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明宝温泉(めいほうおんせん)

【湯星館】




【住所】  岐阜県郡上市明宝奥住3428-1
【電話】  0575-87-2080
【料金】  600円

【泉種】  アルカリ性単純弱放射能温泉
       pH9.1 Rn142.3 41.3℃ 174L/分 0.32g/kg H18分析

【備品】  リンスinシャンプー・ボディソープ・ドライヤー・ブラシ
【営業】  10時〜22時 第1・3水曜日定休
【記録】  2006/10/01 【再訪1】 2011/08/15 【情報1】 2016/04/23

【評価】

施設 ★★★★
お湯 ★★★
湯上感 ★★★
料金
総合 ★★★


【コメント】

 気温18℃、雨の中昼過ぎより行ってきました「明宝ハム」で有名な明宝の温泉。しかも名古屋より国道41号を走り国道256号・県道86経由で・・・間違えなく国道156号で郡上八幡経由の方が楽で早いです。県道86号は本当に山の中を走っており、すれ違いは難しく車高の低い車は何度か落石の石にお腹を擦りました(ToT)。

 昼過ぎに着いたのですが、駐車場には予想以上の車がとまっており人気あるようです(^^ゞ。冬にはスキー客のオアシスになること間違えなしのようです。

 駐車場に車を停め、前の山に目をやると土砂崩れが・・・砂防ダムが完全に塞がっています。治山の重要性を認識させられますねぇ。なお駐車場の隅に温泉販売機がありますので、自宅で温泉を楽しみたい方はご利用下さい。

 玄関を入ると結構お客さんが入っています。左にキー付き下駄箱・右に鍵無し下駄箱があり、コインレスで利用できます。しかも少し長い靴でも入りそうな下駄箱もあり、女性にはうれしい施設ですo(^∇^)o

 奥に進むと左手に受付と売店、右手にマッサージチェアコーナーと休憩エリア、正面に食堂があります。受付で入泉料を支払い、休憩エリアの奥にある脱衣所に向かいます
(再訪1では岩盤浴が増え、同じ受付となっています)

途中に立派な足湯がありますが、入浴施設がある以上あまり意味が無いような気がします。施設の外に作れば良かったのになぁ。

 脱衣所は100円リターン式ロッカーで大小あります。大といってもスーツなどはシワが入る高さですので、冬のコートはシワになります。

なお、男性の脱衣所にもベビーベットが装備されております、うれしいお父さんもいるのではないでしょうか。また壁にはしっかり温泉分析表も掲示されています
(再訪1ではなぜか掲示が外されていました)

 浴場は建物の割にはコンパクトに造ってあります。内部は左に洗い場・右に大きな内湯・外に露天風呂となっており、内湯はジェットバスやバイブラーバスも設置されています。

ただ浴場内部は換気があまりうまくいっていないのか、湯気がモウモウと立ち込め視界はあまり良くない状況でした
(再訪1ではそんなことはことはありませんでした)

 洗い場は仕切ありと無しの両タイプあり、シャワーや鏡といった快適装備はしっかりしていて不満はありません。ただ備え付けのソープは「茶ソープ」なので、匂いは強めですよ。

 内湯は先にも書きましたが大きな湯舟が1つあり、ジャグジーバス・ジェットバスが共存しています。湯温は少し低めの40℃位、長湯が可能で皆さん長湯されています。

 お湯は無色透明で投入口で微かな硫黄臭・硫黄味を感じることができますが、湯船ではその特徴は全く感じられませんでした
(再訪1では硫黄の味や香りといった特徴が感じられませんでした)。お湯の利用状況は循環・加熱・未加水で塩素消毒+「モルキラー」なるアルコール系消毒を行っているとのことで塩素臭を抑えているらしいのですが、この配慮はありがたいことです。

 しばらくお湯に浸かりつつ、ガラス窓の外を眺めるのですが、ここでふと男湯は道路を歩く方々から見えてしまうということに気づいてしまいます。女湯は道路の反対側なので問題ないと思われるのですが、こりゃちょっとねぇ・・・(ToT)/。

 露天風呂は内湯からよく見える位置にあり、一部屋根付きで3つの打たせ湯も合体した岩風呂となっております。しかしながらこの打たせ湯が非常に迷惑な位置にあり、利用者が少なければ良いのですが、混み合っている中で打たせ湯を利用されると必ず誰かが水しぶきの犠牲になります(ToT)。
(再訪1では3つのうち、中央の1つしかお湯が出ていませんでした)

 また露天風呂横にある「アブ取り箱」がとても気になります。虫の「アブ」を捕獲する箱のようですがどういう仕組みになっているのやら・・・
(再訪1では無くなっていましたが、壁にはアブの写真つきで「アブに注意」と警告しており、実際アブが飛んでいました)

 風景は正面の山を見ることが出来ますが、湯舟からは塀が高くて見えません。また湯温が39℃位でぬるめです。雨が降っていたのでその影響か、全然体が温まりませんでした。
(再訪1では内湯同様40℃程の設定になっており、しっかり温まることが出来ました)

 湯上りは受付前の休憩エリアでゆっくり休むことが出来ますが、利用者が多い時期は休憩できる場所が不足することが容易に想像付きます。まぁスキー場近くの温泉なので、冬のシーズンはそのようなことは承知の上で利用しましょう。

 なお湯上がり感は夏向き・冬向きはありませんが、肌がサラサラになりました。アルカリ性の肌を溶かす効果が出ていますなぁ。放射能泉ということで肺が「スッ」とする効果や変な汗をかく覚悟をしたのですが、その様な反応は感じられませんでした。

 替わりに軽めの頭痛が湯上がり3時間後から感じられ、放射能泉独特の湯当たりを起こした模様・・・(ToT)
(再訪1ではそのような効果が感じられませんでした)。なお肌のサラサラ感の持続は翌日朝のシャワーで消えました。

 なお明宝という土地柄「ハム」を購入して帰られる方が多いようですが、少し南下すれば道の駅がありますので、時間が早ければこの施設の売店よりそちらのほうが選ぶ楽しみがありますよ(´ー`)ノ。


【再訪1】


 曇りのち雨・気温28℃(退館時は24℃)の中、5年ぶりの再訪を致しました。変更点は営業時間が〜22時から〜21時までに変更されており、岩盤浴施設が追加設置されていました。また打たせ湯は3つあるのですが、中央の1つしか稼動していませんでした。

 初期評価に文章と写真を追加いたしますが、前回感じられた硫黄の匂いや味がなくなってしまいましたのでお湯の評価を★4つから★3つに変更致します。



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