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底倉温泉(温泉村第52号源泉)
(そこくらおんせん)
【そこくらの湯 つたや】
【住所】
神奈川県足柄下郡箱根町底倉240-1
【電話】
0460-82-2241
【料金】
1050円(2時間)
【泉種】
弱アルカリ性ナトリウムー塩化物温泉
pH7.8
湯温62.7℃
湧出量不明
1.55g/kg
H14分析
【備品】
シャンプー・ボディソープ・ドライヤー
【営業】
10時〜19時 火曜定休
【記録】
2011/08/12
【評価】
施設
★★★
お湯
★★★★
湯上感
★★★★★
料金
-
総合
★★★★
【コメント】
気温26度で曇りの天気の中、実家に帰省する途中に利用しました。下界は32度超えの中、箱根は標高が高いので涼しいのを実感できますね。
この施設は国道1号泉沿いにあり今まで施設の前を幾度も通過してきたのですが、日帰り入浴の陣旗が周囲に数本立っていたので今回初めて利用させて頂きました。なおこの施設前は国道1号と国道138号が分岐する交差点があるために、小田原方面は渋滞が起き易い場所でもあります。
施設前の駐車場に車を止めて、施設入口へと向かう通路を進むべく階段を下りています。なお施設内部まではエレベーターがありませんので、足腰の悪い方は避けたほうが良い施設かもしれません。
建物に入るとコインレスの鍵付き下駄箱が設置されており、壁には「ご入浴・御宿泊は1Fフロントまで」と書かれています。傾斜地ならではの造りですな〜(^^ゞ。早速エレベーターにて1階まで下りていきます。
1階でエレベーターを降りるとすぐ近くに受付があるのですが、その周囲は箱根の写真が掲示されており結構ゴチャゴチャしています。どうやらこの施設は江戸時代からの歴史があるようで、箱根7湯の一つであるこの温泉地を代表する施設なようです。
受付で主人に入泉料を支払いながら説明を受けたのですが、この施設は少し前まで湯治を目的とした施設でやってきたとのこと。現在でこそ2時間コースを造ったが、やはり1日ゆったりしてもらいたいとのことでした。
浴場はさらに1フロア下にあるとのことで、貴重品ロッカーなど説明を受けて階段で下へ下りる道も案内してくれました。貴重品が心配な方も安心な施設ですなぁ(^o^)o。
脱衣所は狭い入口に男女別の大きな暖簾を掛けているために少々圧迫感を感じますが、脱衣所の入口なのでそんなことは気にせず中に入ります。脱衣所内は大人3人も居れば身動きに不自由を感じるようなサイズで、BOXの中に籠が設置されているタイプ。また洗面台も設置されています。
そんな脱衣所のBOX側面には温泉分析表も掲示されており、温泉であることを小さくアピールされています。なおこの温泉地は現在の箱根温泉郷が形成された初期から存在し「箱根七湯」に数えられていました。
浴場は右側に洗い場・左に湯船といったシンプル設計ですが、脱衣所に比べてかなり広く作られています(無駄なスペースもかなりありますが)。脱衣所ももう少し広く作ればいいのに・・・と思ってしまうのは私だけでしょうか。
洗い場は仕切りが無いタイプで鏡やシャワーなどの快適装備はしっかり整っているものの、リンスが設置されていません。そりゃいくら過去が湯治専門施設だったからって、今時リンスinシャンプーぐらいは設置してほしいですな(*_*)。
貸しきり状態で優雅に体を洗い、大人15人が同時にゆったり浸かれそうなサイズの内湯にドップリ浸かります。側面の窓からは光が差し込み、浴場内の照明が点灯されていない状態でも十分明るいのですが、風景は残念ながら塀にさえぎられて何もありません。なお体はこの泉質が気に入ったらしく、気持ちよく感じられました。
お湯は無色透明で鉱石臭に苦味を帯びた鉱石味が感じられ、塩化物温泉ながら塩味はこれと言って感じられません。色や匂いなどで特徴があるお湯ではないのですが、不思議と私の体はこのお湯にずっと浸かっていたいと感じてしまうようです。色々な成分が検出されている温泉なので、塩以外の成分も体には必要ということでしょう。
そんなお湯の利用状況は加水・冬季のみ加温・循環・紫外線消毒を行っているとのこと。湧出量が不明の為に循環の必要がわかりませんが、温度が高い源泉なので加水は仕方ない上に紫外線消毒とは珍しい施設であります。
しばらく内湯で温まった後、一旦服を着て同じフロアながら別の棟にある露天風呂へ向かいます。間違っても裸のまま移動してはいけませんよ〜。なお露天風呂の脱衣所も籠式になっており、洗面台も設置されています。
露天風呂は大人8人浸かれば満員御礼なサイズで、洗い場は設置されていません。初めて浸かる方は必ず内湯で体を洗ってから露天風呂へ行きましょうね(´ー`)ノ。また屋根もしっかり設置されていますので、悪天候時でもゆったり浸かれそうです。
そんな露天風呂は岩風呂風に造られており、お湯の利用状況は内湯と変わりませんが、浸かっている人数の違いからか内湯のほうがお湯は新鮮であるように感じられました。それでもお湯は十分に気持ち良く、いつまでも浸かっていたくなるようなお湯であることは間違えありません。
また露天風呂からの眺望は周囲の木々が塀の上から望むことが出来ますが絶景とはいきません。森林浴程度なら十分に楽しめますので、ゆったり湯に浸かってゆっくりしましょう。
湯上りは受付横のラウンジで新聞など読みながら、ゆったり休むことが出来ます。洒落た感じのラウンジはその時期の渓谷風景を拝むことが出来、露天風呂より楽しむことが出来ます。まぁ露天風呂がこの高さにあったら周りから丸見えでしょうが・・・。
湯上りは肌がしばらく火照った感覚が残りますが、汗は全くといってよいほど出てきません。湯上り感だけはしっかり温泉らしいものが感じられますが、塩化物温泉ながら塩臭さなどの特徴は感じられませんでした。これらの特徴は翌日朝まで継続しながら徐々に効果が無くなっていくのですが、歴史有る温泉は湯上り感がしっかり感じられますね。
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