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藤橋温泉(ふじはしおんせん)

藤橋温泉 【いび川温泉 藤橋の湯】





【住所】  岐阜県揖斐郡揖斐川町東横山207番地
【電話】  0585-52-1126
【料金】  510円

【泉種】  アルカリ性単純温泉
       pH9.3 30.4℃ 51L/分 0.32g/kg H30分析
      
旧分析:アルカリ性単純温泉 pH9.7 33.5℃ 104L/分 0.39g/kg H20分析
      
旧分析:アルカリ性単純温泉 pH9.65 34.4℃ 104L/分 ?g/kg H11分析

【備品】  リンスinシャンプー・ボディソープ・ドライヤー
【営業】  10時〜21時(1月・2月は〜20時) 木曜・年末年始定休
【記 録】 2008/05/25 【再訪1】 2010/12/26 【情報1】 2016/06/14
【再訪2】 2018/12/16

【評価】

施設 ★★★
お湯 ★★★
湯上感 ★★★★
料金 ★★
総合 ★★★★


【コメント】

 気温17℃で曇りの天気の中、朝10時より入泉しました。国道303号沿いにある道の駅「星のふるさと ふじはし」に併設されている施設で、谷底へ伸びる施設のために見た目には小さく感じます。

 駐車場に車を止めて施設へ向かいます。施設手前には立派な木造平屋門があり右手に喫煙所・左手に足湯が設置されています。10時少し前に着いたのですがすでに数名の方が待っており、営業開始時には20名ほどが並んでいました。人気が有りますねぇ(^^ゞ。

 施設内部は長細い造りになっており、左手にコインレスの鍵付下駄箱・右手にレストラン・奥に2台の券売機とフロントがあります。まだ新しい施設の為か白い壁が印象的です(^^ゞ。早速下駄箱に靴を入れて券売機に向かいます。

 券売機は普通の入泉券と割引対象の入泉券がそれぞれあり、今回はJAFの割引によって400円にて利用させていただきました(´ー`)ノ。フロントではその券とJAFの会員証を見せて、スタンプカードを作ってもらいます。なおこのスタンプカードは20個のスタンプを集めると1回無料で出来ますよ。
(再訪2では特別割引券の価格が410円に変更されていました)

 奥に進むと奥に開放的な空間が現れ、下へ階段が続いています。奥にはTVも設置された休憩エリアもあり、なかなか凝った造りとなっています。階段を下りて脱衣所に向かいますがこの日は男が右側・女が左側となっており、さらに自販機を挟んだ右側には介護風呂もあります。なお浴場は毎週金曜日に男女入替を行っているようです。

 営業開始時間ということもあり、従業員が脱衣所前でお出迎えをしていてなかなかサービス精神良好です。大きな窓からは山の緑と横の木造施設が見えます。

 脱衣所は木造のコインレス鍵付ロッカーと洗面台で構成されており、中央にはベンチが設置されています。大きいロッカーは有りませんので、荷物は少なめにして施設に向かいましょう( ´・ω・)o
(再訪では、一部ロッカーが大きくなっていました)。すでにほかの爺さんが早くも浴場に向かって行きましたので私も急いで脱衣の後、浴場へ向かいます。

 浴場は右に洗い場とその奥にメインの角形湯船・正面に泡風呂タイプ湯船と露天風呂へのドア・左に掛け湯とサウナ・水風呂・一人用湯船が高台に2つといった構成です。
(再訪1では左側の浴場となり、左側に洗い場、左奥に温泉利用の内湯、中央に白湯利用のイベント湯、右側にサウナと歩行湯といった内容でした)

 洗い場は全く意味の無い仕切りが設置されており、鏡やシャワーといった快適装備が揃っています。さすがに新しい施設だけあって綺麗な状況、気持ちよく使わせていただきました(´ー`)ノ。

