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平湯温泉(ひらゆの森源泉)(ひらゆおんせん(ひらゆのもりげんせん))

【ひらゆの森】




【住所】  岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯763-1
【電話】  0578-9-3338
【料金】  500円

【泉種】  含硫黄ーナトリウム・カルシウムー炭酸水素塩・塩化物温泉(硫化水素型)
       pH6.5 64.3℃ 600L/分 1.84g/kg H16分析
      旧分析:中性含硫黄-ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩・塩化物泉
              pH6.81 65.2℃ 373L/分 1.48g/kg H10分析


【備品】  リンスinシャンプー・ボディソープ・ドライヤー
【営業】  10時〜21時 無休
【記録】  2006/09/23

【評価】

施設 ★★★★
お湯 ★★★★★
湯上感 ★★★★
料金 ★★
総合 ★★★★★


【コメント】

 昨日評価した「コロナの湯中川」の塩素によって肌が張った状態を何とかしたいと、名泉と言われる温泉に行ってきました。気温13℃で晴れの天気の中17時からの利用です。さすがに標高が高いので温度が低いですね。なお冬は車であればスタットレスは絶対です。なおこの施設は宿泊も可能ですが、貸し切り風呂は無いようです・・・。

 駐車場から硫黄の香りが漂います。横には足湯や温泉サンプルが流されているので、そりゃ匂いますよ(≧ω≦)/。

 入り口の中は昔の大富豪民家のような造りになっており、右手にキー無し下駄箱がありますが、規模が大きいのは人気の施設だからでしょうか。正面の券売機で入泉券を購入して、その左側受付の女性従業員に提出します。

 非常に広い古民家をいくつか移設し組み合わせた施設は、廊下でつながっており趣があります。受付から徒歩3分ぐらいでしょうか、休憩エリアを抜けて廊下を歩き脱衣所に向かいます。窓の外は森林の景色がよく見えます。

 脱衣所は篭タイプ・BOXタイプ・100円有料鍵付きの3パターンがあります。結構山登り装備の方が多く、荷物が多いので篭タイプが人気のようです。また壁にはしっかりと温泉分析表が掲示されており、温泉施設であることしっかりアピールしています。

 早速浴場に入ると硫黄の香りがきつくなります。洗い場は仕切無しで固定されたシャワー(宿泊者用の建物は普通のシャワー)があり、ちょっと自由度はありません。またソープ類は設置されているのですが、雰囲気がなく匂いの強いお茶のソープシリーズが置いてありました(>_<)。

 内風呂は大きな湯舟がドンとあるののみ、この大きな内風呂はかなり味を出しており、窓から入ってくる光で青白い色に見えます。おぉレトロ〜!温度も適温40℃位。しばらく下界の生活を忘れることが出来ます(´ー`)ノ。

 露天風呂は複数あり、奥に進むと宿泊者用の洗い場と内風呂にも行けます。しかしこちらはタイル張りであまり情緒豊かではありません(ToT)。お湯の見た目は湯舟によって異なるのですが白い湯ノ花が浮遊しており、微かな青と白の混ざった色で半濁り湯、硫黄臭、硫黄味です。

 お湯の利用状況は温度調整の為加水をしていますが掛け流しで未加温・未消毒となっております。露天風呂横にはボイラーがありますが、カラン及びシャワー用とのこと。湯温が高くて湯量の豊富な施設ならではの利用状況といったところでしょうか。

 湯上りはフロントと脱衣所の中間にある畳敷きの休憩処や食事処と脱衣所の間にある休憩処で、和の雰囲気を味わいながらゆっくり休む事が出来ます。

 湯上がり感は硫黄の香りが自身に付いているのを自覚します。肌はしっとりとして温泉に入ったという満足感を得られますよ。なお香りとしっとり感は翌日朝のシャワーでも残ってしまいますので、後に予定のある方は気を付けましょう。

 平湯温泉を初めて入泉して思ったことは、さすが国民保養温泉地指定です。といいますか周りに有名温泉地がある中で、生き残るためにはレベルの高い温泉施設になるのですねぇ(*^ 0 ^A。なお他の国民保養温泉地は大白川温泉・下島温泉を評価しております。



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