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甲楽城温泉(かぶらきおんせん)

【河野シーサイド温泉 ゆうばえ】




【住所】  福井県南条郡南越前町甲楽城7-31-1
【電話】  0778-48-2388
【料金】  500円

【泉種】
  中性ナトリウム・カルシウムー塩化物温泉
       pH7.4 26.6℃ 59.3L/分 12.18g/kg H16分析

【備品】  リンスinシャンプー・ボディソープ・石鹸・ドライヤー・ブラシ
【営業】  11時〜21時 水曜日定休
【記 録】  2006/12/16 【再訪1】 2012/11/18

【評価】

施設 ★★★★
お湯 ★★
湯上感 ★★
料金 ★★
総合 ★★★


【コメント】

 快晴の天気でAM10時過ぎより、気温10℃の中行って参りました。きっと日本海側で冬にこれだけ天気が良いのは、珍しいのではないでしょうか?。(再訪1では見事に曇り、時々雨。ところにより晴れという日本海側特有の気象条件でした)

 この施設は日本海を観ながら走ることの出来る、国道305号の山側に位置します。施設横の駐車場は広くはありませんが、施設相応のキャパシティを持っています。早速駐車場に車を止め、2階建ての施設へ向かいます。

 施設内部は入り口にコンパクト且つ閑散とした販売コーナー、左手にコインレス及び100円リターン式が混在している下駄箱部屋と正面に受付があり、受付横にはこの施設で一番詳しい温泉分析表が大きく貼られています。

 早速下駄箱に靴を入れ、受付で入泉料を支払うのですが、JAFの会員証提示で100円引きの特典がありますo(^∇^)o。おばちゃんに100円割引の400円を支払って受付完了。なp受付には仕出しのメニュー表も置かれており、地元のものが食す事が可能です。

 一階のゲーム機が並ぶ休憩所を抜けて右手にある階段の逆位置にある脱衣所へ向かいます
(再訪1ではゲーム機が殆どなくなりました)。脱衣所は電気が灯されてないためか薄暗く、浴場の方から漏れてくる光で照らされています。営業してまだ時間が余り経っていないからかな〜(再訪1はしっかり照明は灯されていました)

 脱衣所内は洗面台とロッカーで構成されており、ロッカーはコインレスの大きなタイプと、普通タイプの二種類存在します。また壁には平成3年分析の温泉分析表が貼ってあります・・・て、なぜ入り口にあったH16年の分析表に張り替えないのだろう(ToT)。
(再訪1時はH16年分析に張り替えてありましたが、内容的に不足のあるものでした)

 ささっと脱衣の後、浴場へ向かいます。浴場は正面窓際に内湯、残りの3辺が洗い場というシンプルな造りで、窓越しに日本海が見えます。越前温泉程ではありませんが、オーシャンビューはいいですね〜o(^∇^)o。

 また左側の奥にはコンパクトながらサウナと水風呂も設置されておりますので、サウナが好きな方の需要も満たしてくれます。浴場としての空間は施設規模を考えれば大きく造られており、側面のガラス窓が開放感を提供してくれています。

 洗い場は仕切がないタイプで、鏡やシャワー等快適装備は一通り整っています。シャワーやカランの流水量も申し分ありませんが、ケチを付けるのであれば無難すぎて特徴が無いということでしょうか(^^ゞ。

 さっと体を洗い、唯一の内湯へ身を沈めます。湯船は左端に打たせ湯・中央にジェットバス・右側に浅瀬とジェットバス設置の寝湯が設置されています。側面は窓になっているのですが、窓外の植栽によって海は半分しか見えませんでした。
(再訪1ではこの植栽帯が無くなりフイルムが窓下に貼られていましたが、それでも以前より海がすぐ近くまで見えるようになりました。)

 先に書いた打たせ湯等の装備は、全て1つの大きな湯船に設置されています。よって打たせ湯を利用するときは、周囲に人がいないことを確認して利用しないと大迷惑になりますので気をつけましょう。

 そんな湯船は何人浸かると満員御礼なのか判らないほど大きく、施設の規模を考えても夏の海水浴シーズン以外はオーバースペックであることは明らかです。お湯は40℃程に設定されており、無色透明で柔らかい塩味と弱い塩素臭と微かな潮の香りが感じられます。

 しばらくお湯に浸かっていると、やんわりと体が表面から温まってくるのが判ります。あぁ一応塩化物泉の特徴が感じられるなぁ、などと考えながら半身浴に切り替えたりしつつ20分ほどゆったり浸かることが出来ました。

 お湯の利用状況は加水・加温・循環濾過・塩素消毒とのこと。加水されているために塩味が柔らかいのかも・・・。できればもう少し規模を小さくして、加水しなくても良いような施設であれば、もう少し温泉好きに人気が高まるかも知れません。

 内湯にゆっくり浸かった後にサウナと水風呂を確認しますが、サウナ・水風呂とも温泉利用湯船に比べてかなりコンパクトに作られています。水風呂はなぜかジャグジーの装備が設置されていますが、稼動していませんので単なる水風呂となっています。

 一通り施設を確認して洗い場と湯船の間に設置されているベンチに座り、窓越しの日本海を眺めることにします。この日は珍しく快晴で海も穏やかなのは判りますが、植栽によって海岸近くは見ることが出来ません
(再訪1では先にも記した通り、植栽が無くなり視界が広がりました。これで良い天気であれば夕日も綺麗に眺めることが出来そうですね。)

 湯上がりは1階の休憩エリアと、2階の休憩エリアが設置されており、2階では横になることも可能です。
(再訪1では1階の休憩エリアを利用しました。窓には景色が解説されており、どの方向に何が見えるのかが表示されておりました)

 湯上り感は予想外に塩化物の効果があまり感じられず、弱く体が温まっている程度。肌は弱いながらしっとりと感じられますが、この湯上り感の持続力は当日夕方まででした。
(再訪1でも湯上り感の変化はありませんでした)

【再訪1】


 越前かにまつりにて、蟹を堪能した後に再訪させて頂きました。約6年ぶりの再訪にて変更点を確認いたしましたが、変更点は4箇所でした。

 1箇所目は湯船から海が見えるように植栽が無くなり、外から見えないようにフィルムが張られていました。これにより湯船からの展望が良くなり、景色が眺められるようになりました。

 2箇所目は洗い場の椅子や桶が水色から白色に変更されており、浴場内部の配色が明るくなりました。

 3箇所目は1階休憩エリアがガラス窓に対して右向きに座るレイアウトから、ガラス窓に対して正面に座るようになりました。

 4箇所目は営業時間が10時〜だったのですが、11時〜の営業に変わっていました。

 初期評価を手直しし、写真を入替及び追加致します。



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