本文へスキップ

新白川温泉(しんしらかわおんせん)

【白川天然温泉 四季彩の湯】※美濃白川 道の駅温泉に移転しました




閉館

【住所】  岐阜県加茂郡白川町河岐2番地の4
【電話】  0574-72-1500
【料金】  350円

【泉種】  アルカリ性単純温泉
       pH9.6 29.8℃ 100L/分 0.31g/kg H21分析
      旧分析:アルカリ性単純泉 pH9.71 26.4℃ 湧出量不明 0.44g/kg 分析日不明

【備品】  リンスinシャンプー・ボディソープ・ドライヤー
【営業】  15時〜22時・木曜定休(夏休み期間は無休)
【記 録】 2006/06/25 【再訪1】 2006/12/28 【再訪2】 2008/09/27
【再訪3】 2011/11/12

【評価】

施設 ★★★
お湯 ★★★★
湯上感 ★★★★
料金 ★★
総合 ★★★★


【コメント】

 外気温22℃の曇りの天気で利用しました。国道41号から看板に従って橋を渡ったところにある施設で、ゴルフ場・プールも併設しています
(再訪2以降プールは閉鎖されました)

 施設横の駐車場に車を止めて施設へ向かうのですが、施設入口横では太めで目の大きな「ピ●チュウ」がお出迎えしてくれます
(再訪2以降なくなっていました)。施設内部は右にフロントと下駄箱・正面に2階に上がる階段と下駄箱・左手に談話コーナーとなっています。

 コインレスの鍵付下駄箱に靴を入れ、下駄箱のキーと入泉料をフロントの女性スタッフに出すとロッカーキーが渡されます。なお各種割引もあり、私はJAFの会員証提示で50円の割引となりました。このご時世に300円とは、なんてリーズナブルな入泉料でしょう(≧∇≦)/。

 受付奥にある脱衣所前の休憩エリアは、広くはありませんがマッサージ機と血圧計が1台置いてあり、簡易表示ですが成分表が壁に掛けてあります。
(再訪2の管理会社が変わってもこの分析表は変わらずでしたが、再訪3では牛乳販売の上に小さく最新の分析表が掲示されていました)

 早速脱衣所に入りますが、洗面台とロッカーで構成されています。ロッカーはプール(再訪2以降閉鎖されました)と共用でロッカー内部はハンガーが1つ備え付けられています。しかしながらジャケットなどは下に擦ってしまい、結局のところ中途半端です(*_*)。

 またロッカーエリアに空間的余裕はあまり無いので、混雑時には他の利用者に注意しながら利用することになりそうです
(再訪時は他の利用者で混みあっていましたので、3分ほど待ちました)

 浴場内部は掛け湯無しで、左右手前に洗い場・正面に長方形の湯船1つ・外に露天風呂1つとシンプルな造りになっています。浴場内は常に人が6名ほど居り、結構人気がある施設のようです。さらにプールがあるためか子供も多めです
(再訪2以降では私が一番若く、子供の姿がありませんでした)

 洗い場は仕切の無いタイプで、シャワーや鏡などの快適装備は一通り揃っています。またなぜか洗い場の椅子に虎柄の阪神タイガースバージョンが2つほどあります
(再訪2以降はノーマルタイプのみでタイガースバージョンは無くなっていました)。ソープ類はこれといって特徴はありませんが、この入泉料で装備されているのは有難いですね。

 さっと体を洗い、内湯の湯船にゆったりどっぷり浸かります。側面はガラス張りになっており、採光がしっかり採れていますので昼間は浴場の照明無しでも十分明るく感じられました。またその窓からは露天風呂と周囲の山が眺められるのですが、山が近い為に絶景ではありません。

 お湯は無色透明で無味塩素臭、湯温は少し温めの40℃ちょっとで長湯が可能です。内湯ではこれといった特徴を感じられませんが、露天風呂では弱いながらも硫化水素臭が感じられます。
(再訪3では内湯でも硫黄臭が感じられましたが、塩素臭のほうが上でした)

 露天風呂は円を2つ重ねた形状をしており、片方は浅くなっています。深いほうでは下にネットで麦飯石なる石が入れられており、その上に座ってくつろぐと良い感じです。壁にはその麦飯石の効能が書かれているのですが、その効果は定かではありません(-_-;)。

 内湯も露天風呂も共通なのですが、ある程度お湯が溢れるように湯量が設定されている為に比較的新鮮なお湯が感じられます。

 そんなこの施設の利用状況は循環・加熱・未加水・塩素消毒との事で、この手の施設としては標準的なものです。ただ露天風呂のほうが状況が良く、温泉らしさを感じることが出来ました。
(再訪3では内湯も露天も差はありませんでした)

