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玉川天然温泉(タマガワテンネンオンセン)

【キャナル・リゾート】




【住所】 名古屋市中川区玉川町4丁目-1


【電話】 052-661-9876
【料金】 800円(平日700円)

【泉種】
 弱アルカリ性ナトリウムー塩化物温泉
      pH7.6 48.8℃ 240L/分 4.04g/kg H26分析


【備品】  シャンプー・リンス・ボディソープ・ドライヤー
【営業】  8時〜翌1時(平日は9時〜、金・祝前日は9時〜翌2時、土は〜翌2時)・無休
【情 報】 2015/03/01 【記 録】 2015/03/15 【再訪1】 2018/02/03


【評価】

施設
お湯
湯上感
料金
総合

【情 報】


 日曜日の朝、何とか時間をつくって朝一入泉と思っていったのですが、予想外にリニューアル工事中となっておりました。昨年12月にオープンして2ヶ月少々でリニューアルとはなんということだ!(公式HPで確認しなかった私が悪いのですが・・・)。3月6日から再オープンということで、また機会を見つけて再チャレンジ!

 なお泉種や料金などは、公式HPより情報を転記させて頂きました。


【コメント】


 オープンして3ヶ月、ようやく評価する機会を得ましたので、早速利用させて頂きました。それにしてもオープン2ヶ月にして早々のリニューアルオープンとは、いったい何の工事だったのでしょうねぇ。

 施設は国道1号から少し入った場所にあり、駐車場もしっかり設置されています。しかしながら利用者が多く駐車場はほぼ満車状態となっており、空いているところを探すのに一苦労です。近くの富士見温泉や白鳥温泉同様、街中の温泉施設はどうしても駐車場に苦労しますね。

 施設は「リゾート」を全面に打ち出しており、施設へ向かう通路は凝った造りになっています。施設前には源泉が流されているモニュメントもあり、しっかり温泉利用であることをアピールしています。

 施設内は左手に下駄箱・正面に受付・右側面に券売機が設置されています。下駄箱はコインレスの鍵付ロッカーで、一番下はブーツ用(ロングブーツ不可)となっています。下駄箱も殆ど空きがなく、施設の盛況ぶりを見せつけられた感があります。

 タッチパネル券売機はなぜか複数枚選んで同時に買うことが出来ないタイプで、大人2人分買うのに2回タッチするものでした。まぁ2人分だったから良いけど6人位で来たときは6回タッチですか・・・。

 券売機で購入した券を受付に渡しつつ、ゲートを通過します。内部は利用者が多く、右側に岩盤浴エリア・左に曲がって右手に岩盤浴カウンター・左手にゲームコーナー、さらに進み食事コーナーとリラクゼーションコーナーも現れます。

 通路を進んで行くと休憩エリアと脱衣所が現れますので、早速脱衣所内部へ向かいます。内部は各サイズのロッカーが組み合わされて設置されており、コインレスで利用できます。入口に温泉分析表が掲示されており、温泉利用であることがわかりますが、温泉利用状況を明記されていません。

 それにしても利用者が多く、洗面台ではドライヤーの順番待ちになっています。この先もそこそこ人気施設になっていてくれていないと、温泉施設そして立ち行かなくなってしまいますので、この人気をどれだけ維持できるかが運営の鍵となりそうです。

 浴場内は利用者が多く、一部写真は公式HPのものを利用させて頂いております。浴場内は入口正面に掛け湯・左手手前に洗い場・掛け湯の奥にイベント湯と人工炭酸泉の湯船・左奥にジェットバスとサウナ・塩サウナ・水風呂・電気風呂が設置されています。

 洗い場は仕切りがあるタイプで、照明・鏡・シャワー等の快適装備はしっかり備わっていますが、特筆するものもありません。ただソープ類は2種類あり、使用する場所によってソープ類が変わりますので注意しましょう。また地味にシャワーがボタン式なのですが、一押しで長い時間お湯が出てくるのは良いですね。

 内湯はすべて温泉利用ではありませんので、早々に露天風呂へ移動します。露天風呂は人工の滝が流れ、街中の施設としてはそこそこの広さを確保しております。

 内湯とは異なり温泉利用の湯船が揃っており、大きめの壺湯・TVも設置されている流れの湯なる2段の風呂・翡翠の座湯と寝湯があります。その他水風呂もありますが、この湯船だけは温泉利用ではありません。毎分240Lのお湯をどのように割り振っているのか解りませんが、これだけ立派な施設だと露天風呂だけに温泉利用は致し方ないのでしょう。

 早速丁度空いていた壺湯に浸かり、名古屋近郊で貴重な塩化物温泉と謳われるお湯を堪能します。名古屋近郊で貴重?すぐ近くの白鳥温泉を忘れていません?とツッコミをいれても仕方ないのですが、思わず反論したくなります。

 お湯は無色透明でまろやかな塩味と微かな塩素味、匂いも味に準じたものとなっています。肌触りはベタつくことがなく、意外とサラッとしています。また利用状況は明らかに循環濾過・加温・塩素消毒となっており、加水の有無だけは判断することが出来ませんでした。

 各湯船の横に石碑でその湯船の名前を掲示しているのですが、最近の新しい施設の流行ですね。全体の雰囲気もリゾート感覚をしっかり感じられ、雰囲気を大事にしていることがよくわかります。でもご年配の方には馴染みにくい雰囲気だと思われる方もいるでしょう。

 壺湯→流れの湯→座湯の順番でしばらくローテーションし、お湯と施設を観察・堪能して浴場を後にしました。もう少し利用客の少ない時に、再訪でお湯がくたびれていない状況で利用したいというのが正直な感想ですね。

 湯上りは脱衣所前の休憩エリアでゆったり出来るはずなのですが、空きスペースが少なくて順番待ちのような状態。リニューアルオープン後の日曜日なので仕方ないのですが、もう少し落ち着いてからのほうが良かったかもしれません。

 湯上り感は塩化物温泉らしく、ポカポカと体の芯から温まる状態が3時間ほど継続し、肌は塩を含んでいるにも関わらず特にベタつくこともなく(スベスベ・しっとりになることもなく)翌日を迎えました。


【再訪1】


 約3年ぶりの再訪で状況を確認いたしました。施設内部の飲食店や休憩エリアの配置が少し変化しており、絶え間なく変化していく現代の複合スーパー銭湯であることを実感しました。利用者も変わらず多く、若い利用者や女性が多い施設となっています。

 お湯や入浴施設も変化なく、評価に変更はありません。しかしながらこの施設、リゾートを打ち出している割には夜はイルミがすごいので外観は落ち着きませんね。



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