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みかた温泉(みかた中央温泉源泉)(みかたおんせん(みかたちゅうおうおんせんげんせん))

【きららの湯】




【住所】  福井県三方上中郡若狭町中央第1号6番地の1
【電話】  0770-45-1126
【料金】  600円

【泉種】
  弱アルカリ性ナトリウムー塩化物温泉
       pH不明 33.0℃ 190L/分 9.80g/kg H23分析
        旧分析:弱アルカリ性ナトリウム-塩化物強塩温泉 pH7.2 39.0℃ 190L/分 成分量不明 H18分析
        旧分析:弱アルカリ性ナトリウム-塩化物強塩温泉 pH7.8 40.0℃ 190L/分 17.7g/kg H14分析

【備品】  リンスinシャンプー・ボディソープ・ドライヤー
【営業】  10時〜22時
【記 録】 2007/02/11 【再訪1】 2013/11/09

【評価】

施設 ★★★★
お湯 ★★★★
湯上感 ★★★
料金
総合 ★★★★


【コメント】

 3連休の2日目、気温3℃で朝10時より冷たい雨が降る中入泉しました。施設前には営業15分前に到着したのですが、入り口はすでに開いており、中で脱衣所が開くのを待っている方が数名いらっしゃいます。結構人気のある施設のようです(´ー`)ノ。

 尚、和風に造られた建物入り口横には無料の足湯(タオルまである!)があり、施設の近くには温泉スタンドもありますので興味のある方はどうぞ。
(再訪1では足湯は冬季休業になっていました)

 入り口を入ると、木の温もりが感じられる施設であることがすぐにわかります。入り口正面に受付と休憩エリア・左側にコインレスの下駄箱がありますが、普通のサイズしかありませんのでブーツは避けたほうがよさそうです。

 下駄箱横に自動券売機が2台あり入泉券を購入、受付に下駄箱キーと入泉券を提出するスタイルです。受付は気さくなおばちゃんで、少し雑談しながら脱衣所のロッカーキーを受け取りました。

 営業時間は朝10時からなのですが、実際は準備が出来たら入泉出来ます。この日は10分前にはすでに脱衣所へ入れました。脱衣所は2階にあり、階段かエレベーターで上がります。吹き抜けを挟んで左右に男女分かれており、清掃のおばちゃん曰く「映画の千と千尋の神隠しのイメージでこの施設は作られた」と自慢げに教えてくれました。

 脱衣所は2階にあり、階段かエレベーターで移動します。鍵付ロッカーに洗面台・ベビーベットが装備されており、新しい施設だな〜と実感できました
(再訪1ではさすがに使いこまれてきましたが)。しかしロッカーは普通のサイズしかありませんので、上着や荷物を出来るだけ少なくしたほうが良いでしょう。また、意外と混み合うようなので周りの方々に注意が必要です。なお温泉分析表や利用状況表も脱衣所の壁に掲示されていますので、興味のある方はご確認ください。

 浴場に入ると外の天候が悪いためか意外と薄暗く、独特の雰囲気があります。
(再訪1は日没後の利用でしたが、照明が落ち着いた雰囲気に抑えられており、1日を通して薄暗い感じですね)入口右にシャワー・右前に掛け湯・右奥に大きな内湯・左に洗い場・左奥に小さな源泉風呂・正面外に露天風呂という造りです。

 洗い場は仕切りありとなしの2パターンあり、好みによって使い分けが出来ます。装備は鏡やシャワーといった快適装備は整っており、押しボタン式のシャワーも1回につき10秒程お湯を吐き出してくれます。

 内湯は小さな源泉漆風呂と大きな漆風呂の2つで構成されており、両方とも時間制御でお湯が投入されています。投入時は両方の湯船から結構な量のお湯が湯船の外にオーバーフローしており、一瞬この施設は掛け流しかと思ってしまいました。
(再訪1ではほとんどフローしていませんでした)

 大きな漆風呂は大人12人程が浸かれるサイズ。お湯の投入方法は大きな瓶よりお湯が溢れ出すようになっており、見ていて結構楽しいものです。小さな源泉漆風呂は大人6人が浸かれる大きさなのですが、源泉掛け流しではありません。

 お湯は源泉漆風呂で評価します。無色透明でしっかりとした塩味、かすかな潮の香りと弱い塩素臭を感じることが出来ます。
(再訪1では暗くて良く見えなかったのですが、湯の花が少量舞っていました)しばらく浸かっているとしっかりと体が温まり、あまり長湯が出来ないお湯となっています。肌に関しては浸かっているときには、これといって特徴が感じられませんでした。

 お湯の利用状況は循環・加熱・加水・塩素消毒となっており、源泉風呂のみ循環・加温・未加水・塩素消毒となっています。要は加水しているかどうかで分かれているようです。

 露天は意外と施設があり、サウナ・水風呂・足湯・源泉風呂・岩風呂があり、源泉風呂と岩風呂のみが温泉利用で、岩風呂のみが一部に屋根があります。この日は冷たい雨が降っていたので、露天風呂については源泉風呂から加水された湯船にすぐ引っ越して浸かってしまいました。

 お湯の利用状況は内湯に準じており、ここでも循環・加熱・塩素消毒となっております。露天風呂からの景色は壁が高いので良くありませんが、お湯が常時溢れる様子には癒しを感じます。

 湯上りは1階の休憩室でゆっくり出来ます。漫画本やTVも装備され、結構長居してしまいました(≧∇≦)/。強塩泉のお湯ということでベタツキを覚悟していたのですが、まったくべたつかずさらりとした肌になりました。
(再訪1では強塩泉ではなくなりました)

 体もポカポカ感が出るかなと思っていたのですが、意外とおとなしいポカポカ感です。匂いは入泉後そんなに目立たなかったのですが、時間が経つにつれ塩の匂いと塩素が入り混じった香りが体に染み付きます(T_T) 。持続はポカポカ感が2時間、肌のサラサラ感が翌日朝のシャワーまで楽しむことが出来ました。
(再訪1ではポカポカ感が6時間、肌のサラサラ感が翌朝まででした)


【再訪1】


 約6年半ぶりの再訪にて状況を確認いたしました。温泉分析表がH18・H23年に更新されており感想も一部変わりましたので、初期評価を手直しし写真を追加いたしました。温泉の成分及び温度が下降してきているのが気になるところですね。



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