本文へスキップ

池田温泉(いけだおんせん)

【池田温泉本館】





【住所】  岐阜県揖斐郡池田町片山3021-1
【電話】  0585-45-1126
【料金】  500円

【泉種】  アルカリ性単純温泉
       pH8.8 30.8℃ 390L/分 0.95g/kg H20分析
      旧分析 アルカリ性ナトリウム-炭酸水素塩温泉 pH8.86 31.6℃ 600L/分(動力) 1.02g/kg H7分析

【備品】  シャンプー・リンス・ボディソープ・ドライヤー
【営業】  10時〜22時 月曜・年末年始定休
【記 録】 2006/08/09 【再訪1】 2008/11/15 【再訪2】 2013/03/24
【再訪3】 2017/07/03

【評価】

施設 ★★★
お湯 ★★★★
湯上感 ★★★★
料金
総合 ★★★


【コメント】

 仕事が速く終わったので、受付ギリギリに行ってみました。国道417号から少し入ったところにあるのですが、途中で看板が何回か出てきます。なお近くに西濃ラドン温泉の看板もあるのですが、すでに廃業しています。
(再訪2ではその看板はなくなりました)

 池田温泉は本館と新館があり、この日は新館が休業日で奥の本館に向かいます。駐車場は警備員がちゃんとおり、空いている場所に誘導してくれます。なお駐車場の片隅では、温泉の自動販売もしておりました(100Lで100円)。
(再訪2では警備員がいなくなっていました)

 警備員の指示に従って車を止め、坂を上って施設へ向かいます。施設は平屋建てで、最近の街中にある豪華な施設とは全く趣が異なります。

 施設に入るとコインレスの下駄箱が設置されており、さらに中に入ると正面が脱衣所・右手に小さいながらも休憩エリア・左手に券売機と受付があります。なお休憩エリアはここだけでなく、2つの離れにもあるのですが、夜は閉鎖されていますので利用は出来ません。

 早速入泉券を購入するのですが、JAFなどの割引があるので利用される方は割引チケットボタンを押しましょう。わからなければフロントのオバちゃんが説明してくれますよ。

 受付の近くには「池田温泉のお湯は現在ここだけでしか入れません」とコメントがありました
(再訪1時にはなくなりました)。名古屋地区では90年代の一時期、スーパー銭湯のお湯は池田温泉のローリーばかりだったことを思い出すと、湯量が減ったと思わざる得ないです。やはり温泉は有限な資源、大事に使いましょう(´ー`)ノ。

 脱衣所はコインレスのロッカー及と、少いながらも篭が置いてあります。人口密度はかなり高めで、露天風呂の横にも離れの脱衣所がありますが、やはりそこもそれなりに混んでいます。さすが人気の在る温泉施設!。ベビーベットもありますので、子連れ父さんにもやさしいですね。

 混雑している中でなんとか脱衣の後、正面の出入り口から浴場に向かいます。内部は正面にジェットバス装備の内湯・その奥にサウナ・左右に洗い場・左手に掛け湯となっています。なお露天風呂の隅にも、狭いながら洗い場は設置されていますよ。

 浴場内に入った途端に異様な匂いを感じ、その原因は仕切りのない洗い場で判明します。なんとスパイシーハーブ入りのソープ類なのです。俗に言う「トニックシャンプー」と「トニックボディソープ」・・・勘弁してくれ〜
(再訪1時はゲルマニウムソープになっていましたが、再訪2では至って普通のソープになりました)

 温泉にきて温泉の良さが判らなくなるようなモノは勘弁して欲しいものです。なおシャワーや鏡などの快適装備はしっかりしています。

 内湯は1つのみ設置されており、混みあっていて狭い上にジェットバスが結構な割合を占めています。お湯は入ってすぐに池田温泉の売りである「ヌルッ」とした感じがしっかり判り、40.5℃程に保たれていますので長く浸かっていられます。しかしながら刺激的なソープ臭に絶えられず、露天風呂に逃げ出しました。

