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石徹白峠山温泉(いとしろとうげやまおんせん)

【満天の湯本館】




【住所】  岐阜県郡上市白鳥町石徹白峠山(ウイングヒルズ白鳥リゾート敷地内)
【電話】  0575-86-3487
【料金】  800円

【泉種】  弱アルカリ性ナトリウムー炭酸水素塩温泉
       pH7.5 44℃ 134L/分 7.81g/kg H17分析

【備品】  リンスinシャンプー・ボディソープ・ドライヤー
【営業】  10時〜21時(平日10時〜20時)・年中無休
【記 録】 2006/08/13 【再訪1】 2011/05/15

【評価】

施設 ★★★★
お湯 ★★★
湯上感 ★★★
料金
総合 ★★★


【コメント】

 ウイングヒルズ白鳥リゾートの一部として、平成14年に出来た温泉。冬に来るとスキーヤーやボーダーで混み合いますので、夏のこの時期に評価です。国道から看板どおりにひたすら山道を登ると施設の看板が現れますので迷うことはまず無いと思います。

 この施設は本館と個室露天風呂の2つで構成されており、今回は本館での評価です。なお個室露天風呂は本館と営業時間が同じで、利用料金は50分2500円です。

 駐車場はスキー場の駐車場をそのまま利用しているためにかなり広く、とまっている車の台数があまりにも少なくもったいない位の感じがします。入り口横には入泉税の増税に伴い700円から800円に値上げとなっておりました・・・増税ですか?(ToT)。

 入り口は右手に100円リターン式下駄箱と入れるだけの下駄箱があり、左手に2台の券売機があります。フロントは若いスタッフが揃い、かなり軽めの「いらっしゃいませ〜」・・・あまりスキー場と変わらないような気がする(笑)。券売機に近い方は個室露天風呂専用カウンター・右奥にあるのが本館用カウンターになります。

 入泉券をフロントに出し受付を済ませるのですが、JAFの割引やアルペンカードの割引がありますので、該当する方は入泉券を券売機で買わずにカウンターに向かいましょう。

 右手にお土産コーナー・左手に食事処を兼ねた休憩エリアを過ぎると手前に女・正面奥に男湯の脱衣所があります。通路の壁には温泉分析表もしっかり掲示されているのですが、本物の分析表ではなく、施設オリジナルで造られたもの。利用状況もしっかり書かれていました。

 脱衣所内部は100円リターン式ロッカーと篭の2種類あり、洗面台もしっかり装備されています。ベビーベットなどはありませんでしたが、施設としては綺麗に使われています。お盆の帰省シーズンでお子様が走り回っていましたが、若いっていいな〜としみじみ感じてしまいました。

 早速脱衣の後、ワクワクしながら浴場へ向かいます。浴場内は左にサウナ・左右に洗い場・窓際に内湯の大きな湯船・窓外には露天風呂も眺めることが出来ます。

 洗い場は仕切りがある場所と無い場所の2つ設置されており、シャワーや鏡などの快適装備はしっかりとどちらにも設置されていますので、これといって不満はありません。さすがにこのような大規模スキー場にある温泉施設は、装備面ではしっかりしていますなぁ。

 体をしっかり洗い、内湯の湯船から浸かります。内湯は湯温40℃程に設定されており、大人20人が浸かれるサイズの湯船となっています。大きくて開放感ある側面の窓からは大きな露天風呂が設置されているのが良く判ります。

 お湯は循環・加熱・未加水・塩素消毒でカルシウムの粒がジャリジャリとするのとカルシウム的苦味を感じ、ちょっと沼臭い香りがします。また、塩素臭はほとんどしませんでした。その辺は満足できました。
(再訪1では沼臭い匂いが消えてカルシウムの粒は感じられませんでしたが、カルシウム独特の味は感じました。しかし重曹の味のほうが強いですね)

 しばらくお湯に浸かり、ヌルヌルとした重曹の感触を確かめながら「やはり温泉って気持ちいいなぁ」と改めて感じておりました。これでもう少し利用者が少なければもう少しゆったり出来るのですが、知名度のある施設なので土日は無理ですなぁ。

 露天風呂は内湯よりも広く、岩風呂風に造られています。一部には屋根も設置されており、雨の日でもゆったり浸かることが出来ます。景色は周囲の山並みが湯船に浸かったまま眺めることが出来、冬のシーズンにはスキー場で滑る方々も眺めながら浸かることが出来ます。

 なお不思議なことに内風呂は白の濁り湯で、露天は無色透明なお湯となっておりました
(再訪1では内湯でも透明なお湯になっていました)。同じ温泉の筈なのに・・・パンフレットなど見ると内湯は透明なお湯なのですがねぇ。きっと今日はカルシウムが多く出てただけかもしれませんね。

 また露天風呂は非常に清掃がずさんで毛や葉っぱが端に多数浮いています。風景がいいのに幻滅じゃ〜、すぐに内風呂へ撤退しました
(再訪1ではしっかり流れが作られており、葉や虫は全て排水溝のほうに流されていきました)

 湯上がりは脱衣所前のベンチか食堂を兼ねた休憩エリアでゆっくり休みます。湯上り感は結構体の芯から温まり、肌は炭酸水素塩泉ということで少し乾燥気味になりますが、それほどではありません。予想外にサッパリ夏向けではありませんので、帰りに車のエアコンを体に当てながら帰りました。冬のスキー場帰りにはよい湯上がり感では無いでしょうか。
(再訪1ではそこまでポカポカになりませんでした)


【再訪1】


 気温22℃で晴れの天気の中、昼過ぎより約5年ぶりに再訪いたしました。変更点は営業時間がグリーンシーズン(11時〜21時)・スノーシーズン(10時〜21時)だったのですが、シーズン関係なく土日祝10時〜21時・平日10時〜20時に変更されておりました。またお湯は前回白濁だったのですが、今回は無色透明になっていました。



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