本文へスキップ
恵那峡奥戸温泉
(えなきょうおくどおんせん)
【恵那峡グランドホテル】
【住所】
岐阜県恵那市大井町2709-77
【電話】
0573-25-5375
【料金】
1000円
【泉種】
中性カルシウム・ナトリウムー塩化物温泉
pH6.7 Rn未測定 31.9℃ 65.7L/分 19.12g/kg R5分析
旧分析:弱アルカリ性カルシウム・ナトリウムー塩化物温泉
pH7.6 Rn9.2 35.6℃ 266L/分 19.48g/kg H10分析
【備品】
シャンプー・リンス・ボディソープ・ドライヤー・櫛
【営業】
11時〜15時 不定休
【記録】
2008/03/23
【再訪1】
2012/03/11
【再訪2】
2023/12/10
【評価】
施設
★★★★
お湯
★★★★
湯上感
★★★★
料金
-
総合
★★★★
【コメント】
気温20℃で良い天気の中、11時より入泉です。すぐ近くには恵那峡湯元温泉や恵那峡温泉の宿があり、大規模温泉宿激戦区となっています。温泉地としては無名に近い恵那の温泉ですが、なかなか穴場的で良いものです。
施設前の駐車場に車を止め、周りの建物より背の低い施設に向かいます。内部は右手にフロント・左手に特売所・正面に喫茶コーナーを兼ねたロビー・左奥に売店といった構成になっています。
フロントで日帰り入浴を申し込むと、男性従業員が対応していただけました。入泉料を支払い浴場の場所を聞くと、「ココは3階なのであちらから2階に下りてください。」とのこと。また浴場には鍵付きロッカーが無いので、貴重品を預かってくれるようです 。
売店後ろに隠れるようにして設置されているエレベーターで2階に移動します。2階に下りるとすぐ近くに男湯の暖簾が掛かっています。これなら迷わないですなぁ。
この日の脱衣所はエレベーター近くが男・ラウンジの奥が女性となっていました。浴場は毎日入れ替えられており、宿泊しても飽きがこない様になっています。
(再訪1ではラウンジ奥が男湯でした。)
早速脱衣所に入ると右手に貸切露天風呂用のエリア・正面に温泉分析表とミネラルウォーター・左手に有料マッサージ機とベビーベットが設置されており、左奥に脱衣所が設置されています。
脱衣所は篭式のロッカーになっており、横には仕切りのある洗面台が設置されています。また窓からは内風呂が見えるようになっており、すでに先客が居ることも判ります。なお壁にはこの温泉の解説も小さく掲示されており、この温泉がいかに特殊な温泉か説いています。
(再訪1で反対側の脱衣所には洗面台の仕切りはありませんでした。また内湯が見える窓もありませんが、貴重品ロッカーがありました)
脱衣の後浴場に向かいます。浴場は側面がガラス張りになっており、なかなか開放感があります。中央に四角の湯船・窓際と右側面に洗い場・左側面にはタイルで造られた絵が大きく描かれています。
洗い場は仕切りが無いタイプで窓際に設置されている洗い場には鏡がなく、シャワーも一部にしか付いていません。鏡やシャワーが必要な方は奥の壁際に設置されている洗い場を利用しましょう。
(再訪1では別の浴場で壁際のために、全ての席で鏡やシャワーが設置されていました)
湯船の端からお湯が溢れ出している内湯に浸かって、しばらく温泉に呆けます。お湯は微かに黄色が入った透明で、しっかり塩の苦汁味・塩の香りが感じられます。すぐ近くの恵那峡湯元温泉と殆どお湯は同じような特徴です。
「こんな山奥にしょっぱい温泉があるんだねぇ」と他のお客さんが会話をしています。確かにここは放射能泉が多いエリアなので、これだけキツイ塩化物温泉は貴重なのです。施設の解説文によると花崗岩から湧出する温泉としては非常に成分が濃く、全国的に特殊で珍しいそうです。
しばらくドップリ浸かって体がポカポカになった後、露天風呂に向います。途中には小さいながらサウナが設置されており、温泉に興味がない方でも楽しめるようになっています 。
