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三田洞神仏温泉(みたほらしんぶつおんせん)

【三田洞神仏温泉】





【住所】  岐阜県岐阜市三田洞222番地
【電話】  058-237-3734
【料金】  510円(岐阜市民410円・岐阜市民60歳以上200円)

【泉種】  中性単純鉄冷鉱泉
      pH6.5 16.3℃ 240L/分 0.24g/kg H20分析

       旧分析:中性単純炭酸鉄泉 pH6.7 Rn20.14 15℃ 240L/分 S35分析

【備品】  ドライヤー
【営業】  10時〜16時(6月〜9月は〜18時) 毎月1日及び水曜日と年末年始休業
【記 録】  2006/04/02 【再訪1】 2007/06/17 【再訪2】 2010/07/24
【再訪3】 2014/09/06


【評価】

施設 ★★★
お湯 ★★★
湯上感 ★★★
料金
総合 ★★★


【コメント】

 先に記して置きますと長良川温泉と同じ井戸の温泉利用ですが、「三田洞神仏温泉」と温泉名が異なります。この施設が湯元にあたる施設で、長良川温泉へはここから結構な距離をパイプ送湯にて送られていきますのでこの温泉が一番新鮮である筈です。

 さて、本文に入りましょう。この日帰り温泉施設は営業時間が短いので休みの日しか行けません。外気温15℃で15時より曇りの天気の中、評価させていただきました。なお帰りには雷付の大雨という状況での入浴で、落ち着いて入泉が出来ませんでした。

  この施設は国道256号より少し入ったところにあるのですが、看板は近くにならないと出てきませんので向かうときはしっかりルートを確認しましょう。またこの施設は岐阜市の休養ホームの一部が開放されており、受付が役所そのものの造りであると共に雰囲気が得られます。

 施設前の駐車場はあまり広くない上に混み合いますので、駐車スペースを探すのに一苦労しました。何とか順番待ちで駐車場に車をとめて施設へ向かいます
(再訪2では来客数が減った為か駐車場に余裕がありました)

 施設内部は正面に下駄箱・右手斜め正面に受付が設置されており、お金を払うと役所らしく領収書が出てくるところがちょっと笑えます。カウンターのおばちゃんは愛想良く「はじめてかい?お風呂はそこの奥にあるから、あとこのパンフレットもあげるからね」とわら半紙に印刷された物を下さいました。
(再訪2では券売機になり、領収書も出なくなりました。また温泉分析表が掲示されたパンフレットもなくなりました)

 受付を済ませ受付奥の坂になっている通路を上がって、別の棟にある脱衣所と浴場へ向かいます。別の棟に入ると円形の休憩エリアがあり、左右に男女に別れた脱衣所入口があります。その休憩所の壁には手書きで大きな温泉分析表が掲示されており非常にわかりやすいのですが、なぜか受付で貰ったパンフレットとは分析表の内容が異なります。どちらが正しいのか判りませんが、間違った表示や判りにくい表示はやめて欲しいものです
(再訪2では脱衣所入口にH20分析の温泉分析表が掲示されていました)

 脱衣所の中に入ると60歳台を中心に、おじいさま方が30人ほどいらっしゃいました。どう見ても若い人でも55歳ぐらいです。無論場違いな年齢の私のほうに、皆さんの視線が集まるのが判ります(汗)。
(再訪2では利用者が少なく、私以外に3名しか脱衣所にはいませんでした)

 その脱衣所はロッカーと洗面台で構成されており、ロッカーはコインレスで鍵付きとなっております。しかもこの備付けロッカーは大きく使いやすいもの。ロッカー同士の間隔が少なく、かなり狭いのですが、早速脱衣をすませて混み合う浴場へ向かいます。

 浴場内部に入ると塩素臭がお出迎え、まあ公共施設なので仕方ないのですが・・・。掛け湯はステンレス製の物が置かれて、湯船は2つ。片方が赤茶色でこちらが温泉なのですが、非常に混み合っています(>_<)。右手に打たせ湯、正面にお湯の色が異なる2つの湯船、左手に歩行湯と掛け湯・洗い場が設置されています。

 洗い場は仕切りが無いタイプで、シャワーや鏡などの快適装備は設置されていますがソープ類は全くありません。入泉料が安いのでその辺は仕方が無いことなので、必ず己で準備してから入泉しましょう。

