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中津川温泉(第1号源泉・2号源泉混合)(なかつがわおんせん)

【クアリゾート湯舟沢】




【住所】  岐阜県中津川市神坂280番地
【電話】  0573-69-5000
【料金】  900円(平日600円・ハイシーズン1,000円)

【泉種】  アルカリ性ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物温泉
       pH8.6 27.9℃ 48.6L/分 2.66g/kg H29分析
   
旧分析:弱アルカリ性ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物温泉 pH不明 34.8℃ 湧出量不明 2.55g/kg H10分析

【備品】  シャンプー・リンス・ボディソープ・ドライヤー・ブラシ
【営業】  10時〜22時(温泉は21時30分まで) 指定木曜日定休
【記 録】 2006/08/24 【再訪1】 2009/03/01 【再訪2】 2020/07/26

【評価】

施設 ★★★★
お湯 ★★★★
湯上感 ★★★
料金
総合 ★★★★


【コメント】

 温泉評価を始める前に利用したことがある中津川温泉、2年ぶりに訪れて評価させていただきます。施設は国道19号から暗い県道を看板どおりに走り、周りの風景に対して立派過ぎる施設へ辿り着きます。

 夜8時過ぎだというのに第1駐車場は満車で第2駐車場に回ります。意外と人気のある施設ですなぁ。(再訪時には施設横に足湯が設置されていましたが、残念ながら冬は休業との事)横には宿泊施設である「ホテル花更紗」もあり、こちらも温泉利用のお風呂が売りとなっています。

 玄関を入ると正面に大きな吹抜けの空間・右手に100円リターン式下駄箱
(再訪2ではコインレスの鍵付きロッカーに変更)・左奥にフロントがあります。下駄箱の鍵と入泉料を支払うと、脱衣所のロッカーキーとタオル貸し出しカードが出てきます。さすがに入泉料金が高いだけあって、ここは手ぶらで温泉が楽しめる所なのです。(再訪2では入泉料が950円⇒900円になり、館内着・タオル大小とも別料金になりました)

 フロント奥には食事処と売店・休憩所があり、その横の階段を下りると休憩エリアとゲームコーナー・タオルの貸し出し場所と脱衣所があります。

 脱衣所前のカウンターで受付でもらったカードを提出すると、館内着とタオル大小が入った袋が渡されます
(再訪1時袋は無くなり、館内着は希望しなければ50円引きになります。再訪2では館内着もタオルも有料化されましたので、カードは無くなり、ロッカーのカギが渡されました)。なんだか健康ランドっぽいなぁと思いながら脱衣所の暖簾を潜ります。

 脱衣所はプールと供用で健康ランドそのもの。大きな洗面台とコートでもOKな大きなロッカー・その半分のロッカーで構成され、ロッカーはハンガーが2つ設置されています。しかし小さいロッカーはスーツ等不可ですが・・・プール併設の温泉施設なので普通の施設より立派です。
(再訪2ではロッカーサイズが半分になり、ロッカー数が2倍になりました)

 脱衣所と浴場の間に成分表及びお湯の利用状況が貼ってあります。しかしここで見ては面白くないので、湯上がりにゆっくり見る事にしました(≧ω≦)/。

 浴室は掛け湯がなく、正面に大きな湯船・右手にサウナと水風呂と洗い場・左手に洗い場と露天風呂へのドアが設置されています。大きな湯船の横はガラス張りになっており、外の光が取り込めるようになっております。ですが夜なので実際は何が見えるのか良くわかりません
(再訪1時外の庭がしっかり見えました)

 洗い場は仕切なしのタイプで、シャワーや鏡などの装備は一通り揃っています。これといって不満はありませんが、混み合うと席数が不足していました。タイミングを見計らって利用しましょう(^^ゞ。

 さっと体を洗い、大きな湯船に向かいます。側面の壁には昔の木曽路が描かれ、この地から木曽路(中山道の一部)が諏訪に向けて利用されていたことがわかります。ゆっくり湯船に浸かって、中津川のお湯を味わうことにします。

 お湯は40.5℃程に設定されており、同じ岐阜県の池田温泉とは対照的な比較的重厚感のあるヌルヌルが味わえます。長野県の平谷温泉や三重県の大山田温泉以上のヌルヌルな感じが、東濃地方の放射能泉が多い地域の温泉としては予想外でした。

 温泉の利用状況はサウナ横の水風呂以外は温泉利用で、循環・加熱・未加水・塩素消毒です。色は無色透明で味は粉っぽい舌触りと微かな苦味が混在し、微かな塩素臭の香りがします。

 しばらく内湯で温まり、満足したところで露天風呂へ向かいます。露天風呂は大きな湯船が一つで構成され、打たせ湯も設置されています。屋根は殆ど無いに等しく、悪天候時はちょっと辛いかもしれません。

 また塀はそんなに高くはありませんが、湯船に浸かっての眺望は殆どありません。夏のこの時期だけだと思いますが横の川辺で花火を行っているお子様がおり、火薬の匂いが充満していました(ToT)。(再訪時は冬の為、植物の葉が少なくて少しは風景が見えました)

 湯上りは1階の休憩処か2階のロビーでゆっくりすることが出来ます。1階では漫画や本・マッサージ機などがあり、2階のロビーにはTVや新聞が設置されていますので好みに応じて利用しましょう。逆に温泉で風情を感じたい方や静かな環境を求める方には、利用者が多い為にオススメ出来ない施設です。

 湯上がり感はサッパリとした感じで、結構夏向けな湯上り感です。肌からは水分を持っていかれ、シワシワな状態が2時間ほど続きました。しかも疲れは後からやってきますので、湯冷め及び運転には気をつけましょうね( ´・ω・)o。


【再訪1】


 午前中に曇りの天気の中、約2年半ぶりに再訪しました。施設は変更ありませんが少し料金体系が変わり、サービスが見直されていました。初期評価文を手直しし、写真を追加いたしました。評価については湯上り感が★4つ→3つ、施設が★3つ→4つに変更しました。


【再訪2】


 約11年ぶりの再訪にて状況を確認いたしました。まず温泉分析表が更新されていましたので、情報を更新いたします。また入泉料が変更され、バスタオル付きで950円だったのがバスタオルなしで900円と変更されました。

 建物は変更ありませんが、脱衣所のロッカーは変更されて2段タイプのモノになりました。あとはお湯も含めて変更はありませんでした。この日は温泉が空いていたのですが、家族連れの客がプールに集中しておりプールは混雑していたようです。COVID-19が猛威を振るう中、施設は常に消毒を行っておりましたのでひとまず安心だったのですが、人が密集する状況は避けたいですね。

 10年以上振りの再訪でしたが、大きく変化しなかった施設だと思えます。なお評価はそのままといたします。



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