 体を洗い終えてからまずは一人用の湯船に向かいます。横の大きく取られたガラス窓からは露天風呂と山の緑がよく見えますが、何で一人用湯船が壷湯でなく木製の角形湯船です。しかも高台にあり、なんとも珍しいと思われます
(この湯船は右側の浴場のみ設置されています)

 また湯温は40℃前半に設定されており、長湯が可能。お湯の投入は湯船のお湯が少なくなると開始されるタイプで、良くあるタイプですが内湯が一望でき、しばらくそこに居座ります
(左側の浴場では10人程が浸かれる四角型湯船です)

 お湯は無色透明でしっかりと塩素臭・塩素味が感じられます。肌触りは初めそう特徴は感じませんでしたが、時間が経つにつれて肌に余計なものが無くなり、肌地がしっかり感じられます。さすが強めのアルカリ性なお湯といったところでしょうか(´ー`)ノ。

 お湯の利用状況は循環・未加水・加熱・塩素消毒となっており、山奥に有っても都会の大規模施設と同じような利用状況になっています。塩素臭がもう少し少ないと良いのですが、道の駅併設といったところで仕方が無いのかもしれません。

 露天風呂は1つの岩風呂のみで構成されており、横では人工的な滝と小川が流れています(左側の浴場露天風呂は滝が無く、木枠の湯船です)。岩風呂は半分ぐらい屋根があり、雨の日でも浸かることが出来ます。岩風呂の周りは空間を比較的広く取ってありますので開放感はありますが、もう少し塀が低いと良いですねぇ(´ー`)ノ。

 またこの岩風呂は内湯と同じ状況で41℃後半に設定されており、お湯に浸かりながら周りの緑を楽しめます(´ー`)ノ(再訪では雪見風呂となりました)。さすが山奥といったところでしょうか、しばらくボー・・・としながら命の洗濯を行います。

 湯上りは脱衣所前の休憩エリアでゆっくりします。ここのソファは白と黒の2つあり、互い違いに設置されています。凝っていますなぁ(´c ` )。階段脇や上がったところには工芸品を展示するスペースがあり、この日はさまざまな折鶴が展示されていました。

 湯上り感は肌地のしっかり感が得られますが、ポカポカ感やさっぱり感はありません
(再訪1では弱いながらも上品なポカポカ感が得られました)。匂いが残らない万人受けするお湯で、季節は問わず楽しめます。

 ただ強いアルカリ性の特徴である肌地のしっかり感以外はインパクトは無いために、癖のある温泉が好きな方にはあまり満足が出来ないかもしれませんね。
(再訪1ではポカポカ感と脱力感に襲われました。体調次第なのかもしれません)


【再訪1】


 約2年半ぶりに気温2℃で晴れの天気の中再訪いたしました。掲示板で「温泉分析表が更新されている」との情報を頂いておりましたので、再訪の機会をうかがっておりましたがようやく再訪できました。

 まず変更点ですが、ちゃんとした温泉分析表が掲示され温泉名が確認できましたので、温泉名をいび川温泉から藤橋温泉に変更いたしました。また温泉分析も更新されていましたので、手直しいたします。またソープ類はリンスinシャンプーからリンスとシャンプーの独立式となっていましたよ(^o^)o

 なお施設面・サービス面・お湯では特に変更ありませんでしたので、温泉評価もそのままと致します。


【情報1】


 掲示板にて「takabashi」様より料金が500円→510円に改定されていたとの情報を頂きました。早速確認が出来ましたので、情報を更新させていただきます。またこの入泉料値上げによって★の数が1つ変化しますので、合わせて修正いたします。

 「takabashi」様、貴重な情報ありがとうございました!


【再訪2】


 気温5℃で小雨の降る中、約8年ぶの再訪にて状況を確認しました。変更点は温泉分析表がH30年版に更新され、情報通り入泉料が510円になっていました。施設・お湯共に変化はなく、集客も変わりなくそれなりにあります。変更の少ない施設は貴重ですし、安心して利用できますね。



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