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飛騨にゅうかわ温泉(ひだにゅうかわおんせん)

【宿儺の湯 ジョイフル朴の木】




【住所】  岐阜県高山市丹生川町久手446-1
【電話】  0577-79-2109
【料金】  600円

【泉種】  中性含硫黄ーナトリウムー炭酸水素塩温泉
       pH7.11 27.6℃ 10L/分(動力) 1.66g/kg H8分析

【備品】  リンスinシャンプー・ボディソープ・ドライヤー
【営業】  10時30分〜18時 水曜定休(季節によって変更有り)
【記録】  2006/11/18

【評価】

施設 ★★★
お湯 ★★★
湯上感 ★★★★
料金
総合 ★★★


【コメント】

 ほおのき平スキー場が営業する前に行っておきたかったこの温泉施設に行って参りました。午前11時で気温5℃の晴れの中、スキー場は2日前に降った雪が溶けずに残っている中での評価です。近くには平湯温泉があり、あまり目立たない存在になってしまっているような・・・(ToT)。

 スキー場の駐車場横にあるのですが、建物前まで行かないと温泉があるというのはわかりません。本来は宿なのですが日帰り入浴に対応しています。

 入り口を入ると右側に鍵ナシ下駄箱と券売機、その横にフロントがあります。フロントには男性の従業員が一人いるのみで客は誰もいません。「平和だな〜」と思わず言葉に出していまいました(>_<)。

 券売機で入泉券を購入し、フロントに券を提出すると「男性は2階に上がって下さい」との言葉をいただきます。この施設、男性は2階・女性は3階に浴場があるのです。なお休憩エリアは2階にとても広い和室があります。

 フロント横のエレベーターで2階に移動します。2階は右手前に脱衣所・左手に談話コーナーが設置されています。さっそく脱衣所に向うと暖簾奥にドアがあり、その横に成分表が貼ってあります。

 脱衣所はザル篭が基本ですが、大小それぞれの100円リターン式ロッカーもあります。ここでも貸し切りの状況です。何か贅沢というのか不安というのか・・・スキー場が営業したらこんな事はまず無いんだろうな〜(-_-;)。

 浴場に入ると左手に掛け湯とサウナ&水風呂、その奥に湯船・正面奥に露天風呂・右手に洗い場があります。洗い場は仕切有りのタイプと無いタイプの2パターンがあり、装備は変わりませんし不満もありません。

 さっと洗い、内湯に向かいます。浴槽は2つあり、サウナ横の小さなモノは水道水の冷水、10畳ほどの広さがある方が温泉です。内湯は40℃あるか無いかで、少し温めで長湯が可能です。

 お湯は無色透明、硫黄臭・硫化水素臭・岩石臭がそれぞれ微かに感じます。味も匂いと同じ感じを受けます。塩素臭はほとんど感じませんでしたが、味は間違いなくわかります。

 湯の利用状況は循環・加熱・未加水・塩素消毒となっており、加水されていないだけマシという状況です。まぁ毎分10Lでこれだけの施設を賄うのは無理ですな〜(>_<)。

 露天風呂はスキー場のゲレンデが良く見えますが、ゲレンデの方からも男湯の露天風呂も見えてしまいそうです。冬のゲレンデからの状況を知っていらっしゃる方はご一報下さい。

 3階の女性風呂は下から見る限りガラス張りになっている様子。ゆっくり41℃位のお湯に浸かります・・・が、この日横の建物が営業前の準備か、職人さんが2階の露天風呂と同じ高さで作業されております。落ち着かないっすよ〜(ToT)。

 湯上がりは休憩エリアでゆっくり休めます。体は良く温まるので、薄着で新聞読みながらしばらくゴロゴロしておりました。肌は微かにざらつく感じで、肌の上にもう1層パリッとした皮膚が出来た感じになります。なおこの効果は翌日朝のシャワーまで続きました。

 帰りの車の中では自身がかなり硫黄臭い状態であることに気づきました。車の中もかなり硫黄臭くなってしまい、翌日車に乗っても硫黄臭が・・・。湯舟ではそんな気にならなかった硫黄臭が、後からこんなにするとは!硫黄泉、ある意味危険なお湯ですなぁ。



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