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くしはら温泉(1号源泉・2号源泉)(くしはらおんせん)

【ささゆりの湯】




【住所】  岐阜県恵那市串原3135-2
【電話】  0573-52-3131 
【料金】  600円

【泉種】 ささゆりの湯1号泉:アルカリ性単純温泉
       pH9.5 Rn1.4 28℃ 38L/分 0.22g/kg H22分析
      串原2号泉:アルカリ性単純温泉
      pH9.5 28.6℃ 11L/分 0.28g/kg H26分析
       
〜旧分析〜
           1号泉:アルカリ性単純温泉 pH9.4 27.3℃ 38L/分 0.22g/kg H20分析
          2号泉:アルカリ性単純温泉 pH9.7 28.7℃ 湧出量不明 0.29g/kg H16分析
           柿畑源泉(1号泉):アルカリ性単純泉 pH10.05 32.1℃ 38L/分 H8分析
           峰源泉(2号泉):アルカリ性単純泉? pH不明 28.7℃ 20L/分 H16分析?

【備品】  リンスinシャンプー・ボディソープ・ドライヤー・櫛
【営業】  10時〜21時(12・1・2月は〜20時) 水曜日定休
【記 録】 2006/07/22 【再訪1】 2006/11/26 【再訪2】 2009/02/01
【再訪3】 2018/09/08


【評価】

施設 ★★★★
お湯 ★★★★
湯上感 ★★★
料金
総合 ★★★★


【コメント】

 梅雨が長引いている中で、貴重な晴れを温泉に費やしてみました。11時半より1時間の入浴となりましたが、やはり昼間の温泉は風景が見えて気持ちよいものです。

 山間部の高台にあるこの施設は、公共施設で周りにも公共のグランドゴルフ場や他の施設が設置されています。広い駐車場の車はナンバーを見ると、地元はもちろん名古屋や豊橋方面からも来ているようで、結構有名且つ人気があるようですね(´ー`)ノ。結構遠くから施設の看板が丁寧な案内をしてくれますので、迷うことはそうありません。  

 車を止めて立派な施設へ向かうのですが、木を大量に使用している施設は公共施設にしても立派なものです。早速施設入口に入るとコインレスの鍵付下駄箱がありますが、長靴やブーツも入る下駄箱は評価を始めて初めてだと思います。これなら畑から直接温泉に来ても大丈夫!(笑)

 下駄箱に靴を入れて階段を上がります(エレベーターもあり)。まだ新しい施設で木の香りが漂います
(再訪2時はさすがに感じられませんでした)。木の匂いは落ち着いた気分にさせてくれますな〜(´ー`)ノ。

 階段を上がると左手に受付・奥に売店があり、受付は順番待ちでそれなりに賑わっています。早速受付のおじさんに下駄箱キーと600円を渡して、中のロッカーキーをもらいます。なお売店の物産コーナーには土地の蒟蒻などが売っており、受付同様に結構賑わっておりました(´ー`)ノ。

 受付を終えて売店エリアを抜けると左右に長細い空間が広がります。男湯は向かって右側・女湯は左側となっており、脱衣所に向かって歩くと休憩所や食事処・外のウッドデッキでくつろぐ方々を見受けます。

 休憩スペースの余裕は全体的に残っており、休憩エリアで困ることはなさそうです
(再訪2時にはあまり余裕がありませんでした)。食事処も普通の値段で、メニューも豊富な為に好感が持てますよ ヾ(^ω^*) 。

 脱衣所はちょっと混み合っており、己のロッカー番号を探すのに少し歩き回ります。内部はロッカーと洗面台・ベビーベットで構成され、従業員が常に清掃しています。空間は狭くは無いのですが、混みあっているために周りを気にしながら脱衣しました(^^ゞ。

 なお壁には分析表が温泉が出た当時のものがそのまま貼ってあり、源泉名は未定になっています。従業員のおじさん2人に聞いても「判らんね〜」との返事・・・(-_-;)。
(再訪2時で初めて2つの温泉分析表が確認できました)

 浴場に入ると内湯と露天風呂に分かれる分岐点がいきなり登場。やはり初めは体を洗ってから・・・正面の内湯に向かいます。内湯は洗い場・サウナ・水風呂・薬湯・大湯船で構成されており、大湯船の一角にはジェットバス装備の寝湯が設置されています。

