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湯の華温泉(ゆのはなおんせん)

【湯の華アイランド】




【住所】  岐阜県可児市土田大脇4800-1


【電話】  0574-26-1187
【料金】  950円

【泉種】  中性カルシウム・ナトリウムー塩化物温泉
       pH6.5 25.0℃ 15L/分 30.09g/kg H30分析(受付奥の分析表による)
      
旧分析:弱アルカリ性カルシウム・ナトリウムー塩化物温泉
             pH7.9 27.3℃ 25L/分 37.68g/kg H20分析


【備品】  シャンプー・リンス・ボディソープ・ドライヤー・櫛・ブラシ
【営業】  9時〜翌1時
【記 録】 2008/08/02 【再訪1】 2010/08/28 【再訪2】 2012/12/09
【再訪3】 2014/11/22 【再訪4】 2023/01/08

【評価】

施設 ★★★★
お湯 ★★★
湯上感 ★★★
料金
総合 ★★★


【コメント】

 気温29度で晴れの天気の中、会社から帰宅してからの評価です。2008年7月にオープンした施設で、国道41号より少し入ったところに施設はあります。施設前のモニュメントには可愛らしい動物の石造が置いてあり、何とも温泉らしくないイメージを受けます。

 駐車場は非常に広いのですが、既にかなりの車が止まっています。施設横の駐車場に車を止めて車寄せが設置されている施設へ向かうのですが、すでにその時点ですれ違う利用者が多くて人気があることがわかります。

 施設内はまだ開店時の花が飾ってあり、新しい施設であることをアピールしています
(再訪時にはさすがにありませんでした)。右手に100円リターン式下駄箱・正面に券売機・左側にフロントが設置されています。

 早速靴を脱いで下駄箱に靴を入れるのですが、かなりの数の下駄箱が並んでいます。早速下駄箱に靴を入れて、券売機に向かいます。3台ある券売機それぞれにスタッフがついており、入泉券の購入をフォローしてくれます
(再訪1ではスタッフの案内がなくなっていました)。またこの施設の会員の勧誘も行っていますが、頻繁には利用しないので今回はパスさせていただきました。

 券売機で券を購入の後、左側のフロントへ向かいます。フロントでは複数の女性スタッフが受付を行っており、下駄箱キーと入泉券を提出すると脱衣所のロッカーキーバンドを渡してくれます。なおこのロッカーキーは館内の財布代わりにもなる機能もついていますので、大事に扱いましょう( ´・ω・)o。

 フロントを後にしてさらに奥へ進むとゲームコーナー・キッズコーナー・休憩エリアがあり、その奥には髪きり処やマッサージ処などが揃っています。さすがに最新の温泉複合施設ですなぁ(^^ゞ。なおこの施設は3階までありますが、2階以上はオプションの岩盤スパ(750円)を別途購入しないと利用することが出来ません。

 脱衣所は通路奥右側に設置されており、右が男・左が女になっております。内部はちょっと大きめのロッカーが設置されており、指定されたロッカーを探すのに少し苦労するような広さとなっています。

 脱衣所は洗面台もしっかり装備されており、なんら不足はありませんが、スーツなどの服装はロッカーの大きさよりしわになるのでお勧めできません。また一番上のロッカーは背が高くないと辛いほど高い位置にありますので、下のロッカーを利用したい方は受付時に申告しておきましょう。

 それなりに利用者の多い脱衣所にて早速脱衣の後、壁に掲示されている温泉分析表をチェックしてから浴場に向かいます。その温泉分析表はかなり濃い成分を含んだ温泉であることがわかりますが、利用状況が掲示されていません。新しい施設なのに、その辺はあまり重視されていないようです。

 浴場は正面に掛け湯・その奥に水風呂とイベント湯・右にサウナ・左に洗い場が並んでいます。メインの湯船は左斜め前に設置されており、手前がジェットバスや電気風呂などを備えた湯船・窓際に温泉利用の湯船が設置されています。さらにその横は窓が全開になっており、露天風呂が設置されていることがわかります。
(冬の再訪2では窓は完全に閉じられていました)

 洗い場は左右で仕切り有りと仕切りなしに分かれており、どちらも装備的には同じです。仕切りありの方を利用しましたが、結構広く場所がとられていて不満はありませんでした。さすが最新の施設といったところでしょうか(≧∇≦)/。

 そそくさと体を洗い、内湯の温泉利用湯船に向かいます。お湯は無色透明で弱い塩味、見た目はこれといった特徴はありません
(再訪1では比較的濃い塩味に替わっていました)。しばらく浸かっているとジワジワと体が温まり、肌はしっとりしてきます。

