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瀬谷目黒の湯源泉(せやめぐろのゆげんせん)

【ゆめみ処おふろの王様 瀬谷店】




【住所】  神奈川県横浜市瀬谷区目黒町24-6
【電話】  045-924-1126
【料金】  900円(平日700円・会員は70円引き)

【泉種】
  弱アルカリ性ナトリウム-炭酸水素塩温泉
       pH8.4 42.6℃ 355L/分 2.08g/kg H18分析

【備品】  リンスinシャンプー・ボディソープ・ドライヤー(有料)
【営業】  10時〜翌1時 年中無休
【記録】  2012/01/02 【情報1】 2015/01/01

【評価】

施設 ★★★
お湯 ★★★★
湯上感 ★★★
料金
総合 ★★★


【コメント】
 
 実家より愛知県に戻る途中、国道246号に看板があり立寄ってみた温泉施設。姉妹店ではゆめみ処ここち湯 相模原店があり、やはり2年前の同じ日に評価させて頂いておりました。それでは気温7℃ですっかり暗くなった夜の利用にて、評価を書かせて頂きます。

 なお街中温泉でスーパー銭湯、且つ正月休み中ということで激混みな環境になりましたので、写真の一部は公式HPのものを流用させていただきました。

 国道246号から少し入った場所にあるのですが、駐車場は既に順番待ちという状況。思わず車の中で「何じゃこの施設?」と声を出してしまいました。

 そんな駐車場は誘導員が案内してくれるのですが、エリアごとにまとめて空いている場所へ誘導していく方式の為、車が出てきたからといってすぐに誘導されることはありませんでした。この方式は道に渋滞が起きるから避けたほうが良いですね(とにかく1台ずつ空いた場所に案内するほうがこの場合ベストと思われます)。

 施設内は玄関にいきなりメロンパン屋が出張販売にて陣取っており、その奥に100円リターン式下駄箱があります。早速下駄箱に靴を入れて、奥の2台ある券売機にて入泉券を購入します。今の施設はどこでも顧客囲い込みの為に会員価格が設定されており、私のように色々な施設へ行きたい人には辛い施設でもあります。

 入泉券を購入後、右側にある受付で女性スタッフに入泉券のみ渡して受付終了。奥へ進むのですが、この施設は各種マッサージ処(癒し処・ほぐし処・耳処)と髪切処・食事処がそれぞれ営業しており、利用者もかなりのもの、かなりゴチャゴチャした感じを受けました。あぁ商売してますなぁ・・・(^^ゞ。

 脱衣所は2階にあるため、中央の階段にて2階へ上がります。脱衣所前には小さな休憩スペースと温泉分析表が掲示されており、自家源泉利用の温泉利用施設であることがアピールされていますが利用状況は掲示されていません。

 脱衣所内はロッカーと洗面台で構成されておりますが、洗面台のドライヤーは10円で3分使える有料タイプ。ロッカー周辺はこれまた凄い人数の利用者がおり、この時期だけかもしれませんが空きロッカーを探すのに少々苦労しました。


 ロッカーは100円リターン式のタイプで、大きさは通常のものなのでこれといって特徴はありません。このあたりは姉妹店の相模原店とほぼ同じ。脱衣の後、浴場へ向かいます。

 浴場は右にサウナ・正面に水風呂・左奥に洗い場・左側から左手前にかけて各種白湯利用の湯船が設置されています。また左外には温泉利用の露天風呂が数種類設置されており、この辺りの典型的な天然温泉利用スーパー銭湯となっています。


 洗い場はさすがに混み合っていましたが、この時は順番待ちをするほどではありませんでした。仕切りが無いタイプで、シャワーや鏡といった快適装備はしっかり整っています。ソープ類もそこまで匂いが気になるものではなかったので、気持ちよく利用させて頂きました。

 内湯は全て白湯なので今回はパスさせて頂き、早速温泉を利用している露天風呂へ向かいます。露天風呂は正面に2つの壷湯・左手に源泉風呂・1つの壷湯・白湯利用の人工炭酸泉・寝湯・休憩処が設置されています。


 お湯は東京から神奈川にかけての地域に多い黒湯が湯船に張られており、暗くても一目で温泉利用の湯船が判ります。早速屋根付きの源泉風呂から浸かり、予想外に良い状態のお湯を楽しみます。

 お湯は40度前後に設定されており、黒く透明ながら透明度は15cm程しかありません。味は殆ど無味ながら微かな鉱石臭と塩素臭、味も匂い同様の感想です。なお循環湯になると途端に塩素臭が強くなるので、ここでも判りやすいお湯となっていますね。


 お湯の利用状況は露天風呂で温泉を利用しており、それぞれの湯船横に循環か掛け流しか判るようになっています。それ以外の情報は特に掲示されていませんでしたが、循環・加熱・未加水・塩素消毒が基本で、掛け流しの湯船だけは塩素消毒のみ行われているように感じられました。

 しばらく各種湯船に浸かった後、源泉風呂に再度浸かりなおします。浸かっていると肌はしっとりとし、肌に鉱石臭のような独特な匂いが移ってきます。正直源泉風呂があるとは思ってもいなかったのでうれしい誤算、都会の温泉もがんばってますなぁ。


 湯上りは1階の休憩エリアでゆっくりすることが出来る筈なのですが、この日は正月2日目、そりゃもう座る場所が無いほどに賑わっています。これから愛知県に戻らないといけないため、早々にこの施設を後にしました。

 湯上り感は肌の張りに炭酸水素塩泉にありがちな清涼感をしっかり感じられ、肌の張りは翌日朝・清涼感については2時間ほど持続しました。それにしても東京から神奈川にかけてのエリアはここ10年、一気に温泉施設が増えましたねぇ。



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