基準」に基づく指導により、飲泉を昨年12月よりしばらく止めるとの張り紙がありました。原因は貯水槽の位置が地上式でないとクリアできないが、この施設は地下式であるとの理由・・・そんな基準があったんだ(^^ゞ。
情報を更新し、初期の評価を手直しいたします。
【再訪3】
約2年ぶりに再訪し、状況を確認しました。まず温泉分析表が変更されて源泉のみの分析表に・・・、珍しく温泉分析表が退化しました。また狸の飲泉所が復活し、飲泉可能な状態となりました。
情報を更新し、初期の評価を手直しいたします。
【再訪4】
気温15℃で曇りの天気の中、3年ぶりの再訪にて状況を確認いたしました。施設やサービスは大きく変わっておらず、小さい変化はボディソープが2種類に増えて、飲泉所の硫黄臭が少し強く感じられました。相変わらず良いお湯ですなぁ。再訪1でお湯を★3つに落としていましたが、★4つに返り咲き致します。
【再訪5】
約7年半ぶりの再訪にて状況を確認致しました。変更点は以下の通り。
・温泉分析表が更新され2019年(R1年)の分析になりました。また7号・8号泉の混合に戻っていました。しかしながら別表のみで、分析内容の掲示はされていませんでした。よって温泉分析の資料は過去の分析を参考にするしかありません。
・入泉料が900円⇒950円に変更され、各種割引が無くなりました。
・脱衣所が少しリフォームされて、開放感が出ました。
相変わらず良いお湯なのですが、情報が完全に提供されなかったり、過去に戻ってしまったりするのはこの施設の変なところでもあります・・・。