 さっと体を洗い透明なお湯が満たされた湯船から浸かりますが、残念ながらこの湯船は白湯利用となっておりますのでこれといって書くことはありません。早々に切り上げて横の小さいながらも茶色いお湯が満たされた湯船に向かいます。

 温泉利用の湯船は40℃程に設定されており、比較的温度が低い為に長湯が可能です。広さも10人浸かれば満員御礼サイズとなっていますので、混み合っているときは順番待ちとなっておりました
(再訪2では利用者が少なく、ゆったり浸かることが出来ました)

 お湯は横から勢い良く投入されているのですが、湯船の横からはその1/3程度しか溢れていませんでした。そのお湯は透明度が殆ど無くかなり濃いイメージだったのですが、浸かっていると意外とナチュラルな浴感を感じられます。

 お湯は循環・加熱・加水で塩素消毒されています。透明度はほとんど無い濁り湯で鉄の味がするかと思ったのですが塩素味しかしませんし、匂いも塩素臭しかありません。これさえなければギシギシするお湯でもないので誰でも入れるお湯で★が増えるだろうになぁ・・・。

 湯船の横は段差が付いており、お腹まで浸かることも可能です。しばらく浸かって体が逆上せてきたら半身浴に切り替えることも出来るので長風呂派には良い造りですが、寝っ転がるようなスペースはありませんよ。

 またこの施設は露天風呂やサウナはありませんので、スーパー銭湯に慣れてしまっているとつまらない施設になってしまうかもしれません。ここは1つの湯船でじっくり浸かれる方にはお勧めできますが、いろいろな湯船に浸かりたいという方にはお勧めできませんね(^^ゞ。

 湯上りはあちこちにある休憩エリアのどこかでTVや新聞を見ながらゆっくりすることが出来ますが、利用者も多い為に空きスペースを探すのも一苦労です。
(再訪2では利用者がかなり減った為にゆっくり休むことが出来ました。)

 湯上がり感は体に清涼感をしっかり感じられ、しかも翌日まで継続します。
(再訪2では40℃という暑さのためかすっとした清涼感は感じられませんでしたが、汗は全く出ませんでした)温泉よ、いい仕事してますね〜。さすが観光経済新聞社主催の「にほんの温泉百泉」の78位でございます。個人的にはこの清涼感は夏向け温泉ですね。(再訪2では評価を落とさせていただきました)


【再訪1】


 昨日入泉した乗鞍高原温泉の硫化水素臭が体に染み込み、さすがに今日は音楽活動でそんな臭いをさせる訳にいかない!ということで朝10時より再訪入泉しました。

 営業開始30分前に着いたのですが、すでにご年配の方が30名以上待っています。凄い人気だ!でもおじいさんたちに言わせるとこれでもまだ空いているそうな・・・。しかもかなり私が気になるらしく、皆さん話しかけてきて下さいます。まるで私は尋問を受けている感じ。しかも待っているときから入泉中・湯上りの休憩時まで続きます。

 前回と違う点・不足事項を書くと下駄箱はコインレスの鍵付きタイプ、領収書は無かった、洗い場はちゃんと後ろに順番待ちすると言ったところです。なお源泉について受付に確認したところ、三田洞温泉と長良川温泉はまったく同じモノで使われる場所によって名称が変わり、配湯量がそのまま湧出量になっているらしいです。

 初期評価は写真を殆ど記載していませんでしたので、追加致しましたが評価としては変動無しです。


【再訪2】


  掲示板にて「二代目」さんよりいろいろと変更されているとの情報を頂いておりましたので、気温40℃!(車の外気温計による)の中で午後2時より再訪にて情報を更新いたします。

 変更点は入泉料は全体的に200円の値上・温泉分析表の更新・装備品にドライヤー追加・評価点の変更となります。あわせて写真の追加と初期評価文の更新も行いますのでよろしくお願いいたします。


【再訪3】


 約4年ぶりの再訪にて、1点のみ情報を更新いたします。

 変更点は入泉料が500円→510円(岐阜市民及び60歳以上は400円→410円)に変更されたのみ。消費税が上げられたので、この値上げは仕方ないでしょう・・・。



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