露天風呂は檜湯と小さな水風呂と見晴台で構成されており、露天風呂からは恵那峡がすばらしく良く見えます。周辺の温泉施設の中では最良の風景が見えるのですが、残念ながら正面に照明灯の支柱が1本立っているのが雰囲気を壊しています 。
(再訪1ではもう片方の浴場でしたが照明灯の支柱はありませんでした)
露天風呂のお湯は投入口部分で空気が混合されて気泡がよく出ています。そんな事しなくて良いのに・・・。投入口から少し離れた場所でしばらく絶景を眺めながら、温泉を楽しめました。
なお温泉の利用状況は加温・循環・塩素消毒となっており、加水の有無は記載されていませんでした。私の感想では未加水と思われ、塩素臭は塩化物温泉と相性抜群で殆どわかりません。
湯上りは受付横の喫茶を兼ねたロビーで新聞を読みながらゆっくりします。窓からは浴場よりも高い位置から恵那峡を望めます。端のテーブルでは結婚式の打ち合わせをホテルと利用者で行なっており、6月のブライダルシーズンが近いことを思い知らされます。今年もご祝儀貧乏かぁ・・・。
湯上り感は塩のベタベタ感は全く無く、しっとりとした肌触りと体の表面からポカポカする感覚が得られます。匂いも微かに塩の香りが残る程度です。この効果はポカポカ感がその日の夜遅くまで持続し、肌は翌日昼までもちました。
肌が弱い方には少し刺激が強い温泉かもしれませんが、恵那峡の絶景を楽しみながら入れる温泉でなかなかオススメです。施設の★を5つにしようか迷いましたが、今回は★4つといたしました。
【再訪1】
東日本大震災から1年が経過し、各報道機関は今までのまとめと教訓を番組として流している中の再訪となりました。なにはともあれ生きている者は、今後この件を教訓にして生きていかねば死者が報われません。私なりに色々考えつつ今回の再訪をさせていただきました。
今回の再訪は前回と異なる浴場のため、異なる造りを確認しつつ再評価いたしました。なおサービス面では変更はなく、施設面も浴場以外はなんら変化が無いことを確認しました。
前回とは異なる脱衣所は無料の貴重品ロッカーが設置されており、洗面台は仕切りがありませんでした。
壁には温泉分析表と利用状況が明記されているのですが、H10分析から更新されていません。10年おきに再分析しなければならい現行の法律上、早いところ再分析して掲示して頂きたいものです。
浴場は内湯と露天風呂で別々に脱衣所からのドアがありますので、確認してからドアを開けましょう。内湯は天井が高い上に窓越しに恵那峡が一望でき、開放感はしっかり感じられます。
打たせ湯・サウナと洗い場・1つの湯船で構成されておりますのでホテルとしては標準的ですね。
お湯は変わらず無色透明ながらエグイく強い塩味が感じられ、利用状況も変化ありませんので以前のお湯から変化は感じられません。
露天風呂は1つの岩風呂のみで構成されており、6人が同時にゆったり浸かれるサイズ。景色も内湯同様に恵那峡が良く望めます。恵那に観光目的で行くのであれば、ぜひ寄りたい温泉施設ですね。景色の評価から施設の評価を★1つ増やすか再検討しましたが、今回はそのままと致します。
【再訪2】
約12年ぶりの再訪にて状況を確認致しました。施設は何ら変化が無いように見えましたが、温泉分析表と料金が変更されていました。
・入泉料が800円⇒1000円に変更
・温泉分析表が更新されていました。
・受付時間が〜16時⇒〜15時変更されていました。
相変わらずロビー及び露天風呂からの眺めは良い長めでした。もうちょっと早く再訪していれば紅葉が綺麗だったかも・・・。
このページの先頭へ
メニュー
トップページ
top page
温泉名50音別検索
profile
sched
県別・地域別検索
営業時間別検索
report
入泉料別検索
泉質別検索
掲示板
天然温泉未利用施設
注意書
リンク
自己紹介
東海温泉馬鹿二代目