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下呂温泉(下呂大江戸温泉源泉)(げろおんせん)

【下呂大江戸温泉物語 楽湯下呂】




【住所】  岐阜県下呂市森2458
【電話】  0576-25-7037
【料金】  700円

【泉種】  アルカリ性単純泉
       pH9.9 28.1℃ 湧出量不明 0.13g/kg H19分析

【備品】  リンスinシャンプー・ボディソープ・ドライヤー
【営業】  15時〜24時(平日は〜21時30分)
【記録】  2008/05/31

【評価】

施設 ★★★★★
お湯 ★★★★★
湯上感 ★★★★★
料金 ★★
総合 ★★★★★


【コメント】

 旧公共施設「ヘルシーパル下呂」を大江戸温泉物語株式会社が買取・再生させた温泉ホテルで下呂では数少ない自家源泉利用施設です。気温31度でよい天気の中、夕方より入泉です。

 国道41号沿いにある施設なので非常にアクセスはしやすいのですが、意外と駐車場は狭く宿泊客の車だけで殆ど満車の状態です。なんとか残り1台のスペースに車を止めて施設に向かいます。

 施設は元々政府管掌の公共施設だけあり、建物は結構立派です。入り口を右へ向かうとフロントがあり、通りがかった従業員が対応してくれました。入泉料を支払い貴重品はそこのコインレスで鍵付下駄箱に、靴と一緒に入れてスリッパに履き替えてくださいとのこと。

 その下駄箱はフロント左のエレベーターホール手前に設置されているのですが殆ど目立ちません。また横には無料で利用出来るインターネット接続パソコンが2台設置されているのですが、子供がフリーソフトゲームで遊んでいるために占拠されています。

 ロッカーの中にあるスリッパに履き替えてエレベーターにて6階まで上がります。エレベーターの中には館内の説明があり、2階には無料の漫画コーナーとマッサージマシンまで設置されているとの事、嬉しい施設じゃないですか(≧∇≦)/。

 6階に上がり、右に進むと脱衣所の暖簾が確認できます。その脱衣所前には小さいながらもマッサージコーナーが設置されていますが、だれも利用者は居ません。ここは普通のベンチにすれば良いのに・・・。

 脱衣所は結構細長く、コンパクトな造りとなっています。ロッカーは鍵無しタイプのBOXタイプになっており、籠が設置されています。また壁には温泉分析表がしっかりと掲示されています。すでに利用者は数名居るようで、奥から笑い声が聞こえます。

 浴場はこれまた細長い造りで正面左側に洗い場、正面に円形のジャグジー湯船・右側にメインの湯船・右の手前には寝湯と蒸箱2つ・露天風呂への出入り口があります。

 洗い場は仕切りがないタイプですが、装備は一通り揃っている上に緩やかなカーブ曲線で横の席と距離を稼いでいますので、結構ゆったりと利用できます。宿泊利用の親子が出るまでゆっくり体を洗い、誰も居なくなった湯船にゆっくり浸かります。

 湯船は洗い場同様曲線を利用しているため、ジャグジーバスの円形湯船と相まって独特の形状をしています。また照明がスポットライト式なので暗くなるとなかなかムーディーな雰囲気を味わえそうです ヾ(^ω^*) 。

 お湯は下呂温泉らしい無色透明で、弱いながら塩素臭塩素味の裏に鉱石臭が感じられます。湯船の端には源泉と思われる湯温の低いお湯が投入され、湯船とは違う良い肌触りが感じられます。やはり単純温泉ほど循環すると良さが失われてしまうようですねぇ(T_T) 。

 お湯の利用状況は加熱・未加水・循環・塩素消毒となっており、他の下呂温泉の宿泊施設と同じような利用状況です。ただここの施設は自家源泉所有の為、共同源泉利用の施設が揃う下呂温泉の中では貴重と言えます。

 露天風呂はベランダに造った為に立てば下呂の町が一望でき、夜はきっと温泉街が綺麗に見ることでしょう。ただ湯船に浸かっての景色は囲いが白く濁り、綺麗に見えません。またベランダゆえに広くはありませんので開放感を求めてはいけません( ´・ω・)o。

 また湯船には腰掛けられるように立派な陣旗の足が2つ沈められて、利用出来るものはなんでも利用するといった「もったいない精神」が垣間見ることが出来ます。

 湯上りは脱衣所外の休憩エリアもあるのですが、2階の漫画コーナーでマッサージ機を利用しながら漫画を読んでゆっくりさせていただきました。この無料サービスはなかなか探してもありません(≧∇≦)/。

 湯上り感は微かに体の芯からポカポカし、肌に張りが出るのですが大人しいものです。同じ下呂温泉の共同源泉利用施設であるいずみ荘で味わえた、弱いながら刺激的なピリピリ感もありません。

 私の体調がまずいのか判りませんが、この施設の源泉は混合泉を利用している他の施設よりも大人しい感じです。やはり違いが出るのは面白いですね(^^ゞ。なお持続力は2時間ほどで消えて行きましたが、夜は疲れがどっと出てしまいました。



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