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越前温泉(越前2号(厨)源泉)(えちぜんおんせん(えちぜん2ごう(くりや)げんせん))

【越前温泉露天風呂 漁火】




【住所】  福井県丹生郡越前町厨71-335-1
【電話】  0778-37-2360
【料金】  510円

【泉種】
  弱アルカリ性ナトリウムー塩化物温泉
       pH8.2 40.1℃ 231L/分 11.0g/kg H26分析
        ※旧分析 弱アルカリ性ナトリウムー炭酸水素塩・硫酸塩温泉 pH不明 39.3℃ 湧出量不明 1.36g/kg H17分析
        ※旧分析 弱アルカリ性ナトリウムー炭酸水素塩・硫酸塩温泉 pH8.23 40.3℃ 318L/分 0.93g/kg H5分析


【備品】  リンスinシャンプー・ボディソープ・ドライヤー
【営業】  10時〜22時 (平日は11時〜22時) 火曜日定休(夏休み期間は無休)
【記 録】 2006/10/15 【再訪1】 2017/12/23

【評価】

施設 ★★★★★
お湯 ★★
湯上感 ★★★
料金 ★★
総合 ★★★★


【コメント】

 真っ青に晴れ渡った日曜日の午前中、営業開始と同時に行って参りました。近くではスキューバダイビングのスポットが点在しているため、ウエットスーツ姿の方々が多数いらっしゃいました。施設正面には「越前がにミュージアム」があり、冬には観光客が結構いたような・・・。施設前の駐車場に車を止めて、施設へ向かいます。(再訪1では建物入り口に屋根が設置され、雨の日でも利用しやすくなりました。)

 施設内部は複合施設となっており、プールと温泉・物産市と食事処で構成されています。正面の入り口を入ると左側にコインレスの下駄箱、正面に円柱の魚が結構居る水槽、その横に総合カウンター・右側に券売機があります。結構空間が広いので全てに余裕がありますね。
(再訪1では靴の脱ぐ位置が変更され、円柱の水槽後ろに温泉及びプールの入り口が設置され、右側に下駄箱と券売機・左側にプールの受付があり、温泉は2階に上がってくださいと案内されました)

 券売機で入泉券を購入し、そのまま正面突き当たり奥の階段を上がりましょう。そうすると温泉の受付が現れ、そこで握りしめていた入泉券をようやく手放すことが出来ます。この日は向かって左側が男湯でした。
(再訪1は右側でした)

 脱衣所は天窓があるため明るく、清潔感がある脱衣所でした。なおここのロッカーは皆標準サイズで100円リターン式、100円玉を用意しましょう。ここでさっと脱衣し浴場に突入です。今回は掲示されている成分表を未確認で入ってみます。

 中は意外と奥行きが無く、横に広い空間です。が!窓をみて思わず「
すげぇ!」日本海が一望できます。それは後で堪能するとして掛け湯後洗い場へ移ります。洗い場は仕切有りのタイプでソープ類やシャワー・鏡などの快適装備は揃っており、どこにでもあるタイプです。ここで洗っていると次から次へとお客様が入ってきます。やはり人気があるのですねぇ。

 内風呂は高温サウナと水風呂、大小の湯舟とジャグジーバスがあり、湯舟からはガラス越しに穏やかな日本海が望めます。温度は40.5度ぐらいで良い湯加減です。
(再訪1では右側の浴場にジャグジーはなく、四角いメインの内湯にサウナ・水風呂、外に2つに分けられた露天風呂の構成でした)

 お湯は見た目無色透明、微苦味塩素臭です(ToT)。岩石臭もほとんど無く、風景が良いだけに無念です。ここで泉種を考えたのですが、私の出した答えは「弱アルカリ性ナトリウム−炭酸水素塩温泉」でした。実際はさらに硫酸塩も入っていましたが、こういう遊び方も温泉では出来ますね(^^ゞ。

 
(再訪1では泉質がナトリウム-塩化物温泉に変わり、成分量も約10倍に増えました。しかしながら殆ど匂い・味共に特徴はありませんでした。本当に成分量が増えたのか疑問でなりません)

 お湯の苦味は硫酸塩の影響だったのか〜Σ( ̄ロ ̄lll)修行が足りないですね。なお微かにヌルッとするお湯の利用状況は、加熱・循環・塩素消毒で加水の有無は表示が無く不明です。
(再訪1では公式HPに明記されており、加温・循環・未加水・消毒ありとなっています。循環時にろ過装置にて成分もロストしているのでは?と思えて仕方ありません)

 さて、露天風呂に移ります。露天風呂も中の造り同様横に細長く造られています。目の前は海!下を見れば波消しブロック!凄いけど海が荒れたら・・・やはり演歌を歌わなければダメですか?(≧ω≦)/。しかし冬の吹雪いているときはちと辛いかもしれません。

 少し肌寒いそよ風が長風呂をさせてくれます。肌はだんだんさらりとするのではなく、余計なものが何もなくなっって肌のザラザラ感が感じられます。普段サラサラ・スベスベ系の温泉に入っているとこのような肌触りは新鮮に感じます。

 暫く内湯と露天風呂を行き来しながら、天候の良い夕暮れ時も素晴らしい風景なんだろうな〜と考えておりました。

 湯上がりは同じ2階ながら温泉番台の反対側奥にある和室の無料休憩室でゆっくりすることができます。しかしながら周囲の和室は時間貸しタイプなので、部屋を間違えないように注意しましょう。

 湯上り感は肌がきめの細かい肌地のザラザラ感を6時間ほど感じることが出来、体がポカポカになることもスッととすることもありません。意外と季節を選ばない温泉と思われます。ただ疲れはしっかりと出てしまうようで、しっかり体力を回復させてから帰宅の途につきましょう。

 なお脱衣所の壁に掛かっている青色の分析表はH5年でその横に小さく貼ってあるラミネート加工された紙がH17年分析のもの。10年で泉種が塩化物泉から硫酸塩泉に変わっています(≧ω≦)/。やはりこまめな分析は必要ですよ〜 他の温泉施設様!!(再訪1でさらにH26年分析に変更されていました)

 外の駐車場ではこの日朝市が行われており、あんこう鍋が無料で振る舞われておりました。潮の香りがする鍋料理で非常においしかった〜o(^∇^)o


【再訪1】


 約11年ぶりの再訪にて状況を確認いたしました。周辺の景色も施設も大きく変更はありませんが、入口に屋根が設置されたり、内部の一部レイアウトが変わっておりました。また入泉料が500円から510円に変更・温泉分析表が更新され、成分がかなり濃くなったことを確認しました。



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