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箱根湯本温泉(湯本123号・126号混合)(はこねゆもとおんせん)

【箱根の湯】




【住所】  神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋100-1
【電話】  0460-85-8080
【料金】  1000円

【泉種】
  弱アルカリ性
ナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩温泉
       pH8.07 61.6℃ 150L/分 2.68g/kg H16分析

【備品】  リンスinシャンプー・ボディソープ・ドライヤー
【営業】  10時〜22時 不定休
【記録】  2009/06/15

【評価】

施設 ★★★
お湯 ★★★★
湯上感 ★★★★
料金
総合 ★★★★


【コメント】

 気温21度で曇りの天気の中、夕方に入泉です。昨日は妹の結婚式ということもあり、今までの思い出と疲れをとる為に利用させていただきました。旧東海道沿いから少し入ったところにある温泉施設で、この辺りでは数少ない日帰り入浴を専門にした施設となっています。

 施設の周囲には舗装された駐車場があり、月曜日夕方なれど既に車が7割方埋まっています。さすが観光地の箱根といったところでしょうか。早速車を止めて施設へ向かいます。

 施設内部は正面に下駄箱・左手に入泉券購入用自販機その横にフロントが設置されており、その横には服やビールなどが販売されているコーナーがあります。下駄箱はコインレスの鍵付となっており、その鍵はフロントに提出することになりますのでしっかり鍵を掛けましょう。

 フロント横の券売機で入泉券を購入し、フロントにて先程の下駄箱キーと一緒に提出すると脱衣所のロッカーキーを出してくれます。横ではご年配の女性スタッフが「ごゆっくり〜」と脱衣所に案内してくれますが、脱衣所は通路反対側に見えていますので迷いません。

 脱衣所の暖簾は右が女性・左が男性となっており、周囲には飲み物の自販機が数台設置されています。またフロントのほうを振り返ると、マッサージコーナーが奥に設置されていたことも確認できました。

 脱衣所内は鍵付きロッカーと2つの洗面台で構成されており、壁にはしっかりと温泉分析表や掲載された雑誌などが掲示されています。また壁には鏡が無いものの、ドライヤーが幾つか設置されていましたので混雑時にはドライヤーで並ぶことがなさそうです。

 ロッカーは普通のサイズのみで、大きなサイズはありません。もらった鍵の番号で己のロッカーを探し脱衣を始めるのですが、意外と駐車場程の混雑は感じられませんでした。また脱衣所は比較的綺麗に管理されていますので、気持ちよく利用できました(´ー`)ノ。

 浴場は脱衣所から一旦外に出て、別のドアから入るスタイルになっています。別棟内部は右に洗い場・左手に内湯が設置されており、奥外には広い露天風呂が設置されています。

 洗い場は仕切りが無いタイプですが、鏡やシャワーなど快適装備は一通り整っています。さすがに競争の激しい箱根では手が抜けない部分なのかもしれませんが、出来れば桶や椅子も木にして頂いたほうが雰囲気が出るというものです。

 さっと体を洗い、後ろに設置されている内湯に浸かります。内湯は側面に窓が設置されており、山の涼しい風が入ってきます。湯温は41℃程に設定されており、側面からお湯が投入されてフローしたお湯は外に流れ出しています。

 お湯は無色透明・弱い鉱石臭に微かな苦味を感じるお湯で、見た目のインパクトは殆どありません。またお湯の利用状況は加水・加温・循環・塩素消毒となっていますが、湯量が豊富な為に湯船からは常にお湯が流れ出している状況なので、お湯の状況はさすがに良いものです。

 しばらくお湯の特徴を探しながらお湯に浸かり、殆ど人のいない内湯でゆっくりします。他の利用者は露天風呂でゆっくりされているのが窓から確認できましたので、どうやら露天風呂のほうが人気のようなので、横のドアから外に出ます。

 露天風呂は左手前に掛け湯・左手奥にノーマルな岩風呂・右側面にジェットバス・奥に打たせ湯やバイブラーバスの設置された岩風呂が設置されています。眺望は周囲の壁で殆どありませんが、周囲の木々によって落ち着いた雰囲気があります。

 また露天風呂にはそれぞれの湯船に屋根が設置されていますので、悪天候時でもゆっくり浸かれるのは嬉しい設備です。ただお湯についてはジェットバスなどは個人的には要らないのでしばらく浸かってから内湯に戻らせていただきました。

 湯上りはフロントの通路反対側に設置されている食事処兼休憩室でゆっくりすることが出来ますが、別料金で個室を借りることも出来ます。出来れば新聞や雑誌も欲しいところですが、世の中からの現実逃避をしたい方にはちょうど良いのかもしれません。

 湯上り感は同じ泉質である宮城野温泉と似て弱いポカポカ感と、肌は弱いながらも地肌がしっかり感じられるザラザラ感が感じられますが、効果は大人しいように感じました。体調や加水の比率が異なるのかもしれませんが、温泉の成分量に比例しない感覚は比較していて面白いものです。



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