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久瀬温泉(くせおんせん)

【白龍の湯】





【住所】  岐阜県揖斐郡揖斐川町日坂224-1
【電話】  0585-54-2678
【料金】  410円

【泉種】  弱アルカリ性単純温泉
       pH8.2 29.8℃ 153L/分 0.33g/kg H21分析
      
旧分析:アルカリ性単純泉 pH9.64 32.5℃ 120L/分(動力) 0.26g/kg H9分析

【備品】  リンスinシャンプー・ボディソープ・ドライヤー
【営業】  10時〜20時 火曜定休
【記 録】2006/03/12 【再訪1】 2006/11/05 【再訪2】 2009/08/15
【情報1】2014/09/05 【情報2】 2015/08/10 【再訪3】 2016/05/22

【評価】

施設 ★★★
お湯 ★★★★
湯上感 ★★
料金 ★★
総合 ★★★


【コメント】

 気温6℃で雨の天気の中、日曜の昼前に利用させていただきました。前から行ってみたかった温泉施設で、ようやく行くことが出来ました。尚この施設、携帯電話のAUは電波が届きませんので(他の会社はどうなんでしょうね〜)忙しい方はここで携帯が鳴らない時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?。
(再訪2では電波が入っていましたが、再訪3では再びダメでした。)

 また岐阜の山奥ですので12月から3月までは車の冬装備をオススメします。国道から小さい看板どおりに山を登っていくと小さな施設が現れます。

 施設横の小さな駐車場は車が既に満車になっており、反対側の空き地に車を止めます。施設横の駐車場の横には温泉のポンプ施設があり、成分表も掲示されています。そこで分析表を見る限りではバランスよく色々なな成分が入ってるな〜という感想ですが実際入ってみるまで判りません。

 施設内部は右手に下駄箱・正面に券売機と受付・左手に特産品コーナーと休憩エリア・脱衣所の暖簾があります。鍵の掛からない扉付下駄箱に靴を入れ、券売機で400円の入泉券を購入して受付に向かいます。
(再訪3では入泉券ではなく、直接支払うタイプになりました)

 なおこの評価を始めて500円を割る初めての温泉施設、どの様な施設なのか気になりながら受付のおばちゃんに入泉券を提出しますが、渡すだけで受付終了です。受付前にもミカンやゴボウといった物産が売られています。

 休憩所手前に男女に分かれて脱衣所の暖簾あり、脱衣所へ向かいます。鍵付き無料ロッカーとドライヤーの装備をチェックして、脱衣所の壁には温泉分析表が無いことも確認します。ロッカーは標準サイズより少し大きなロッカーですが、それでもコートなどを着ていくと収納できませんので注意しましょう。

 早速脱衣の後浴場へ向かいます。おっ、洗い場は半露天(壁とカーテンで外と仕切られています)、内湯は無く1つの露天風呂のみで構成されています。

 洗い場は仕切りが無いタイプで、一通りの快適装備は整っています。しかしながら半露天なので寒!シャワーからお湯を流しっぱなしで頭を洗います。車の外気温計では6℃、しかも雨!体を洗うには辛いです。冬でなければきっと快適なのでしょう。
(再訪2では8月なので快適に利用できました)

 寒さに震えながらも何とか体を洗い、カーテンを開けて露天風呂へ浸かります。露天風呂なので眺望があると嬉しいのですが、残念ながら高い塀に囲まれており、一部を除いて殆ど何も見ることは出来ません。部分的には周りの森を見ることが出来るのですが、湯に浸かりながらの眺望は不可能です。

 湯船は岩風呂風で細長く一部屋根付きとなっていますので、悪天候時でもゆっくり浸かることが出来ます。温泉は1箇所から滝によって投入されています。

 お湯は無色透明で、鉱石臭と塩素臭が入り交じっています。しばらく浸かっていると肌に粘土質っぽいしっとり感が弱いながら感じられ、弱いながらポカポカ感も味わえます。

 利用状況は未加水・加熱・循環・塩素消毒となっておりますが、循環ながらお湯が豊富な為にフローしたお湯を露天風呂脇から外へ出すスタイルとなっています。

 この単純泉ながら湯を大事にする方向性は好感が持てますが、もう少し塩素を減らすか匂いの無いものに換えていただけないでしょうかねぇ。
(再訪2では塩素臭はそんなにきつくありませんでした)

 湯上がりは脱衣所前の休憩場で新聞や雑誌・TVなどを見ながらゆっくりすることが出来ます。横にはアイスやカップラーメン・飲み物全般の自販機があります。
(再訪2ではカップラーメンの自販機は撤去されました)

 また机の上には他のHPの打ち出しがプリントアウトの上ラミネート加工されておいてあり(再訪2では無くなっていました)別の机には自由に書くことが出来るノートがあり、そのノートはまだ誰も記入していない新品。早速1ページ目に一応コメント残しました。

 湯上がり感はさっぱり感とポカポカ感が、地味ながら両方味わえます。すがすがしい物です。夏の夕方に入るのが一番と思われる湯上り感ですが、冬だと施設的に寒いですので覚悟しましょうね。

ころでしょうか。夏に行くと点数が高くなりそうな施設、今度は絶対夏に評価したいと思います。


【再訪1】


 夏に評価したかったのですが、すっかり秋になってしまいました。気温18℃、雲の多い晴れの天気で再評価です。施設に変化は無く、入泉料も変更ありません。季節の地元特産物が所狭しと入り口に並んでおりました。

 露天からは向かいの山の紅葉が見えますがこれから黄色くなる木と既に落葉している木とあり、何か中途半端になっております・・・(ToT)。

 お湯も特に変化無く、無色透明・岩石臭と塩素臭が混じっております。壁の温泉利用状況も循環・加熱・未加水・塩素消毒で変化なし。よって評価は変更ありません。湯上がりも変わりなくサッパリしてツルツルの肌を味わう事が出来、帰りの気怠さも味わえました。低料金で誰でも入れる温泉、いいじゃないですか〜(*^ 0 ^A。


【再訪2】


 約3年ぶりに19時より再訪してみました。ようやく夏に評価することが出来ましたので初期評価文を手直しいたしました。評価については変更無しといたします。


【情報1】

 
 掲示板にて「yake」さんより、料金が400円→410円に変更されたとの情報を頂きました。早速情報を変更させていただきます。

 貴重な情報提供、ありがとうございました!


【情報2】


 
掲示板にて「マーク」さんより、洗い場の改装写真と新たな温泉分析表を送っていただきました。この情報をもとに情報を更新いたします。

 「マーク」さん、貴重な情報提供ありがとうございました!<(_ _)>


【再訪3】


 約7年ぶりの再訪にて状況を確認いたしました。入泉料・温泉分析表とも情報を頂いてから変化はなく、変化といえば入泉券の券売機が無くなり、ボイラー燃料を間伐材から造られた木質ペレットを使用しておりました。またお湯の特徴もほとんど感じられず、湯上り感のさっぱり感はしっとり感になっておりました。

 相変わらず利用者もそれなりにいらっしゃいましたが、携帯の電波は届いておらず、改めて山間部の施設であることを認識させられました。



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