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南濃温泉
(水晶の湯源泉)
(なんのうおんせん)
【水晶の湯】
【住所】
岐阜県海津市南濃町羽沢1623-3
【電話】
0584-58-1126
【料金】
750円(平日650円・海津市民は曜日問わず550円)
【泉種】
弱アルカリ性ナトリウム・カルシウムー塩化物温泉
pH7.6 27.2℃ 50L/分 3.96g/kg H30分析
旧分析:中性ナトリウム・カルシウムー塩化物温泉 pH7.3 29.4℃ 90L/分 15.57g/kg H20分析
旧分析:中性ナトリウム・カルシウムー塩化物温泉 pH7.2 36.1℃ 150L/分 16.41g/kg H13分析
【備品】
シャンプー・リンス・ボディソープ・ドライヤー
【営業】
10時〜21時 第1木曜日定休
【記 録】
2006/07/23
【再訪1】
2007/02/10
【情報1】
2008/01/14
【再訪2】
2009/05/04
【再訪3】
2014/06/22
【情報2】
2020/06/06
【再訪4】
2021/04/18
【評価】
施設
★★★★
お湯
★★★
湯上感
★★★
料金
★
総合
★★★★
【コメント】
雨が降る天気の中で、午前中に利用させていただきました。過去2度ほど既に利用したことがある施設なので、ある程度知っている温泉施設で道の駅「南濃」の奥に位置する温泉施設です。しかしながら駐車場は全く離れた別のところにあり、しっかりと道路に案内が出ていますので迷うことはありません。
また本来この温泉に来てはいけないような天候(理由は後ほど)なのですが、反対に利用客が少なくゆっくり出来るかもという淡い期待をしながら行ってきました。
駐車場に10時に到着したのですが、施設は山の中腹にありマイカーは乗り入れ不可となっております。底までは専用のマイクロバスが12分おきに出ているのですが、既に無料で施設まで運んでくれる始発バスは行ってしまった後でした。
待合室で次の便を待っていると、常連客の話し相手に捕まります。その方の話では「今日は客が少ない」との事なのですが、それでもマイクロバスに乗り込むと補助席まで使う状況です。十分人が多いです(ToT)。
施設に横付けされたマイクロバスから降りて、側面から景色が良く見える施設に入ります。入口では「いらっしゃいませ〜」と従業員の方がお出迎えしてくれます。施設内部は正面にフロント、右に下駄箱と券売機、左側に食事処と売店・休憩エリアが設置されています。
下駄箱はコインレスで鍵付きなのですが、奥行きがありませんので靴も斜めにして何とか押し込みました。横の券売機は2台設置されておりますが、利用者が集中しますので並んで入泉券を購入の後、下駄箱のキーと入泉券を持ってフロントに向かいます。
フロントに入泉券と下駄箱キーを出すと、脱衣所のロッカーキーを渡されます。なお各種会員割引もありますので、このときに会員証を提出すると差額を返金してもらえます。またフロント左には大きな水晶の原石が展示されており、昔からこの地では水晶が採掘される様です。
脱衣所まで右奥の廊下を歩くのですが、色々な催し物の告知や他の温泉施設ポスターなどが壁に貼ってあります。なかなか地元密着タイプですな〜。また壁には地味に温泉分析表が掲示されていますので、気になる方はチェックしましょう。
脱衣所はこの日、奥の「煌きの湯」が男・手前「ときめきの湯」が女になっておりました。内部は比較的狭く、駐車場からのマイクロバスが入ってくると利用客が押し寄せる状態です。
内部はロッカーと洗面台で構成されており、ロッカーは大きいのですが中途半端に大きいサイズでスーツやコートはシワになる事でしょう。なおベビーベット装備のため、小さなお子様がいても利用しやすい施設ですね
(再訪2時、逆のときめきの湯には設置されていませんでした)
。
さっと脱衣の後、利用者がかなり多い浴場に向かいます。内部は掛け湯とイベント湯・露天風呂が正面、サウナと水風呂・歩行湯と洗い場が右、ジャグジーバスと普通の湯船が左側に設置されています。