 露天風呂は屋根付きでタイル張りの円形露天風呂とサウナ横の26℃程に設定された源泉未加温の岩風呂、滑り台がある風呂の3つで構成されています。空間は広く取られており、開放感は結構ありますが無駄な空間もあるように思えます。

 
(再訪2で反対側の露天風呂は岩風呂風で2つとサウナ横に源泉未加温で25℃の小さい湯船が設置されており、岩風呂風の片方は屋根付きで39℃・屋根無しは37℃程に設定されていました。こちらには子供向けの施設は一切無く、滑り台はありません。)

 滑り台は子供の遊び場になっており、ちびっこ4人が順番にひたすら滑っていました。大人は円形の湯船でゆっくり誰でも判るヌルッとした感じのお湯を味わうのですが、お湯の塩素臭もかなりのモノです。
(再訪2では塩素臭が少し軽減されていました)

 お湯は無色透明で塩素味塩素臭のお湯は、加熱・循環で未加水・塩素消毒となっています。前は600L/分のところ、390L/分にした上に新館を増設したので湯量の割には加水もせずに循環だけとは頑張っているほうでしょう。

 温泉業界は資源保護を謳って循環する施設が多いのですが、この施設の場合は本当に温泉資源の計画的な利用をしないととんでもないことになることを、過去に経験している為に痛感しているのでしょう(^^ゞ。

 気温30℃の中での露天風呂ですが、正直寒く感じます。炭酸水素塩泉の成分が効き過ぎで、かなり風がスースーと熱を奪っていきます。冬は湯冷めに注意が必要です
(再訪1・2共やられました(T_T) )。なおサウナ横の冷泉は、水風呂のようなポジションになっており、ちと可愛そうな気がします。

 湯上りは小さいながらも畳敷きの休憩エリアが設置されています。明るい時間なら休憩専用の離れが開放されますので、ぜひこちらもご利用ください。

 湯上がり感はやはり「温まった」という感覚はなく、「サッパリした」という感じです。肌は張った感じはするのですが、水分を奪われた感じでパサパサ気味と塩素臭・・・。独特なヌメリは湯上りには効果がが強いのかもしれません。とても辛口評価になってしまいましたが、夏向きで、ヌルヌルが好きな方にはオススメです。

 そう言えば前来たときは「グリーンセラ池田」という名前だったのに、いつ改名したのでしょうか?。


【再訪1】


 気温13℃で曇りの天気の中、会社が終わってからの再訪です。施設に変更はありませんが、お湯が前回より濃くなった(昔に戻った)ように思えました。また館内写真撮影禁止になりましたので、過去の写真をそのまま再利用します。

 評価文を手直し、お湯の評価を★3つ→★2つ・湯上り感を★2つ→★4つに変更しました。湯上り感は相変わらずひんやりし、強烈に湯冷めした結果、3時間後風邪でダウンしました。


【情報】


 掲示板で「二代目」さんの情報によって分析表が更新されたとの情報と情報元アドレスを頂きましたので、情報を更新いたします。情報提供ありがとうございました。(2009/09/27)


【再訪2】


 約4年半ぶりの再訪にて、状況を確認しました。最初の評価は向かって右側だったのですが、今日の男湯は左側の脱衣所となります。

 変更点はリンスinシャンプーがリンスとシャンプーに分離され、「二代目」さんの情報どおり温泉分析表が更新されておりましたが、それ以外の変更は施設・サービス共にありませんでした。

 初期評価に追加情報を追記し、写真を更新いたします。なお★の数に変更はありません。


【再訪3】


 またも4年半ぶりの再訪にて状況を確認致しました。相変わらずの人気で利用者も累計1000万人突破と大きく表示されていました。暑い日はこの泉質は良いのですが、人の多さだけはゆっくりしたい方には辛いですね。特に変更点は確認できず、じっくり利用して参りました。



inserted by FC2 system