 窓からは露天風呂とライトアップされた木々が見え、利用者が思い思いにくつろいでいるのが一望できます。またどの湯船も湯温計が設置されており夏シーズンのためか湯温は40度以下に設定されています。熱いお湯が苦手な方には良い施設かもしれません(^^ゞ。

 露天風呂は横に長細く造られており、左はTV付き人工炭酸泉・3つの壷湯、正面に1つの真玉石の原石からくりぬいた石風呂、右に休憩エリアと源泉掛け流しと循環の温泉利用湯船・シルキー風呂に座湯・寝湯と各種揃っています。

 ただ露天風呂でこれだけ湯船があっても、温泉利用は源泉風呂とその横の循環湯船の2つのみです。ここでは源泉掛け流し湯船でゆっくり浸かることにします。

 お湯はここでも無色透明で軽い塩味
(再訪1・2ではしっかり塩味)、それに準じた微かな匂いが感じられるのみ。この湯船には湯温計は無いものの、38度ぐらいで温めに設定されています。(再訪2では湯温計が設置され、38.5℃を表示していました)

 利用状況は明記されていませんでしたが、スタッフによると掛け流し風呂以外は循環濾過・加熱・加水・塩素消毒とのこと。掛け流し湯船も浸かった感じでは加水、消毒をされていると思われます。
(再訪2で受付奥棚に温泉分析表が掲示されていました)

 温泉分析表の成分を見る限りではこの東海エリア随一の成分を誇るのですが、加水の為か全く感じられません。毎分25Lの湧出量しかない温泉なので、加水は仕方無いですね。
(再訪4で75%加水との事)

 なお温泉の成分については受付奥の分析表と脱衣所の分析表で掲示内容が異なる上に、受付奥の分析表は小さくて殆ど見えません
(再訪1・2でも状況は変わっていませんでした)。受付の女性スタッフに教えてもらい何とか知ることが出来ましたが、なぜ分析結果が異なるのかが気になるところです。 

 湯上りはフロント近くの休憩エリアで、新聞やTVを見ながらゆっくりすることが出来ます。横には小さな和室もあり、横になることも出来ます。施設全体としてはさすがに新しい施設なので文句はありませんが、出来ればもう少し風情や落ち着きといったものが欲しいです。

 湯上り感はポカポカ感がそれなりに得られるのですが、加水の為か予想外に早く消えてゆきます。肌も微かに張った感じは得られますが、これも翌日朝には消えてゆきました。施設は良く加水の影響で万人向けで誰でも入泉出来るのですが、温泉らしさや落ち着いた雰囲気とは無縁の施設のように思われます(T_T)。
(再訪1では湯船の温泉が濃くなっていたので持続時間が延びました)


【再訪1】


 気温31℃で音楽活動が終わった夜10時より入泉です。オープンから2年が経過した為に、確認の為に再訪いたしました。温泉の加水率が変わったのか、湯船の温泉が濃くなっており、浴感UPしていました。初期評価文を手直しし、評価をしなおしました。


【再訪2】


 気温0℃で雪の中、夜に再訪致しました。さすがに雪の日は利用者が少ないだろうと判断し、読みどおりでした。初期評価を手直しし写真を追加致します。


【再訪3】


 気温8℃、夜遅い時間に再訪いたしました。イルミネーションが休憩エリア横から食事処横まで大規模の行われており、集客力も相当なものです。なお入泉料が850円から900円に値上がりしておりましたので、情報を更新いたします。


【再訪4】


 約8年ぶりの再訪にて状況を確認致しました。周囲に系列の食堂やアスレチックが開業しており、とても順調に拡大している施設となっています。変更点は以下の通り。

・土日祝日の入泉料が900円⇒950円にUPしました。
・受付後ろに陳列されている温泉分析表が更新されていましたので、情報を更新いたし
 ます。(受付に声を掛けると見せて頂けます)

以上が変更点で、その他変更はありませんでした。温泉分析表の確認では湯量がかなりピンチであり、今回の補足事項で加水は75%とのこと。ここまで井戸の湯量が落ちてしまうと温泉らしさは求めてはいけませんね。

 しかしこの施設は相変わらず利用者が多く、駐車場は空きスペースを探すのが大変。この岐阜県東農エリアの温泉施設としては集客力No.1であることは間違えなさそうです。混みあっている施設がダメな人にはおススメ出来ませんが、名古屋から国道41号を北に進むと現れる温泉施設、これからも頑張って地域に愛される施設で頑張って頂きたいものです。



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