洗い場は仕切はないタイプで、シャワーや鏡などの快適装備はしっかりと装備されています。ただシャワーはボタン式なのですが、ボタンから手を離すと6秒ぐらいで止まってしまいました。座ったところがハズレだったのかもしれませんが、さすがにもう少し長くお湯を出して欲しいモノです。
(再訪1時に座ったところは8秒でした 。)
ちょっと不満を感じながら体を洗い、何の細工も無い温泉利用の湯船に向かいます。湯船は広くはありませんが、6人ほどが何とか浸かれるサイズとなっております。お湯は無色透明で殆ど匂いはありませんが、マイルドながらしっかりした塩味が味わえます。
ただ周りには子供が多数居り親の制止も聞かずに走り回った結果、滑って尻餅をついてさらに大声で泣く状況はちと辛いですなぁ。他の施設から見れば若い方も多めの施設ですので、人気のある施設であることは間違えありません。
なおお湯の利用状況は加水無しで、加温・循環・消毒付となっております。毎分150L
(再訪2では90Lに減りました)
の湧出量がある割には小さな施設で循環、まあお客様が多いのでこんなモノでしょうか。
露天風呂は壷湯・岩風呂、「ときめきの湯」では檜湯が設置されています。晴れていれば濃尾平野を望むことが出来るのですが、天候不順のため今回は絶景はお預けです。夜は閉館が21時と早いのですが、美しい夜景を眺めながらの温泉が可能となっています。ただお湯に浸かっての眺望は、目隠しによって何も見えません。
しかし露天風呂は内湯以上にお客が多いので非常に落ち着かないのも事実。本来であれば施設で★がもう一つ多いのですが、あまりにも混み合うので減点させて頂きました。また利用者が多い時は施設には、入場制限が掛かりますので注意しましょう。
湯上がりはフロント正面にある休憩エリアで、場所さえあれば新聞やTVを見ながらゆっくりすることが出来ます。窓の外は露天風呂同様の景色が眺められますが、ここでも利用者が多く賑やかです。
湯上り感は蒸し暑い梅雨の中でもポカポカ感を感じ、さすが塩泉!といったところです。しかも変な汗も出ることなく、ベタつきも強くありません。肌に微かに残るベタつきは1日残り、次の日のシャワーで消えました。
真夏にはちょっと辛い温泉かもしれませんが、冬には幸せな気分に成れそうです。
【再訪1】
前回冬向け温泉と判断していたので冬に再訪してみました。朝10時より気温10度・晴れの中再評価です。
温泉施設は変わらずなんら変化はありませんでしたが、張り紙にて「温泉の温度が低下して、泉質に変化が生じています。原因は調査中です。」との内容が記載されていました。やはり温泉は生きているのですね〜(´ー`)ノ。
そのお湯なのですが、塩味はおとなしくなり岩盤臭が少し自己主張するようになった感じです。間違えなく温泉の性質は変化していますが、これが一時的なものなのかどうかしばらく様子見ですね。
湯上りはやはり前回と異なり、ピリピリ感がなくサラッとした肌になります。弱いポカポカ感は1時間程続きましたがその後は肌のサラサラ感のみが残り、持続性は当日夜で終わりました。現在の泉質のほうが万人向けのお湯と感じました。
【情報1】
公式HPに泉質変化の件が記載されておりました。以下の文章はそのHPのコピーです。
『水晶の湯』泉質についてのお知らせ
源泉の温度低下の原因及び、泉質変化の原因を調査しました結果、井戸の銅管に穴があき、地下水が流入していることが判明しました。そのことにより、温泉水の温度低下と温泉が薄められていることが推測されます。
温泉水はポンプ操作により、従来に近い温泉及び泉質の温泉水を汲み上げることが出来ますので、従前どおり営業いたします。
なお、銅管の修繕については、詳細な分析結果を踏まえ検討し、対応してまいります。
温泉が生きていると評価したのは大げさだったのか〜(T_T) 、まあ薄くなっていてピリピリこなかったのですねぇ(´ー`)ノ
【再訪2】
気温18℃で曇りの天気中、19時より再訪しました。温泉分析が再度行われておりますのでデータを更新すると共に、上記評価文を充実させていただきました。
【再訪3】
約5年ぶりの再訪にて状況を確認いたしました。
