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武芸川温泉(むげがわおんせん)

【関観光ホテル 西の屋別館】
旧「ゆとりの湯」、2016年11月民営化されリニューアルオープン




【住所】  岐阜県関市武芸川町八幡1558-7
【電話】  0575-45-3011
【料金】  780円

【泉種】  弱アルカリ性ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物温泉
       pH8.2 29.1℃ 17.5L/分 1.71g/kg H28分析
      旧分析:弱アルカリ性ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉 pH不明 29℃ 湧出量不明 1.50g/kg H11分析

【備品】  リンスinシャンプー・ボディソープ・ドライヤー
【営業】  10時~22時 不定休
【記 録】 2006/05/28 【再訪1】 2007/01/04 【再訪2】 2010/01/30  【情報1】 2016/05/22 【再訪3】 2016/12/18

【評価】

施設 ★★★★
お湯 ★★★
湯上感 ★★★
料金
総合 ★★★


【コメント】

 ここの利用は2年ぶりで、この温泉評価HPを始める前にも2度程利用した事がある日帰り温泉施設です。前回は夕方薄暗くなってからの利用だったため、今回は昼に利用して評価させていただきます。

 施設は国道418号から1km程入ったところにありますが、その国道交差点には看板が出ていますので見落とさなければ施設まで辿り着く事が出来ます。駐車場は施設横と下の2箇所設置されており、収容台数はかなり多いのでそれだけ人気施設なのでしょう。

 施設は和風の造りとなっており、建物は大きいのですが意外と入口が小さい造りとなっています。早速施設内部へ向かうと右手に下駄箱と券売機・右奥に受付・左前に券売機が設置されています。

 下駄箱は鍵付きながらコインレスで利用ができます。券売機は2台ありますが、フロントの横にある方の券売機上に温泉分析表が小さく有り、温泉施設であることをアピールしています。しかし抜粋版の上にそれ以外の詳しい温泉分析表は施設のどこにもありませんので、気になる方はぜひ先にご確認しましょう。

 受付担当の従業員はあまり愛想がよろしくなく、反対にスタンプカードを出すのがモタモタして遅くなってしまった客に男性従業員怒ってしまう始末。おいおい・・・(-_-;)
(再訪2ではそのあたりが改善されていました)

 また受付の前は狭いながら休憩するところがあり、利用者ががごった返しています。休憩処はそのフロント前と別棟食事処横に設置されているのですが、やはり土日の温泉施設は混みますね(>_<)。

 脱衣所は大小の100円リターン式ロッカーとベビーベット・洗面台で構成されており、ロッカーの大きな方にはハンガーがあります。しかしながらロッカーがそこまで高さのあるサイズではないので、服は下について折れてシワになってしまいますのであまり意味を成しません。

 早速洗面台の装備を確認してから脱衣の後、混み合っているであろう浴場へ向かいます。浴場内は左手に掛け湯・正面に洗い場・右手にサウナ・水風呂・ジャグジーバス・普通のメイン湯船が設置されており、窓の外には露天風呂も見えます。

 洗い場は仕切ありとナシの両方が設置されていますので、好みに合わせて使い分けましょう。鏡やシャワーなどの快適装備はしっかりしているのですが、レバー式のシャワーがすぐお湯が止まってしまいますので何度もレバーを下げる必要があります
(再訪2でも改善されていませんでした)

 ただ混み合う洗い場では、仕切りがあってもシャワーの扱いには気をつけましょう。この日は後ろに座ったおじさんのシャワーが私に良く掛かり、かなり迷惑な状況になってしまいました。他人のフリ見て我がフリ直せっていう言葉を思い出しつつ、耐えましたが・・・。

 内湯は水風呂以外温泉利用となっておりますので、早速メインの湯船でどっぷり浸からせて頂きます。お湯は41℃程で浸かった途端にヌルッとした肌触りが感じられますが、すぐにそのヌルッとした感じはなくなります。

 お湯は軽く白色のお湯
(再訪2では無色透明でした)で塩素臭と鉱石臭・塩素味の裏に微かな塩味かつ苦味を感じます。白く微かに濁ったお湯とは、暗くなってから利用した前回では気づきませんでした。

