本文へスキップ

恵那峡温泉(恵那峡源泉2)(えなきょうおんせん(えなきょうげんせん2))

【かんぽの宿 恵那】




【住所】  岐阜県恵那市大井町2709
【電話】  0573-26-4600
【料金】  700円

【泉種】  弱酸性単純弱放射能冷鉱泉
       pH5.8 Rn40.8 15.7℃ 湧出量測定不能 0.15g/kg H23分析
      旧分析:中性含弱放射能冷鉱泉 pH6.4 Rn42.2 12.0℃ 湧出量不明 0.15g/kg H13分析

【備品】  シャンプー・リンス・ボディソープ・ドライヤー
【営業】  11時〜21時 不定休
【記 録】 2007/10/20 【再訪1】 2018/09/17

【評価】

施設 ★★★
お湯 ★★
湯上感 ★★
料金
総合 ★★


【コメント】

 気温16℃で晴れの天気の中、16時より入泉です。恵那にある温泉は多数あるのですが、その中にかんぽの宿もありました。結構立派な施設で駐車場も立体駐車場です(^^ゞ。

 施設左手にある駐車場に車を止めて施設に向かいます。日帰り利用はちゃんと別の入り口があり、駐車場近くにあります。かんぽの宿でこのスタイルは初めてです。

 施設に入ると2台の券売機がお出迎えしてくれます。周りには利用者が結構おり、人気の高さが伺えます。券売機で券を購入し、奥に進むと番台があり、ちゃんとホテルマンの格好をしたおじいさんが立っています。

 番台でおじいさんに券を提出し、向って左側の脱衣所に入ります。入ると正面に置くだけの下駄箱が設置されており、右側にコインレスの鍵付きロッカーがカラフルに設置されています。しかしかんぽの宿の脱衣所ロッカーはどこも小さいですねぇ(-_-;) 

 脱衣所の壁には分析表・利用状況と温泉利用の湯船の案内まで出ていました。すばらしい(≧∇≦)/。また別の部屋に分かれて洗面台があるので落ち着いてブローやメイクが出来るのではないでしょうか。

 浴場に入ると結構広い空間に掛け湯、右から打たせ湯・温泉利用の内湯・ハーブ湯・左手にジェットバス・洗い場・ミストサウナが設置され、正面は全面ガラス張りでかなりの開放感があります。

 洗い場は仕切りがあるタイプで障害者用洗い場も充実しています。ソープ類はゆずの香りがするものでしたが、あまり気になりませんでした。装備としてはさすがに不満はありません(´ー`)ノ。

 早速内湯の中で温泉利用の湯船に浸かります。湯船は大きいのですが幅広い年齢層で利用者も多く、意外とゆっくり出来ませんでした。なお湯船は内風呂1箇所と露天風呂のみが温泉利用です。

 お湯は無色透明、無味塩素臭を感じます。まあ放射能泉なのでこれといった特徴はありません。問題は利用状況で、循環・加温・加水・塩素消毒で放射能泉としては一番お湯の効果を殺してしまうタイプです。やはり放射能泉は循環なし・加水なしで出来るだけ密閉された空間が一番良いと思われます(*^ 0 ^A。

 全体で1時間ほど入泉していたのですが、ホントに微かな頭痛を感じられました。放射能泉で湯当りの症状を起こす私としても、軽すぎて拍子抜けです。

 露天風呂はかんぽの宿にしては珍しく眺望はありません。特徴の無い緑の庭園を見ながらゆっくりしていると、近くの恵那峡で使われているボートの音が聞こえてきます。あぁ川が見えたらなぁ(T_T) 。 

 湯上りは脱衣所の中に設置されている休憩エリアでゆっくり出来るのですが、絶対的に狭く、他のお客様に占拠されていました。仕方なく外の番台を右に曲がるとゲームコーナーに向う通路がありそこのベンチで休憩することにしました。

 湯上り感は正直これといって特徴はありませんが、白湯と異なる点は間違えなく肌に独特のシットリ感と微かな頭痛を感じられました。ただこの症状は3時間後には完全に消えましたので後には残らないタイプです。

 温泉らしさより、恵那峡で行楽した後に温まる施設として利用したほうが良いのではないでしょうか(´ー`)ノ。

 なお周りには他のホテルが複数あり、日帰り入浴できるところも数件あるようです。また同じ温泉名で恵那ラヂウム温泉館がありますが、源泉名不明で分析年月日が異なる為、同じ井戸か判りません。


【再訪1】


 約11年ぶりの再訪にて状況を確認いたしました。温泉分析表が更新されており、源泉名が変更。お湯も変化があり、弱酸性になりました。また脱衣所のロッカー下の板が濃い茶色に変わり、落ち着いた雰囲気に変わりました。

 浴場内は内湯のお湯投入口の形状が変わり、岩風呂のような雰囲気になって、窓枠も一部変更になりました。湯上り感が僅かながら頭痛の湯あたりを起こすところも変わっていませんでした。

 評価を再度見直し、湯上り感を★1つUPさせました。10年間入泉料と営業時間が変わっていない事は、このご時世凄いことです。



inserted by FC2 system