変化したのは消費税UPに伴い、入泉料が500円→510円になったこと。またお湯はマイルドな塩味から苦みを伴う塩味へ変化しており、塩分濃度が濃くなったのでは?と思えてしまうほどでした。しかしながら湯上り感はベタつきもなく、相変わらすさらりとしていました。
料金の★を2つ→1つ、湯上り感を★3つ→4つに変更いたします。
【情報2】
掲示板にて「mai」様より休館情報を頂きました。
旧南濃町の公共物を指定管理業者が運営をしていたのですが、その指定管理業者が下記の文書にて運営をストップした状況であることから廃業ではなく休業と判断し、情報を更新いたします。
以下公式HPコピー
拝啓、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます 平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます
さて、弊社は指定管理者として平成29年から水晶の湯において事業を展開してまいりました。 これもひとえに、お客様のお力添えの賜物と深く感謝申し上げる次第であります
しかしながら新型コロナウイルスの影響による、収益悪化が著しく事業継続の方向性をいろいろ 探りましたが、誠に遺憾ながら事業継続することは困難と判断致しました。
このような状況から総合的に勘案した結果、令和2年6月30日をもちまして 事業撤退することを決定いたしました。
尚、誠に勝手ながら水晶の湯の営業を6月1日から休館とさせて頂きます
長年ご愛顧を賜りましたお客様には多大なご迷惑をおかけしますこと、心より お詫び申し上げますとともに、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
敬具
回数券についての対応は現在検討中ですので、決まりましたら このホームページにてお知らせさせていただきますので ご理解の程よろしくお願いいたします
令和2年6月
山弘なまずや分店 代表取締役
山田 弘美
今回の新型コロナウイルス流行による影響が初めて確認された施設となりますが、また何とか復活して頂きたい施設です。とりあえずお疲れ様でした。
【再訪4】
掲示板にて「mai」様より復活予定情報を頂き暫く様子を見ておりましたが、晴れて2021年4月9日、指定管理者を中津川温泉を運営する「クアリゾート湯船沢」として再出発を果たしました。
晴れたり雨が降ったりと天候不順な中、利用者が少ないであろうお昼の時間を狙って再訪しました。施設に向かうには変わらず専用のシャトルバスで向かいます。
施設の変更点は下記の通り。
・温泉分析表が改定されていました。
・入泉料が510円⇒750円に変更されました。また券売機が無くなりフロントにて先払
い方式となりました。
・第1・第3・第5月曜日定休⇒第1木曜日定休に変更されました。
・装備品でブラシはなくなりました。
また施設は飾り気がない「simple is best」な感性の管理となり、壁にポスターが殆ど貼ってありません。こっちの方が清潔感あり広々と見えるのですが、市の施設らしからぬ雰囲気となっています。この辺りは民間管理ですね。
一番大きく変わっていたのがお湯で、今までのような塩気を感じることがなく、肌が少し溶かされている感じが得られる方が強くなりました。温泉分析表を確認しても成分・湧出量ともに大きく減少しており、今まで中性であったお湯は弱アルカリ性に変化しました。
お湯の利用状況は掲示されていませんでしたが、次亜塩素酸消毒・加温・循環ろ過は変更なしと思われます。ただ加水の有無については可能性を否定できませんが、確認出来ず推測でしかありません。利用状況はしっかり掲示してほしいものです。
お湯が大きく変わったことにより湯上り感も大きく変化し、弱アルカリ性による肌の張りとその裏で弱いポカポカ感が感じられるのみとなりました。また微々たる湯当たりも起きましたので、ラドンも少し入っているのかもしれません。(分析表では未測定)
成分量の割にはライトな湯上り感で、評価を★4つ⇒3つに変更させて頂きました。
ただ施設からの景色は相変わらず絶景であり、濃尾平野を一望出来る開放感はこの施設ならではです。とりあえず復活して良かった!
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