 お湯の利用状況は循環・加熱・未加水で塩素消毒とのこと。井戸の湯量がどれ程あるのかは不明ですが、湯船からフローして廃棄されるお湯の量はかなり少なめです。

 露天風呂は小さな薬草湯と大きな岩風呂・小さいながらジェットバスが設置された湯船で構成されています。岩風呂は内風呂に比べ湯温が高く42℃程で長時間利用される場合は半身浴が中心になりますが、周囲はしっかりと周りの山々が眺められる眺望があります。また屋根がしっかりとありますので、雨の日でもゆっくり浸かることが出来ると思いますよ。

 なおジェットバス湯船から露天風呂の湯船にフローしたお湯が流れ込むようになっていますが、お子様たちがそこで遊び回っています。人が多いためかお湯に湯ノ花とは異なる皮脂が浮いています(涙)。早々に露天風呂から撤退し、内風呂でゆったりしました
(再訪2では朝の為かお湯は内湯・露天風呂共とても綺麗でした)

 湯上りは先にも書きましたがフロント前や横の休憩エリアか、別棟の食事処横の休憩エリアでゆっくりすることが出来ます。なおどちらも新聞が設置されていますので、家族を待つにも苦になりませんよ(´ー`)ノ。

 湯上り感は湯から出た後はしばらく暑いのですが、30分もすると落ち着きます
(再訪2では特に暑さを感じられませんでした)。肌はしっとりスベスベ~、翌日まで効果があります。受付横にある関牛乳のコーヒー牛乳を飲んで後にしました。

 混雑度では同じ岐阜の池田温泉ほどではないのですが、人が少ないときに利用するとゆっくり出来て良いかもしれませんね。


【再訪1】


 すっかり薄暗くなってからの再訪となりました。明日からの会社勤務に気合いを入れるため気温8℃、曇りの天気の中17時前より入泉です。施設は相変わらず繁盛しており、空き下駄箱を探すのにちょっと時間がかかりました。相変わらず5秒で止まってしまうシャワーなど施設面では全く変更なく、お湯の感覚・湯上がり感も変化はありません。よって評価も変化無し!

 もうちょっと人が少ないとゆったり出来る温泉施設になるんですけどねぇ・・・。


【再訪2】


 3年ぶりに気温4℃で良い天気の中、営業開始と同時に利用させていただきました。運営母体が変わりましたが、施設・お湯・従業員共に何も変わっていませんでした。写真3枚しかない初期評価に手直しを行い、文章内容の充実を図りました。


【情報1】


 掲示板にて「Hiro」様より現在民間に業務委託し、リニューアル休業中との連絡を受けまし た。早速確認が取れましたので、再開がいつになるかわかりませんが休業中と致しました。

「Hiro」様におかれましては、貴重な情報ありがとうございました。<(_ _)>


【再訪3】


 施設に別棟が増設され、岩盤浴も入泉料で利用できるようになりました。なんてまぁ太っ腹な施設なんでしょう。もちろん館内着とバスタオルもありますが、セルフサービスで持っていかないといけません。施設のリニューアルということで今まであった施設も手を加えられ、入り口から場所が変わりました。

・入泉料が600円→750円に値上げ(2017年2月より780円に追加値上げ予定)
・営業時間が10時から21時だったのですが、22時まで(受付は21:30まで)に延長され ました。
・温泉分析表が更新されました。
・星の数も旧施設に比べ施設・お湯・湯上り感で各1つづつ追加しました。

以下新施設を再評価しました。

 2015年春よりリニューアル休館に入り、同年11月に民営化によって生まれ変わりました。以前の評価は上記リンクをご参照下さい。久々に開館と同時に利用させていただきました。

 施設は国道418号から1km程入ったところにありますが、東海北陸自動車道美濃ICから1本道で向かうことが出来ます。意外とナビなしでも辿り着けるかもしれませんね。施設周囲は駐車場が広く確保されておりますが、車は20台以上停車しており既に20名程が施設入り口に並ばれていました。

