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しろとり温泉(美人の湯しろとり源泉)(しろとりおんせん)

【かみほの湯】※旧 美人の湯しろとり 美粧館




【住所】  岐阜県郡上市白鳥町那留32番地


【電話】  0575-83-0126
【料金】  900円

【泉種】  弱アルカリ性ナトリウムー炭酸水素塩温泉
       pH7.8 45.5℃ 湧出量不明 3.15g/kg H30分析
      
旧分析: 弱アルカリ性ナトリウムー炭酸水素塩温泉 pH8.0 45.3℃ 278L/分 2.93g/kg H20分析


【備品】  リンスinシャンプー・ボディソープ・ドライヤー
【営業】  10時〜21時30分 月曜日定休
【記 録】  2006/08/12 【再訪1】 2010/06/27 【情報1】 2011/12/14
【情報2】 2014/11/17 【再訪2】 2023/08/19


【評価】

施設 ★★★★
お湯 ★★★★
湯上感 ★★★★
料金
総合 ★★★★


【コメント】

 とても天気の良いお盆休み1日目に、営業開始と同時に入泉にて評価させていただきました。駐車場には他県ナンバーの車が既に数台待っており、人気の高さを示しています。ここは昔私に「ヌルヌルしたお湯」を初めて経験させてくれた温泉、ちょっと懐かしいです。

 広い駐車場に車をとめて、かなり立派な施設へ向かいます。施設入口正面には定食メニューが並び、右手に2台の券売機、左手にコインレスの鍵付き下駄箱があり、下駄箱横にフロントがあります。またフロント前には売店もありますので、地元の特産品も購入可能です。
(再訪1では予約制の貸切風呂付個室が売店奥に4部屋設置されました。再訪2では大きく変化し、施設入って正面に受付・左側にコインレスの鍵付き下駄箱・その間に券売機があり右側に1か月単位で契約できるロッカーがあります。売店エリア面積としては1/5程コンパクトになり、受付横に設置されています)

 フロントで入泉券
を提出して(再訪2では下駄箱キーも渡します。この施設は下駄箱キーが館内お財布のICタグつきなので、下駄箱に靴を入れることが必須になります。)受付完了、その奥の階段で下に降ります(エレベーターもあり)。下は正面奥から右にかけて食堂があり、脱衣所は左横の奥にあります。(再訪2では階段を下りるとキッズコーナー・休憩エリアがあり休憩エリアの右手に食事処・左手に脱衣所入口・正面の細い通路奥にリクライニング付き休憩エリアが設置されていました)

 その脱衣所前には立派な飲泉所が設置されており、その左右に貴重品ロッカーと脱衣所の暖簾が設置されています。飲泉所の源泉は生温くて微かな硫黄の味の裏に鉄味が微弱に感じることが出来、触るとヌルヌルとした感触がすぐに感じられます。壁にはアトピーが良くなったという手紙が飾られていましたが、アトビーではないのでよく分かりませんが期待出来そうですね
(再訪1時では脱衣所に手紙は掲示されていました。再訪2では飲泉所が無くなり、貴重品ロッカーは受付の裏手に移動となっています)

 脱衣所は月1回男女が入れ替えられているそうで、内部は大きいロッカーと小さいロッカー・籠・洗面台・ベビーベットで構成されており、ロッカーは両方100円リターン式です。なおスキーシーズンは大混雑して篭を使った覚えがありますので、冬の利用は気をつけましょう。
(再訪2では月1回の男女入替は無くなりました。脱衣所内部はコインレスの鍵付きロッカーになり、ロッカーのサイズも大きくなりました。またドライヤーの設置数も増えており、2カ所に分散して設置されています。)

 また壁にはしっかりと温泉分析表と利用状況が掲示されていますので、興味のある方はぜひ確認して下さい。またベビーベットは若いお父さんの味方となることでしょう。早速脱衣の後、温泉分析表をチェックしてから浴場へ向かいます。
(再訪2では簡易的な温泉分析表と利用状況が記載されております。公式HPには令和3年分析と記載されているのですが、掲示物は平成30年の分析です。)

 浴場に入ると正面に掛け湯、その左奥に洗い場、右手前にサウナ、洗い場より奥に桧湯・右奥に内湯・外に露天風呂が確認できます
(再訪1では内湯以外は左右対称の造りであることを確認。再訪2では檜風呂が無くなり水風呂と季節風呂が設置されていました)

 洗い場は仕切のあるタイプで、その仕切りが大きくて子供が利用しても使いやすいタイプです。シャワーや鏡などの快適装備はしっかり整っている上に、シャワーもプッシュ式ではなくレバー式。スキーシーズンにプッシュ式は筋肉痛が辛く大変助かります。

