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谷汲温泉(満願の湯源泉)(たにぐみおんせん)

【元湯 谷汲温泉 満願の湯】





【住所】  岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲徳積1684


【電話】  0585-56-1126
【料金】  600円

【泉種】  弱アルカリ性単純温泉
      pH8.4 25.6℃ 82.4L/分 0.16g/kg R元分析
      
旧分析:弱アルカリ性単純温泉 pH8.2 27.5℃ 82.4L/分 0.17g/kg H12分析

【備品】  ボディソープ・ドライヤー(有料)
【営業】  10時〜20時 (12月〜3月は10時〜19時) 金曜日定休
【記 録】  2006/09/16 【再訪1】 2009/05/10 【再訪2】 2020/12/31

【評価】

施設 ★★★
お湯 ★★★
湯上感 ★★
料金
総合 ★★★


【コメント】

 気温21℃で秋雨前線が居座る中、夕方6時より入泉してきました。なお2年前にも利用させていただいた事があり、その時は雪が降る中に利用したのですが、あまりインパクトが無かった温泉施設です。

 施設前の広い駐車場に車を停めてオレンジ色の平屋建ての施設へ向かいます。施設内部は左右に下駄箱・右に脱衣所・左に1台の券売機とその奥にフロント・正面に販売品が並 んでいます。また左奥には休憩処と食事処が設置され、休憩 処にはマッサージ師もいらっしゃいます。

 下駄箱は鍵付きながら100円リターン式となっており、百円玉の用意が必要です。下駄箱横の券売機で入泉券を購入、受付の女性スタッフに下駄箱の鍵と券を提出すると、脱衣所のロッカーキーを渡されます。

 脱衣所入り口横に簡単な温泉説明のボードがあり、その横にA4サイズの温泉分析表が貼ってあります。さっと内容を確認して「きっと濃い温泉が好きな方には受け入れられない温泉なんだろうなー」と思いつつ脱衣所に入ります。

 脱衣所内部は鍵付きロッカーと洗面台で構成されており、施設に見合った大きさとなっています。ロッカーは大小ありますが、受付での鍵番号で運命が決まります。大ロッカーはハンガーが1つありますが、スーツは不可なサイズとなっております。

 なお洗面台にドライヤーが設置されていますが、3分10円の有料となっております。イオンドライヤーも普及した今時に、10円有料ドライヤーとは珍しいのではないでしょうか。
(再訪2では無料になりました)

 さっと脱衣の後、浴場へ向かいます。浴場内部は左手に掛け湯と2つの内湯、正面にサウナ、右手に洗い場という構成で、外には露天風呂と水風呂が設置されています。内湯は2つの湯舟に見えますが、仕切に穴が空いておりますのでお湯が流れています。

 洗い場は仕切ナシのタイプで、シャワーや鏡などの快適装備はしっかり整っています。しかしながらシャンプーやリンスはなく、ボディソープが2種類あるのみです。しかもボディソープの片方は池田温泉本館にもあった清涼感溢れるトニックソープです・・・勘弁してくれ〜(ToT)
(再訪1ではトニックソープは無くなり、お茶シリーズと桜エキス入りソープになっていました)

 持参のソープで体や頭を洗い、まずは内湯から楽しむことにします。湯船はジェットバス装備の湯船とノーマルの湯船の2つ合わせて10人は余裕で浸かれるサイズで、お湯は40℃ほどで比較的温くて長湯が可能となっています。

 また湯船に張られているお湯は無色透明・微かに塩素味・塩素臭と微かな岩石臭を感じることが出来ます。まぁ単純泉なのでこれといった特徴はあまり期待していませんでしたが、どうしても温泉らしさを探してしまいますね(≧ω≦)b。

 お湯の利用状況は循環・加熱・未加水・塩素消毒となっており、利用状況もこれといった特徴はありません。湯量は80Lあるのですが、湯温の低い井戸では循環・加熱は仕方ありませんね(T_T) 。問題はどれだけ循環・濾過でどれほど温泉らしさを失っているかなのですが、さすがに判りません。

 じっくり内湯で体を温めた後、サウナ横のドアから露天風呂へ向かいます。露天風呂は2つの湯船で構成されており、右手の小さい湯船が水風呂・左側の大きな湯船が温泉利用の湯船となっています。

 その露天風呂は内湯より広く、屋根が水風呂と温泉利用湯船の一部に付いています。周囲は残念ながら塀に囲まれて眺望がなく、横にボイラーの煙突があるために一定間隔で「ボ〜〜〜」という音に包まれてしましました
(再訪1時はその音が確認できませんでしたが再訪2ではしっかりと稼働していました)

 また露天風呂からの風景も無く高い塀のために見えるのは、空と周囲の山並みの上部分・隣の民家の屋根となっております。立地条件が谷間なので仕方ありませんが、ちょっと寂しい感じがします。

 湯上がりは受付横奥にある休憩室で、TVや新聞を読みながらゆっくりすることが出来ます。その片隅にいる整体師さんは、暇なようで一生懸命電話にてお得意さんに電話をしていました。商売商売(≧ω≦)b。

 湯上り感は肌がサラサラになり、弱いながら体が温まりました
(再訪1時はポカポカ感をあまり感じませんでした)ので単純泉ながら比較的冬に楽しめるかもしれません。なお肌のサラサラ感は、翌日朝のシャワーで消えました。

 成分が薄くお湯の特徴があまり無い為に誰でも入れる温泉であることは確かですが、温泉に特徴を求める方には辛いかもしれません。そのギリギリ感を見極めるのも温泉に浸かるものとしては楽しいものです。


【再訪1】


 気温27℃で良い天気の中、お昼に再訪させていただきました。初回の評価があまりにも内容不足ですので書き足すと共に写真を追加しました。なお評価に変動はありません。


【再訪2】


 大晦日で雪の中、約10年ぶりの再訪にて状況を確認いたしました。変更点は下記の通りです。

入泉料:500円⇒600円に変更
定休日:月1回金曜日定休⇒毎週金曜日定休
温泉分析表が更新されました。
脱衣所のドライヤーは無料で使用できました。

入泉料が600円になったために★1つ減りましたが、ドライヤーが無料になったので施設の★が1つ増えて相殺。結果評価に変動はありません。



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