 施設はバリアフリーの和風の造りとなっており、建物は大きいのですが意外と入口が小さい造りとなっています。以前の施設と比べ向かって右側に施設が拡幅されており、入り口自体も右側に移設されていました。  

 施設内部へ向かうと右手に下駄・右奥に食事処、正面にロビーと中庭、左に受付及び脱衣所入り口と産直品販売エリア・左奥に岩盤浴エリアが別棟に設けられています。全体的に空間が贅沢に使われており、開放感が感じられます。 

 下駄箱は今まで同様鍵付きながらコインレスで利用ができます。券売機は無くなりフロントでの受付となるのですが、受付では入泉料を支払い館内用のお財布バーコードバンドを受け取るのみになります。

 なおフロントでは何の説明もありませんでしたが、岩盤浴を利用される方は受付右横の棚よりタオルと館内着・手提袋をセルフサービスで受け取ることになります。岩盤浴も入泉料で利用できるのはうれしいですね。

 脱衣所は今までの施設から大きく雰囲気が変わり、ロビー同様和風の雰囲気を壊さないように作られています。コインレスの鍵付きロッカーは上下2段の大きなものが用意されており、扉もプラスチックながら木目調に作られています。好きな場所のロッカーを選び、利用しましょう。

 またドライヤーや鏡が設置されているエリアがあるのですが、ベビーベッドはありませんでした。まぁおむつ装着の方は入浴お断りとなっている施設なので、これは仕方がないでしょう。さらに一つ不満があるとすれば岩盤浴に向かう際、ロッカー扉内側にハンドタオルを掛けておくフックがあると便利なのになぁ。

 早速脱衣所の壁に掲示されている温泉分析表を確認して脱衣の後、浴場へ向かいます。浴場内は右手にかけ湯と洗い場、左手にサウナと水風呂、正面から左奥にかけて内湯が3つとさらに洗い場が設置されています。また正面奥には露天風呂への出入り口も設置されています。 

 洗い場は仕切ありと無しの両方が設置されていますので、好みに合わせて使い分けましょう。また鏡やシャワーなどの快適装備はしっかり設置されていますので、不満はなんらございません。またソープ類も意外と匂いが少なく、お湯の評価には邪魔になりません。

 内湯は水風呂とシルク風呂以外温泉利用となっておりますので、一番右側の湯船でどっぷり浸からせて頂きます。お湯は41℃程で浸かった途端にヌルッとした肌触りが感じられますが、すぐにそのヌルッとした感じはなくなります。ただ暫く浸かっていると肌が溶かされているのが判ります。

 お湯は無色透明で殆ど無味無臭、敢えて言えば塩素臭と鉱石臭・塩素味の裏に微かな塩味かつ苦味を感じます。見た目と味・匂いは肌触りより特徴がありませんが、利用状況からみれば仕方ないのかもしれません。

 そんなお湯の利用状況は循環・加熱・未加水で塩素消毒とのこと。井戸の湯量が17.5L/分なので、一生懸命循環ろ過しているのは目に見えています。井戸に対してこの施設の規模は明らかに頑張りすぎです。しかも以前より湯船数が増えてるしなぁ。

 露天風呂は左手前に座湯、正面右手から屋根付きイベント湯と大きな岩風呂・大きな屋根に覆われた寝湯と3つの壺湯で構成されています。眺望は低い壁があるので完璧とはいきませんが、周りの山々が眺められる眺望があります。

 一通り湯船に浸かり館内着に着替えて岩盤浴棟に向かいますが、温泉評価を優先させますので利用は控えました。途中には漫画コーナーも設置されており、休憩エリアも広くとられています。中学生以下は利用できませんが、大人であればスキー場帰りなどの休憩・仮眠の場所に使えるのではないでしょうか。

 そんな岩盤浴は4つの部屋と1つのクールダウン専用室で構成されていますので、謳い文句に合わせてご利用くださいね。(正直岩盤浴の各種類の効果はよく判りません)

 湯上りはロビーエリアか、食事処でゆっくりすることが出来ます。湯上り感は以前の評価同様湯から出た後はしばらく暑いのですが、30分もすると落ち着きます。肌はしっとりスベスベとした感覚が翌日まで効果が得られました。



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