 洗い場は仕切りが中途半端にありあまり意味を成していませんが、隣の席との間隔は広めです。鏡やシャワーなど一通りの装備が揃っており、さすがになんら不満はありません。

 内風呂はジェットバス装備の寝湯と大きな浴槽が温泉利用となっており、側面がガラス張りになっている為に開放的です。温度は比較的ぬるめの40.5℃程で長湯が可能です。窓からは駐車場が目下にあり、周囲の山々がよく見えます。なお浴場横のベランダで火照った体を涼むことも可能です。

 しばらく体を湯船に沈め、高いアルカリ性のお湯を堪能します。お湯は無色透明、微かな苦味と塩素味・岩石臭と微かな塩素臭を感じますがほとんど気になりません。またpHが10近くある温泉ですが、単純泉のために意外と大人しいお湯です。

 なおお湯の利用状況は循環・加熱・塩素と紫外線の消毒付・未加水と思われますが、しかし残念ながらどこにも温泉利用状況表がありません
(再訪2時、利用状況が掲示されていました)

 露天風呂は廊下を歩いて行くと岩風呂風に作られ、屋根付きです。開放感はかなりあり、自然を体で感じられます。なお利用者は地元の方が多い為に、露天風呂で井戸端会議をされて賑やかな状況でした。話をちょっと聞くと曽木温泉が出来たために最近この施設は空いているとの事、それでも十分賑わっていますが・・・(^^ゞ。

 無論露天風呂もちゃんと温泉で、半身浴に切り替えると肌がパリッとした張りをすぐ感じることが出来ます。また肌の硬い部分は柔らかくなり、しっかりとアルカリ性のお湯を堪能することが出来ました(´ー`)ノ。

 湯上がりは大きなガラス張りがある為に開放的な、そこそこ賑わいのある休憩エリアで新聞を読みながらゆっくりすることが出来ました。

 湯上り感は肌が張った感じでツルツルします(^O^)。体が温まるなどの効果はありませんので、季節を問わずオールシーズンOKです。無臭なので温泉の後に予定が入っていても問題ありませんので、万人に受け入れられる温泉ですね。肌が張ってパリッとした効果は翌日の朝まで持ちましたが、シャワーで見事に消えてしまいました。

【追伸】 くしはら温泉のHPに「ささゆり通信」なるものがあり、そこで源泉名を確認できました。現在は2つの源泉があり、1週間交代でそれぞれの源泉を使い分けているようです。


【再訪1】


 ようやくこのエリアも「紅葉が見頃になったらしい」との情報を仕入れたので再訪してみました(≧ω≦)/。気温15℃で午後2時からの入泉です。

 紅葉ですが周りの山々は針葉樹の中に広葉樹がある感じで、緑とオレンジの斑模様です。残念ながら感動までは至りませんでしたが、季節感は得られます(^^ゞ。

 お湯は前回よりも少し泥臭いような匂いがします。井戸が異なるのか、泉質が変化したのか・・・お湯のその他特徴・利用状況ともに変化はありません。

 初期の評価が少し変動します。施設を★5つ→★4つへ、お湯を★3つ→★4つに変更です。原因は施設については混み方が激しく、休憩エリアが満員御礼。お湯は混み合っていても泉質をちゃんと保っているため。こんなものでしょうか(´ー`)ノ なお湯上がりは翌日朝まで肌が艶々です。


【再訪2】


 快晴で気温7℃の中、約2年ぶりに再訪です。施設は変化ありませんが、お湯の泥臭さは無く湯上り感はポカポカ感が少し感じられました。また今まで1枚しかなかった温泉分析表が今回しっかりと2つ掲示され、源泉名が変更されました。なお評価に変動はありません。


【再訪3】


 約9年半ぶりの再訪で状況を確認いたしました。施設は屋根の無い露天風呂(加水あり)が増設され、休憩エリアの装備が少しグレードアップ。温泉分析表が更新されたぐらいで、あとは変更がないと思われます。相変わらず館内に入ると木の温かみが感じられ、ゆっくりすることが出来ました。

 この日の源泉利用はどちらだったかわかりませんが、浴感は殆ど白湯に近いです。しかしながら肌のしっとり感は翌日昼まで継続しましたので、強いアルカリ性のお湯は健在です。

 各種情報を更新いたします。それにしても源泉名、なんで毎回変わるのだろう?。



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