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草津温泉(湯畑源泉)(くさつおんせん)

【中村屋】






【住所】  群馬県吾妻郡草津町草津98
【電話】  0279-88-2209
【料金】  525円

【泉種】
  酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉(硫化水素型)
       pH2.0 53.9℃ 湧出量不明 1.74g/kg H15分析

【備品】  リンスinシャンプー・ボディソープ・ドライヤー・ブラシ・剃刀
【営業】  11時〜15時 (宿泊客は24時間利用可)
【記録】  2006/11/11〜12

【評価】

施設 ★★★
お湯 ★★★★
湯上感 ★★★
料金
総合 ★★★★


【コメント】

 日本3名泉の一つ、草津温泉に大学の同期と行って参りました(近くに下呂温泉があるというのに・・・)。なお普段はハシゴ厳禁にしておりますが、今回宿泊ということで、解除しました(≧ω≦)/。

 1日目は気温5℃の曇り、2日目は気温0℃で雪の中の評価です。また草津の文化でで、源泉の異なる共同湯「白旗の湯」「煮川の湯」と「千代の湯」も入泉しましたので、評価は不正確です。

 湯畑から非常に近く町営湯畑駐車場横の位置にある「中村屋」、宿の施設なのですが日帰り入浴にも対応しており、共同湯が熱くて入れない方にはオススメです。

 今回は宿泊ですのでフロントにて受付などは友人にお任せ♪。券売機などはなく、日帰り利用はフロントでお金を支払うタイプと思われます。

 ここの入浴施設は地下1階にあります。フロント奥のエレベーターで下りると細い廊下があり、手前から貸し切り専用座敷檜風呂(宿泊者でも有料(ToT))、女子、男子となっています。廊下の壁には古めの簡単な分析表が貼ってありますが、肝心な泉種が書いてありません・・・ダメじゃん。

 脱衣所は電気が消えており、己で点灯するタイプ。まぁ豪華でない宿なので省エネです。設備はザル篭のみでロッカーはありません。さすがに宿泊施設が日帰りを受け入れていてもこんなものでしょう。カミソリなどは揃っていますので不満はありません。

 浴室はそんな大きくありませんが湯が掛け流され、硫黄臭と酸っぱい香りが漂っています。洗い場は仕切のないタイプで4つあるのですが、1ヶ所はシャワーが付け根から腐って取れており、他の所も金属部分は全て黒く腐食しています。原因は草津の湯の強酸性に限りなく近いお湯にあり、施設を蝕んでいます。
その強い酸性のおかげで石鹸は基本的に不要、掛け湯をして湯舟に入ります。

 お湯は無色透明で白い湯ノ花が浴槽に舞っています。硫黄臭とレモンの味に似た酸っぱい味がします。pH2.0はレモンと同じ酸性です(参考に洗剤のサンポールでpH1、酢でpH3です)。東海エリアには少ない酸性泉、とくと味わいます。

 湯温は予想で41℃、未加水・未加温・未消毒で非常に贅沢なお湯の使われ方をしています。入泉していると徐々に肌の油が無くなっていくのがわかります。あぁ溶かされている〜(≧ω≦)/ さすがは名泉、世界のKUSATU お湯と肌の相性が合えば最高です。


 湯上がりは体がポカポカとしております。浴衣で風が強い気温5℃の外を出歩いても、しばらくは体が冷えません。肌はザラザラの鮫肌状態・・・入りすぎたか?やはり草津の湯は3分をめどにした方が良さそうです。なお肌の状態が元に戻るのに3日はかかりました。

 チェックアウト時、宿の人に温泉の泉種を確認してみたのですが、「酸性泉」としか回答がありませんでした(ToT)。消毒薬のマキロンは買ったことが無い(温泉が消毒液代わり)とか、草津に眼科の病院は無い(草津温泉は眼病に効くらしい)とか話が好きな良い女将なのに温泉の内訳には疎いようです(>_<) 宿としては普通に利用できました。




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