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鬼岩温泉(恵福の湯源泉)(おにいわおんせん(けいふくのゆげんせん)

【鬼岩湯元館(旧小松屋)】




【住所】  岐阜県瑞浪市日吉町9499-13
【電話】  0574-67-0413
【料金】  920円

【泉種】 アルカリ性単純泉
       pH不明 30.6℃ 110L/分 成分量不明 H7分析

【備品】  リンスinシャンプー・ボディソープ・ドライヤー・櫛・剃刀
【営業】  11時〜14時 不定休
【記 録】 2007/01/14 【再訪1】 2010/02/14 【確認1】 2011/10/30 
【確認2】 2017/03/04


【評価】

施設 ★★★
お湯 ★★
湯上感 ★★
料金
総合 ★★


【コメント】

 気温7℃で晴れの天気の中、お昼より入泉にて評価させていただきました。この日は本当なら山神温泉を評価予定だったのですが、「団体の予約で今日は日帰り入浴できません」とのことで急遽目的地を変更してして都温泉に向いました。しかしながらこの施設も営業準備中で入泉を断念。

 仕方なく新白狐温泉に行きましたが「現在2組待っており3時間待ち」とのことで撤退。近くの釜戸温泉に移動したのですが、入り口は閉まっている状態。最後に鬼岩温泉にたどり着きました(ToT)。

 鬼岩温泉は国道21号から少し入ったところにあります。その入口が目立ちませんので注意が必要です。しかもその道は細いので車のすれ違いは至難の技となります。

 周辺は他の温泉利用施設が並んでいますが、一番目立つ所にある宿が廃業したまま廃墟になっているためか、寂れたイメージを受けます
(再訪1で取り壊し工事を行っていました)。少し離れた駐車場に車を停め、一番奥に位置する施設に向かいます

 施設内部は少々薄暗く右手にフロント・左手に談話コーナーとエレベーター・温泉掘削時の資料展示がされています。下駄箱はないので靴をその場に置きざりにしてスリッパに履き替え、右手の受付にておばあちゃんに日帰り入浴を申し込んで入泉料を支払います。

 「今は誰も入っていないよ〜」という言葉に見送られ、旧型エレベーターで7階まで上がります。エレベーターを降りると正面奥に脱衣所のドアと温泉の成分表が現れます。

 脱衣所のドアは2つ大きく開け放たれており、しばらくどちらが男湯か分かりませんでした(ドアを閉めると判ります)。左手が男湯であることが判明したので、中にはいるとやはり誰もいません。贅沢に宿の大浴場を貸切じゃ〜(≧ω≦)/。

 脱衣所内部はまず左右にBOXと籠を組合わせた脱衣エリアと100円有料ロッカー、正面に浴場入口、右手に休憩エリアや小さな洗面台が設置されており、側面はガラス張りになっています。そのガラス越しの眺めはなかなかのもので鬼岩公園が良く見えます(逆に公園からは丸見えかも)。柱にはアルフォンス・ミュシャの絵が1枚どーんと飾られておりますが、なんか違和感を感じてしました。

 早速脱衣の後、浴場に入ると意外とコンパクトな浴場で右にサウナ・正面に洗い場・左手に大きな湯船と定員2名の源泉風呂があります。古めの施設ですが綺麗に清掃されており、さすがホテルといったところですね
(再訪1でリフォームされた浴場を確認、全体的に明るい色のタイルになりました)

 洗い場は仕切ナシのタイプで、少し古いタイプのシステムが使われています
(再訪1で新しくなっていました)。隣との間隔は狭めですが誰もいないので気になりませんし、鏡やシャワーもしっかり装備されていますのでなんら不満はありません。

 ゆったり気が済むまで体を洗い、後方の主浴槽である大きな湯船に浸かります。お湯は40.5℃程に調整されており、無色透明・無味無臭で弱いヌルヌル感を得られました
(再訪1では弱い鉱石臭が感じられましたがヌルヌル感はありませんでした)。またお湯は比較的新湯が投入されており、湯船から常時少量のお湯が溢れ出していました。

 内湯からの風景は殆どありませんが、一人でこのサイズの湯船を独占できるのは、普段のアパート暮らしでは考えられませんなぁ。10分ほど温まってから源泉浴槽に向かいます。

 源泉浴槽は非常にコンパクトで約30℃のお湯?が常時掛け流されていますが、殆ど水風呂状態ですのでまともに浸かっていられません。サウナ上がりに利用するのが良いかもしれませんが、それはそれで心臓に悪そうですな(*_*)。

 お湯の利用状況は残念ながら表示はありませんが、基本は循環・加熱・未加水・塩素消毒と思われます。また源泉風呂については掛け流し・未加熱・未加水・未消毒と思われます。湯温が低い為に加熱・循環はやむなし、といったところでしょうか。しかしながら温泉分析表はしっかり成分量まで掲示してほしいものです。

 露天風呂はジャグジータイプのみで構成されており、屋根無しの広いバルコニーに設置されています
(再訪1では調整中ということでお湯はありませんでした)。7階ということで絶景が見えますが、下を見ると廃墟と化したホテルが痛々しく見えます(再訪1では取り壊しの真っ最中でした)

 しかもこのジャグジー、いかにもアメリカ製といったデザインで個人的には嫌いです。日本人はやはり岩風呂か木製の湯舟が良いな〜(ToT)。

 湯上がりは脱衣所のソファで風景を楽しむか、1階エレベーター前のロビーでゆっくり新聞を読みながら湯上りを楽しむことが出来ます
(再訪1ではロビーで受付に居たおばあちゃんがお茶まで出してくれました)

 湯上り感は殆ど特徴がなく、本当の意味で「何もない単純泉」といった感じでした。pHがどれほどのアルカリ性のお湯かは判りませんが、ここまでナチュラルなお湯も久しぶりな気がしますね。

 特徴のない温泉が好みの方や、事後予定が入っている方にはお勧めできますが、温泉に特徴を求める方には不満足なお湯だとも思えました。


【再訪1】


 リニューアル情報を掲示板で受けておりましたので情報を更新します。ただリニューアルといっても施設の外見と客室が主に変更を受けたようで、浴場はタイルが張り替えられて洗い場のシャワーユニットが新しくなった程度。またこの時は偶々露天風呂が調整中ということで利用できませんでしたが、変更点はありませんでした。

 よって初期評価を充実させ、写真入れ替えいたします。また評価に変動はございません。


【確認1】


 小原北温泉・山岡温泉と不運にも入浴できなかった為、この施設の再訪も兼ねてこの施設に向かいました。しかし施設の名称が変更になり立ち寄り入浴は時間が11時〜15時までで、前日までの予約によって対応するとの札が入口にしっかり掲示されていました。

 よって営業時間を「11時〜15時(要予約)」と変更いたします。あぁここでも入泉出来なかった・・・(涙)。


【確認2】


 横の和味の宿 いわみ亭を再訪ついでに状況確認いたしました。入口のところに前回同様入口のところに掲示があるのですが、内容が一部変更になっておりました。

 内容は「日帰り入浴のご案内 11:00〜14:00 大人920円 子供420円 お食事は前日までにご予約を頂いております」

 要するに日帰り入浴は予約制でなくなり、入泉料は900円→920円に変更・11時〜15時→11時〜14時に変更されたということです。入浴が予約制でなくなったのは良かった!情報を更新いたします。



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