兎鹿嶋温泉(2号泉) 【湯〜らんどパルとよね】

兎鹿嶋温泉(2号泉)(トガシマオンセン)

【湯〜らんどパルとよね】





【住所】  愛知県北設楽郡豊根村大字上黒川字長野田20
【電話】  0536-85-1126
【料金】  500円

【泉種】
 1号泉:アルカリ性単純温泉
         pH不明 30.0℃ 湧出量不明 0.97g/kg H20分析
      
  旧分析:アルカリ性ナトリウムー炭酸水素塩温泉 pH8.7 30.4℃ 100L/分 ?g/kg H19分析

      2号泉:アルカリ性ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物温泉
          pH8.5 25.7℃ 186L/分 1.31g/kg H19分析


【備品】  リンスinシャンプー・ボディソープ・ドライヤー
【営業】  10時〜21時 木曜定休
【記 録】 2008/3/16 【再訪1】 2016/06/18


【評価】

施設
お湯
湯上感
料金
総合


【コメント】

 気温16℃で良い天気の中、11時過ぎより入泉です。過去に入泉したことがあるのですが、愛知県の中でもこのエリアは山間部になるために、名古屋からのアクセスは容易ではありません(;´Д`)。

 国道151号から看板通りに車を走らせると温泉スタンドがあり、その坂を上がってゆくと施設が現れます。駐車場はほぼ満車状態で人気の高さが判るのですが、この地域でこれほどの人気は大盛況と言えるでしょう。数年前に来たときはガラガラだったのに・・・(-_-;)。

 何とか空きを見つけて車を止め、施設内部に向います。内部は複合施設になっており、右手に温泉施設・正面に休憩エリア・左手に売店・レストラン・カラオケ・BBQコーナーがあります。この村の娯楽はこの施設にに集中しているように思えますね ヾ(^ω^*) 。

 早速右手の大きな暖簾が掛かっている温泉エリアに入ります。内部は左右に入れるだけの下駄箱・右手に100円リターン式ロッカーと奥に券売機と休憩エリア・左奥にフロントが設置されており、その奥に男女別れた脱衣所があります。

 券売機には入泉券を買い求める列が出来ており、人気があるのを実感します(T_T) 。いったいこの数年の間にこの施設に何があったんだろうと考えながら入泉券を購入し、フロントに向います。

 コンパクトなフロントで入泉券を提出すると女性従業員が脱衣所のロッカーキーを渡してくれます。フロントを通過すると壁には温泉分析表が掲示されているのですが、1号泉のH2年分析と、2号泉のH19年分析が同時に張られている為にどういう状況か判りにくい事になっています。

 掲示板に1号泉から2号泉にスイッチしたことを教えてもらっていましたので、1号泉は現在どうなっているのかフロントに確認すると「判らないね〜」「現在は2号泉だけだよ〜」との答えでした(T_T) 。

 脱衣所内部は大きな鍵付きロッカーと洗面台・ベンチで構成されており、内部にはハンガーも設置されています。スーツなどは無理にしても丈の短い服ならちゃんと掛けられそうです(´ー`)ノ。早速脱衣の後、浴場に向かいます。

 浴場は右手に掛け湯・左手にサウナと水風呂・右奥に洗い場・左奥に大きな湯船で構成されており、外には露天風呂が設置されています。

 洗い場は全席埋まっており、しばらく空くのを待ってから利用します。洗い場は仕切りが無いタイプで、一通りの装備が整えられています。これだけ混みあうとあまりゆっくり体を洗うことが出来ませんねぇ(-_-;)。

 さっと事を済ませて洗い場を離れ、反対側の湯船に向います。湯船は打たせ湯やバイブラーバスも装備され、皆さんそれぞれの場所でマッタリしていらっしゃいます。周りの窓は大きいので日光が施設内部に柔らかく差し込んでおり、浸かりながらも開放感が得られます。ただ打たせ湯は設計ミスで、利用者が居ると周辺に甚大なる被害をもたらします(*_*)。

 お湯は無色透明でまろやかに微かな塩味と塩素味、その影に岩石味が感じられ、匂いも味同様の構成となっています。肌触りは弱めながらヌルリとした肌触りで、しっかりと温泉らしさを感じることが出来ます。

 お湯に浸かっていると、微かながらじわじわと体が温まっていくのが判ります。ヌルヌルしたお湯は正直半身浴に切り替えた途端にス〜っとしたヒンヤリ感を得られるのですが、このお湯はヒンヤリしません。この効果はおそらく塩化物温泉の効果なのでしょう(´ー`)ノ。

 お湯の利用状況は未加水・循環・加熱・塩素消毒となっており、この手の施設としては標準的といえます。これだけ混みあっていると施設の規模は妥当と思えますので、掛け流しなどは無くて正解でしょう。

 露天風呂は木を贅沢に使い、屋根付で懲りすぎと思えるほど和風に造られています。湯船は1つのみでそう大きくはありませんが、休憩スペースが広く取られております。風景は絶景ではありませんが、周辺の緑を楽しむことが出来ます。

 休憩エリアはマッサージ機と自販機と和室で構成されており、壁には過去の温泉分析比較が張られています。その中で現在は使われていないはずの「1号泉H19分析内容」が掲示されています。ちゃんと分析しているところを見ると、1号泉もまだまだ利用される可能性がありますね ヾ(^ω^*) 。

 湯上り感はサッパリした湯上り感ながら、ヒンヤリした感覚はありませんので季節を問わない温泉ですね(≧∇≦)/。この効果はその日の夜までしっかり残り、翌日朝のシャワーにて消えてしまいました。


【再訪1】


 約8年ぶりの再訪にて状況を確認いたしました。もう8年も経つのか・・・私も老けたなぁと思いつつ、茶臼山方面からのコースにて向かいました。

 この日は前回ほどの利用者はおらず、常時6名ほどが浴場内に居るといった状況でした。尚変更点は下記のとおりです。

・入泉料が500円→600円に変更 ・1号泉・2号泉ともに利用しており、当日は1号泉を 利用との掲示が脱衣所前にありました。
・従業員曰く「なぜか露天風呂と内湯で同じ源泉を利用しているのに、お湯の状況が異な る。」 とのコメントあり。
・電話番号がテレフォン案内の番号だったので、通常のお問い合わせ番号に修正 ・写真 を一部差し替えました。
・1号泉の温泉分析表がH20分析に更新されていました。

 今回は1号泉の利用日ということで単純泉だったのですが、十分温泉らしさを感じることが出来ました。


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