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ざぶん相模原の湯源泉(ざぶんさがみはらのゆげんせん)

【ゆめみ処おふろの王様 相模原店】




【住所】  神奈川県相模原市大野台3丁目20-19
【電話】  042-730-2680
【料金】  800円(平日700円・会員は70円引き)

【泉種】
  弱アルカリ性ナトリウムー-塩化物・炭酸水素塩温泉
       pH8.15 42.6℃ 350L/分 2.81g/kg H18分析

【備品】  リンスinシャンプー・ボディソープ・ドライヤー(有料)
【営業】  800円(平日700円・会員は70円引き)
【記録】  2010/01/02 【再訪1】 2015/01/01

【評価】

施設 ★★★
お湯 ★★★
湯上感 ★★★
料金
総合 ★★★


【コメント】
 
 気温7℃で良い天気の中、午前中に入泉させていただきました。なおこの施設は周囲に看板が全く出てきませんので、事前にしっかり場所を確認してから向かったほうが良いでしょう。意外と地味な道路沿いにあります。
 
 駐車場は施設横に広くとられているのですが、新年二日目ということでほぼ車は満車状態となっていました。何とか遠い位置に空き駐車場を見つけて、混み合っているであろうと容易に想像できる施設へ向かいます。なお今回の写真は公式HPより一部お借りして、評価帳にさせていただきます。

 施設内は正面にコインレスの鍵付き下駄箱、下駄箱右奥の狭い位置に券売機・その右にフロントが設置されております。早速下駄箱に靴を入れて入泉券を購入、フロントに入泉券を提出して受付を完了します。

 施設内はさらに癒し処やマッサージ処・髪切処・食事処・小さな休憩処が設置されており、温泉以外にも施設が充実しています。商売繁盛しなければ温泉施設も運営できませんし、利用者も充実した施設を望んでいる方が少なからず居るということですね(^^ゞ。

 受付裏手右の階段を2階に上がると脱衣所の暖簾が現れます。2階は完全に脱衣所と浴場のみで構成されていますので、温泉以外の施設は1階に集中して造られた施設となっています。

 脱衣所内は施設の規模から考えれば少し小さく、大小の100円リターン式コインロッカーと洗面台が設置されており、入り口の壁には温泉分析表と利用状況がしっかりと掲示されていました。内部は予想どおりかなりの混み合いで、ロッカーは9割以上利用されていました。

 ここでも何とか空きロッカーを探し出し、混み合っている中で脱衣を行います。そんな中で洗面台は意外と小さい上に、10円有料となっていますのであまり人がいません。それにしてもやはり正月の温泉施設はどこも混み合いますなぁ(*_*)。

 早速脱衣の後浴場へ向かいます。浴場内は右手に洗い場と水風呂・サウナ、左手に白湯利用のイベント湯・ジャグジー・ジェットバス・電気・深湯などの内湯、外には温泉利用の露天風呂が設置されております。

 洗い場は仕切りが無いタイプですが、シャワーや鏡などの快適装備がしっかりと整っていますので不満を感じることはありませんでした。しかしここでもかなり混み合っていますので、精神的にゆっくりと体を洗うことは出来ませんでした。

 内湯は先にも書いたように温泉利用ではなく、イベント湯やジェットバスなどの装備が充実しているために利用者が集中して居りましたのでパスさせていただきました。まぁ今度利用するときは正月を避けることにしましょう。

 露天風呂は源泉掛け流し湯船と温泉利用壷湯と湯船が設置されており、端にはゆっくり休む場所も設置されています。源泉掛け流し湯船には利用者が集中し、横にある歩行湯にまで人が座り込んで浸かっている状況。あぁ都会の温泉とは混み合うとこうなるのかぁ・・・と壷湯などに浸かりながら様子を伺います。

 お湯は41℃前後に設定されており、近くの相模原やまと温泉同様に黒湯利用となっております。個人的には東京や神奈川の都会に多い黒湯に浸かると東海圏から関東圏に戻ってきたな〜と実感してしまいます。

 源泉風呂の黒湯はウーロン茶色の透明タイプなのですが、透明度は10cm位で硫黄臭と岩石臭とは異なる甘い香りと微かな塩素臭・甘味と微かな塩素味を感じられます。ポカポカ感やサッパリ感はそんなに感じられませんでしたが、肌は弱いヌルヌル感が感じられました。

 お湯の利用状況は加水・加温・循環・塩素消毒となっており、加水は湯量の不足を補うためとなっておりました。湯量350L/分はおそらく絞って利用し、加水にて施設に見合った湯量に水増ししていると思います。ちょっと残念ですがベットタウンの大規模温泉施設ではこんなものかも知れません。

 源泉掛け流し風呂がお昼近くになってようやく落ち着いてきたので、ゆったりとはいきませんが体育座りで浸かります。湯温は少し高めの43℃に設定されており、程よい刺激となって体を温めてくれました。

 出来れば足を伸ばしてゆっくり浸かりたかったのですが、きっとそれは平日でなければ叶わぬ事でしょう。ただ源泉掛け流し風呂と他の温泉利用湯船ではそんなに浴感に差がなく、芋洗い状態では源泉掛け流しのありがたみが感じられませんでした(T_T)/。

 湯上りは食事処横の小さな休憩エリアで新聞を読みながらゆったり出来ますが、さすがに休憩エリアに利用者が多すぎて収まることは出来ずに食事処の椅子にてしばらくゆっくりさせていただきました。

 湯上り感はポカポカ感が1時間も経たずに消え、肌は少し張ったような感覚が2時間程で消えていきました。見た目は黒くてインパクトのあるお湯なのですが意外とナチュラルな湯上り感が黒湯の特徴であることをしっかり感じられた温泉でしたよ。


【再訪1】


 5年ぶりの再訪により状況を確認しました。まずは2014年6月に経営母体が変更になり、名称も「ゆめみ処ここち湯 相模原店」から「ゆめみ処おふろの王様 相模原店」に変更されました。また施設・湯船・装備品の変更ありませんが、下記の項目が変更されました。

・入泉料が750円→800円に変更。
・営業時間が10時から営業開始だったのですが、9時からに変更。

 源泉風呂でしばらく浸かっておりましたが、利用者が多いにも関わらず硫黄の香りが微かに感じられました。やはり正月は利用者がめちゃくちゃ多いです。



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