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谷汲温泉(たにぐみおんせん)

【根尾川谷汲温泉】





【住所】  岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲長瀬450-1
【電話】  0585-55-2299
【料金】  500円

【泉種】  弱アルカリ性ナトリウムー炭酸水素塩温泉
               pH8.4 25.2℃ 28L/分 1.96g/kg H20分析
      ※旧分析:弱アルカリ性ナトリウム-炭酸水素塩温泉 pH8.43 25.4℃ 28L/分 1.98g/kg H7分析

【備品】  リンスinシャンプー・ボディソープ・石鹸・ドライヤー
【営業】  10時〜20時 火曜定休
【記 録】  2007/05/26 【再訪1】 2010/10/16 【再訪2】 2016/10/02

【評価】

施設 ★★★
お湯 ★★★
湯上感 ★★★
料金 ★★
総合 ★★★


【コメント】

 気温24度で朝から天気の良い日に朝10時より入泉です。このHPを作成する前に過去2回ほど利用したことがありますが、そんなに知名度も無く建物としても目立つ施設ではありません。しかしながら営業開始前より5人ほど営業開始を待っており、意外と人気があるのがわかります(´ー`)ノ。

 施設は県道から少し入ったところにあるのですが、駐車場は結構広く取ってあります。また施設の奥にはキャンプ場も併設しています。なお駐車場の道路反対側には温泉櫓がまだ残っている旧館「ニュー谷汲」が「休業」の看板が出ていますが、火曜日はこの施設を使っているようです
(再訪1では完全に使用されなくなり、再訪2では建物もなくなりました)

 時間になり施設が開くなり1番風呂を目指すおじ様が大急ぎで靴を鍵なし下駄箱に突っ込み、券を購入して脱衣所に向かわれました。早〜!そのおかげで忘れかけていたこの施設方法を思い出しました。

 ちょっと話を元に戻して下駄箱は入り口の左右にあり、入れるだけの下駄箱の横に100円リターン式もありますが皆さんあまり利用されていません。券売機も奥に進むと左右にあり、空いている方で購入が出来ます。
(再訪1では右手に2台設置されていました)

 入泉券を左側にある受付に提出して受付完了、女性スタッフが「ごゆっくり〜」と声を掛けてくれます。壁に掲示されている温泉分析表を確認しつつ、右側にある脱衣所の暖簾の中にそそくさと入ります。

 なお脱衣所横や受付の裏側には休憩エリアや食事処が設置されており、入泉料だけで利用できるプールまで設置されています。姉妹店で大野温泉があるのですが、ここでも同じサービスですね。

 脱衣所はコインレスの鍵付きロッカーと洗面台で構成されており、篭も端に置いてあります。鍵付きロッカーは通常サイズなので、冬場は荷物を少なくして施設に入ったほうが良いでしょう。
(再訪1ではピンクのロッカーから茶色のロッカーに変わり、落ち着いた雰囲気になりました)

 早速脱衣の後に浴場へ向かいます。浴場は奥に長細く造られており、右に掛け湯・左に洗い場・右奥に内湯・左奥のコンパクトな湯船が水風呂となっています。

 洗い場は仕切りなしで殆どの席は鏡やシャワーといった快適装備は付いていますので困ることはありません。それでも出入り口近くの洗い場は、シャワーが無いところが数箇所あるので注意しましょう(-_-;)。ソープ類はそんなに匂いはきつくありませんが、しっかりと香料を感じることが出来ました。

 内湯はお湯の投入口が2つ有り、外側には浅くなっている部分があります。湯は40.5℃位で長湯が可能となっており、浅い湯船で寝湯を楽しみながら浸かる事も出来ます。

 お湯は無色透明
(再訪1では微かに青白い透明でした)で、微かな岩石臭とはっきりとした塩素臭を感じます(再訪1では半減していました)。肌はさすがにナトリウム−炭酸水素塩泉と弱アルカリ性の組み合わせでヌルヌル感を得られます。ただ重曹を主成分とした温泉とは異なりますのでヌルヌル好きの方には少々物足りないと思われます。

 露天は岩風呂風で湯船が上流・下流で分かれているものが1つとサウナがあります。サウナは今回利用しませんでしたが、私がいる間は誰も利用していませんでした(T_T) 。(再訪2では反対側の浴場を利用し、露天風呂は上流・下流関係なく2つに分かれているデザインであることを確認しました。)

 露天風呂の上流側には屋根がなく、下流側には屋根があるため、下流側でゆったりします。途中でおじ様が私に声を掛けてきます。そりゃ皆さん60歳は軽く超えている様子、三十路の若造?は珍しいのでしょう。どこから来たの?うすずみ温泉には行ったことある?近くの谷汲温泉よりこっちのほうが良いねぇなど・・・。

 最後には軽トラックの話にまで発展してしまいました、軽トラックを三十路の若造に勧めるとはおっちゃん凄いよ!。確かに便利で維持費安いけど、これから家族を持つかも・・・という身には無理。

 ただ露天風呂のほうは塩素臭が内湯より強く感じられましたので、個人的には内湯のほうが好みです(´ー`)ノ。お湯の利用状況は循環・加熱・未加水・塩素消毒となっており、街中の温泉施設とそう変わりません。塩素消毒以外の消毒方法も考えてもらえると、もっと評価が上がる施設と思えます
(再訪1では少しマシになっていました)

 湯上りは受付奥の休憩エリアや食堂横の休憩エリアでゆっくり出来ます。休憩エリアではプールで疲れきったのか子供が畳の上で爆睡中。昔通ったスイミングスクールを思い出すなぁ(^o^)o 

 湯上り感はサッパリしており、帰りの車の中で気温28度の中クーラーを入れることなく窓全開で気持ち良く運転が出来ました。間違えなく夏向け温泉ですね(´ー`)ノ 肌はしばらくしっとりした後、カサカサ感が残ります
(再訪1ではカサカサ感は得られませんでした)。なおその持続時間は当日夜遅くには完全に消えました。


【再訪1】


 気温22度で良い天気の中、15時より約3年ぶりに再訪させていただきました。3年の間に温泉分析が更新され、根尾川谷汲温泉(山村谷汲源泉)から谷汲温泉(同源泉名)に変わっていました。

 またフロント周りから脱衣所まで造りは変わりませんが模様替えされていました。また19時45分閉館だったのですが20時に変更されていました。入泉料や浴場は全く変更がありませんでしたが、変更点があるとなかなか新鮮ですね。


【再訪2】


 6年ぶりの再訪で状況を確認致しました。今回は奥側が男性になっており、今までとは浴場が変わりました。それに伴い露天風呂のデザインが少し異なることを確認しました。またソープ類は桃のエキス入りになり、コンディショナーも設置されていました。

 休憩エリアは大きな畳敷きエリアに変更されており、旧館は完全に無くなっておりました。さらに営業時間は20時までだったのが21時まで(20時受付終了)に変更されていました。

 湯上り感は暫く汗が止まりませんでしたが、1時間もすれば何事もなかったかのように引いていき、しっとりとした肌触りが残りました。評価はそのまま変更なしと致します。



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