 またここの温泉は比較的アルカリ性が強い温泉に属するのですが、半身浴をしても上半身が突っ張った感じを受けません。しばらく浸かっていると上品ながら体がしっかり温まり、白湯の湯船では感じられない気持ち良さを感じられました。泉種としては塩化物温泉も温まっていくのですが、温まり方は上品ではありませんね。

 さらにこの露天風呂は屋根がなく、悪天候のときはちょっと辛いのですが、露天風呂の出入り口に笠が幾つか置いてありました。どうしても浸かりたい方は、ぜひこの笠をご利用ください(´ー`)ノ。

 こんな露天風呂は周囲は高い壁で囲まれているのですが、周囲は山のみしかありませんので内湯よりは開放感があります。しかしながら逆を言えばのんびり山と空を眺めるほかありません。考え事には良いですなぁ。

 湯上がりは2階の休憩室で、TVを観ながらゆっくり体を休めることが出来ます。なお休憩室の横は食事処も設置されていますので、空腹も満たすことが出来ます(´ー`)ノ。ただこの休憩室は利用者が殆ど居ませんので、少々寂しい気がします。

 湯上り感は体が芯から温まり、3時間ほど持続します。冬向け温泉間違いなし!と言いたいところですが、この時期でも特に変な汗が出ることもなく意外と肌触りはサッパリしたものです。単純泉ながら硫黄成分がと効いているのかもしれませんね(´ー`)ノ。
(再訪3では体調の関係かとても疲労感に襲われ、帰宅してから爆睡してしまいました)


【再訪1】


 仕事納めの後に行って参りました。気温1℃、星の出ている中再訪です。交通に予想外の時間がかかってしまいました。時間ギリギリに入ったためにゆっくり出来ません(ToT)。

 内風呂では前より温泉らしさが塩素によって失われており、露天風呂では硫化水素臭から硫黄臭に変化したようです。

 湯上がりは入浴時間が短かった割には温まるお湯、やはり冬向けです。肌もアルカリ性特有の張りが出て、サラサラ感が感じられます。

 なお持続性はポカポカ感は前回と同じ3時間ほど、肌の張りは翌日朝まででした。今回硫化水素臭から変化した硫黄臭はポカポカ感とともに消えました。

 前の評価が厳しかったようなので湯上がり感★3つから★4つに変更ですね(≧ω≦)/ 新たな発見があると「再訪して良かった〜」と思えます。

【再訪2】


 気温18度で曇りの中、午後3時より再訪入泉です。経営母体が変更になり「美濃白川スポーツ・スパランド」から「白川天然温泉 四季彩の湯」という施設名になりました。

 他にも料金・営業時間が変更になり、10時〜21時だったのが15時〜22時に変更・400円が350円になりました。またプールは営業しなくなったそうです(;´Д`)。さらに外にいた太い「ピ●チュウ」は消え、洗い場の椅子に虎柄の阪神タイガースバージョンの椅子は無くなっていました。評価に変更はありません。

【再訪3】


 掲示板にて「温泉ひとり」様・「名古屋人」様より閉館情報を頂きました。再訪にて確認を行いましたが、公式HPと同じ内容の文が館内に貼りだされておりました。<以下公式HPコピー>

 
クオーレの里が白川町からの委託により営業を続けてまいりました、「白川天然温泉 四季彩の湯」は、同町内の「道の駅 ピアチェーレ」に温泉施設が新設されることに伴い、この度閉館させていただくこととなりました。今までのご愛顧に感謝申し上げます。 新施設開館後も変わらずご利用くださいますようお願いいたします。

 四季彩の湯閉館予定日   平成23年 12月18日(日)
 新施設のオープン予定    平成24年 1月下旬頃
 

 また新施設は450円で入泉が出来ることと、新施設の完成見取図も掲示されていました。内湯1つに露天風呂1つなので現在の施設と造りは変われど規模は変化ない様ですね。

 再訪では館内に変化はありませんでしたが、新しい温泉分析表が掲示されておりました。また湯上り感はその時の体調が疲れを蓄積してしまっていた為か、お湯に浸かった途端に塩素臭と硫黄臭がブレンドされたお湯に「純粋に気持ち良いなぁ」と感じました。また疲労感が一気に開放されその日の夜は早々に就寝、翌日は通常の起きる時間から2時間ほどオーバーするという爆睡状態に陥りました。

 疲れが蓄積された体調だったとは言えこれだけの温泉効果を体験できるとはちょっと予想外でしたが、この温泉利用効果を変わらず新しい施設に移行して頂きたいものですね。

 何はともあれこの施設の方々、一旦お疲れ様でした。なお新施設はこちら



inserted by FC2 system