本文へスキップ

恵那峡湯元温泉(えなきょうゆもとおんせん)

【恵那峡国際ホテル】




【住所】  岐阜県恵那市大井町2709-399
【電話】  0573-26-0111
【料金】  500円

【泉種】  弱アルカリ性カルシウム・ナトリウムー塩化物温泉
       pH7.8 Rn不明 32.5℃ 150L/分 17.19g/kg H24分析
   旧分析:弱アルカリ性ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉 pH7.9 Rn16.31 33.3℃ 200L/分(動力) 17.19g/kg H14分析

【備品】  シャンプー・リンス・ボディソープ・ドライヤー・剃刀・ブラシ
【営業】  11時30分〜21時 不定休
【記 録】 2007/11/25 【確認1】 2009/09/12 【情報1】 2017/04/02 
【再訪1】 2017/05/21


【評価】

施設 ★★★
お湯 ★★★★
湯上感 ★★★★
料金 ★★
総合 ★★★★


【コメント】

 気温14度、晴れの天気の中14時より入泉です。公式HPやフロントの掲示では15時からとなっておりますが、フロントの従業員に確認すると現在12時からの営業だそうです。先に営業時間の話を書いてしまいましたが、通常のレポートを書いていきましょう( ´・ω・)o。

 このホテルは恵那峡遊覧船乗り場の横にあり、紅葉シーズン真っ最中のこの日は施設前の道路は駐車している車で一杯です。さすがにホテルの中の駐車場は空きがあり、すんなり車を停めて施設に向かいます。

 施設入り口の自動ドアは開き戸タイプで高級感?を味わえます。入ると左手にフロント・正面に喫茶コーナー・左奥にチャペルとお土産コーナーがあり、大規模ホテルそのものです。ただ天井はちょっと歴史を感じる造りで、老舗ホテルの雰囲気も感じられます。

 温泉掘削のドリル(ビット)が展示されているフロントで日帰り温泉を申し込み、その場で入泉料を支払います。「ご利用は初めてですか?そちらを真っ直ぐ進まれて、Aのエレベーターで地下1階の浴場にお向かい下さい」との案内、結構良い対応です(´ー`)ノ。

 それにしてもAのエレベーターを指定してくるとは、結構複雑なのか?さらに地下1階とは風景が無いのかなど考えながらチャペルの前を通過して階段を下りていきます。

 途中で館内図を確認、本館・西館・東館と分かれておりそれぞれエレベーターが設置されています。現在はどうやら本館から現在階段を下りて西館にいる様子。西館にはAとBのエレベーターがあり、地下に行くのはAのみでなかなか複雑です。

 エレベーターで地下に移動、下りて左に向くと「クリスタルの湯」と大きく看板を出ています。そこを奥へ進むと休憩エリアと温泉分析表・日本温泉協会の温泉利用証が掲示されており、温泉をアピールしています。

 さらに奥へ進むと脱衣所の暖簾が現れます。男湯は右側なので右へさらに進み、脱衣所へ入ります。脱衣所は下駄箱がなく、絨毯手前で靴を脱ぎ捨てます。

 脱衣所は全て篭式で、隅にコインレスのダイヤル式貴重品BOXが設置されています。また洗面台には3面鏡が設置されており、女性は入浴後しっかり化けることが出来ると思います(´ー`)ノ。

 篭にはすでに服が入っており、先客が2名ほど居る模様。私もそそくさと脱衣し浴場に向かいます。なお浴場入り口横には飲泉所もあり、源泉を飲むことが出来ます。

 浴場は左手に洗い場・右手にジェットバス付きの大きな湯船・外に露天風呂といったシンプルなつくりです。壁が1面ガラス張りなのでそれなりの開放感を浴場内でも味わえます。

 洗い場は仕切りが無く、大小の椅子が無造作に点在しています。これといった特徴はありませんが、不満もありません。

 早速体を洗い、内湯にどっぷり浸かります。お湯は無色透明・塩味を通り越して苦味がかなり利いたエグイ味・微かな塩の香りが感じられます。これは切り傷があると泣けるお湯であること間違えなし!足を入れたときにピリピリと刺激があります。

 しばらく浸かっていると塩化物泉らしく、じわじわと体が温まっていきます。いや〜恵那は放射能泉ばかりだと思っていましたが、こんなに刺激的な塩化物泉があるとは予想外でした(^^ゞ。

 お湯の利用状況は循環・加熱・未加水・塩素消毒となっています。温泉利用証の内容に拠ると湯量は毎分150Lに絞って揚水し、150m離れた井戸からパイプ送湯・さらにこの施設で毎分20Lを利用しているとの事。情報は大事ですね〜(´ー`)ノ

 しかし結構大きな規模の施設なのに湯量が少ないような気がします。また残り130L/分のお湯はどこで利用されているのかが気になります。

 露天風呂は恵那峡遊覧船の乗り場がすぐ近くにあるため、頻繁にエンジン音が聞こえます。湯船に浸かっていると何も風景が見えませんが、立つと遊覧船乗り場が良く見えます。湯船は横に長く、泉質も内湯となんら変わりません。まぁ内湯で逆上せたら使いましょ(´ー`)ノ。

 湯上りは脱衣所外の休憩エリアでゆっくり出来ます。マッサージ機も2台設置されていますが有料です。自販機もありますので水分補給が可能なのですが、源泉があまりにも刺激的な味だったので、何も飲む気にはなれませんでした(;´Д`)。

 湯上り感は肌がしっとり、体は意外と弱いポカポカ感を味わうことが出来ます。正直もっと汗をかいてしまうような熱さを覚悟したのですが・・・。なお持続性はポカポカ感が翌日朝まで、しっとり感は翌日昼まで残りました。持続性は結構長い温泉でした。色々な意味で予想外なお湯を味わうことが出来ました(*^ 0 ^A。


【確認1】


 坂下温泉【やすらぎ】が空振りに終わったあと、再訪をするべく大雨の中再訪しました。しかしながらホテルの経営が「湯快リゾート」に変更された影響で、日帰り対応不可となりました。
「湯快リゾート」さん、各施設を日帰り入浴対応にして欲しいなぁ。



【情報1】


 掲示板にて「たくあん」様より、日帰り対応が500円で出来るようになっているとの情報を頂きました。公式HPで確認が出来ましたので情報を更新するとともに、料金が800円→500円ということで★の数を変更致しました。

 「たくあん」様、貴重な情報提供ありがとうございました!


【再訪1】


 情報1を頂いてからようやく確認することが出来ました。約10年ぶりの再訪で基本施設は変更ありませんが、今までチャペルとして使われてきた部屋はそのままコミックがたくさん置いてある休憩スペースに変わっていました。他の変更点は以下の通りです。

 ・温泉分析表が更新されました。
 ・営業時間が12時〜22時だったのが、11時30分〜21時に変更されました。
 ・洗い場のソープ類はリンスinシャンプーからシャンプーとリンスの独立タイプになりました。
 ・経営が湯快リゾートに変更されていました。

 なにはともあれ恵那エリアで貴重な塩化物温泉、立ち寄り入浴復活はありがたいことです。



inserted by FC2 system