 さっと体を洗って、大きな窓際の内湯に入ります。お湯は41℃程に設定されており、無色透明
(再訪1では微かに白濁)、苦味・弱い塩素臭で重めの「ヌルヌル」な肌触りを感じます。同じ岐阜県でヌルヌル感が味わえる池田温泉とは質が異なり、私は重めのヌルヌル感であるこの方が好きですね。(再訪2では白濁なし、無色透明でした)

 また今回初めて気が付いたのですが、泡が全身に付くのです。炭酸泉だったっけ?と確認しましたが、温泉分析表ではガス成分は少ないのです。きっと井戸が絶好調?!なのかもしれません
(再訪1及び再訪2では全く泡つきはありませんでした)。しかもそのお湯は湯船の横から結構な勢いで溢れています。(再訪2ではフローはありませんでした)

 大きな内風呂の側面はガラス張りになっており、採光がかなり多くとられていますので閉塞感は全く感じられません。また湯船も大きく取られている上に、利用者も多くありませんので優雅に浸かることが出来ます。

 しばらく大きな内湯で浸かった後に、露天風呂へ向かいます。岩風呂風露天風呂と打たせ湯・寝湯で構成された露天風呂は庭が広く取られておりますので、高い塀によって眺望はありませんが開放感があります。湯船は全て大きな屋根の下に設置されており、悪天候時でもゆったり浸かれる様になっています。
(再訪2では打たせ湯と大きな岩風呂が無くなり、大きな檜樽風呂・信楽焼風呂・炭酸風呂・普通の露天風呂が設置されていました)

 お湯の利用状況は打たせ湯が源泉掛け流し利用で、他の湯船は全て循環・未加水・塩素消毒・冬季加温となっております。この手の施設としては利用状況に特徴はありませんが、お湯の特徴がしっかりしている為にあまり気になりません。
(再訪2では季節風呂と水風呂以外全て温泉利用・循環・加熱・未加水・塩素消毒とのことでした)

 気持ち良く体が温まるのを感じながらしばらくぼけ〜と浸かります。今は長閑だけど冬はスキー客で劇的に混みまくるんだよな・・・。結局1時間近く内湯と露天風呂をローテーションしながらゆっくり浸からせていただきました。

 湯上がりは飲泉所横の談話コーナーか、売店横の休憩用ホールでゆっくり休むことが出来ます。休憩用ホールは薄暗くなっておりますので仮眠にはちょうど良いですね。
(再訪2では飲泉所がなくなりましたので、広いスペースが生まれており、1Fの方がリクライニングシート設置の休憩スペースまであります。2Fの休憩用ホールはトレーニングジムに変化しました)

 湯上り感は炭酸水素塩泉らしからぬポカポカ感が1時間程味わえますし、肌はしっとりとした感覚が3時間ほど持続します。かなりしっとりとした肌触りが感じられるので、施設名の「美粧館」はここからとったのでしょう。高速道路の白鳥ICからもアクセスが容易な温泉施設、近くを通過するなら寄ってみてはいかがでしょうか。


【再訪1】


 気温27℃で曇りの天気の中、お昼から約4年ぶりに利用させていただきました。掲示板にて分析表が更新されているとの情報を頂いておりましたので、H20年度の分析内容を更新しましたが施設面・サービス面ともに変更はありませんでした。

 早速初期評価文を手直しして写真を追加いたしますが、評価には変動はありません。


【情報1】


 掲示板にて「あきう」様より営業時間が10時30分〜21時30分から11時〜21時に変更されていることをご指摘いただきました。HPにて確認が取れましたので、情報を更新いたします。


【情報2】


 掲示板にて「yake」様より営業時間と入泉料の変更情報を頂きましたので、情報を早速反映させて頂きます。営業時間が11時〜の営業が10時30分〜に変更され、入泉料も650円→750円になっておりました。

 貴重な情報ありがとうございました!

【再訪2】


 約13年ぶりの再訪にて状況を確認させて頂きました。まずこの施設の公式HPによると「美人の湯しろとり」は、2020年に一度閉館いたしましたが、2021年3月31日に、「かみほの湯」といたしまして、フィットネスジムを新たに併設し、装いも新たに、新装開店いたしました。とあります。よってコロナ禍で一度閉めてはいたものの、復活した施設となります。

変更点は下記のとおりです。
・施設名が「美人の湯しろとり」⇒「かみほの湯」に変更
・入泉料が750円⇒900円
・営業時間は10時30分〜21時 ⇒ 10時〜21時30分に変更
・定休日が木曜日 ⇒ 月曜日に変更
・施設全体がリフォームされており、雰囲気が変わりました。
・温泉分析表が更新されていました。

変更点が多岐に渡る為、評価文を追加しました。良いお湯・良い施設であることは確かですが、その分利用者も多いのがねぇ・・・。



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