湯谷温泉(5号・7号泉混合) 【鳳来ゆ〜ゆ〜ありいな】

湯谷温泉(7号泉)(ゆやおんせん(7ごうせん))

【鳳来ゆ〜ゆ〜ありいな】





【住所】  愛知県新城市能登瀬字壱輪23-1


【電話】  0536-32-2212
【料金】  620円
【泉種】 中性ナトリウム・カルシムー塩化物温泉
      pH不明 34.8℃ 湧出量不明 2.89g/kg H29分析

      
旧分析 5号泉:中性ナトリウム・カルシウムー塩化物温泉
             pH不明 28.4℃ 湧出量不明 1.15g/kg H17分析
             7号泉:中性ナトリウム・カルシウムー塩化物温泉
             pH不明 35.9℃ 湧出量不明 3.09g/kg H19分析

【備品】  リンスinシャンプー・ボディソープ
【営業】  10時〜21時30分 火曜日・年末年始定休
【記録】  2008/09/15 【再訪1】 2023/01/23

【評価】

施設 ★★★
お湯 ★★★
湯上感 ★★
料金
総合 ★★★


【コメント】

 気温22度で雨の中、午後5時より入泉です。昨日は音楽活動で1日音楽と打上げで疲れ、体を労わる為に3連休最終日の夕方を狙って温泉地の日帰り施設へ向かいます。なおこの施設はこのHPを始める前に利用したことがあるために、勝手を知っている施設です。

 国道より少し入った場所に施設はあるのですが、看板がありますので迷うことはありません。ただし駐車場は幾つかあり、運よく施設前に止められれば良いのですが、離れた駐車場に止めると少し歩くことになります。

 運よく施設前に車をとめ、施設に向かいます。施設入口には左右に券売機が設置されています。券売機には入泉券の他にスポーツ施設の利用券と温泉と両方利用出来る券も販売されており、この地域の健康促進拠点となっていることが分かりますね。

 入泉券を購入してさらに中へ向かうと左右に下駄箱、左前にフロントが現れます。下駄箱はコインレスで利用でき、数も多くありますので結構便利です。そそくさと靴を下駄箱に入れてフロントへ向かいます。

 フロントでは入泉券を提出して脱衣所のロッカーキーを受け取ります。フロントの壁にはプール用の浮輪やビート板が販売されており、少々温泉施設らしくない部分が見受けられます。またフロントの反対側には地元の梅を使ったお土産が売られていますが、商品は少なめです。

 フロントの反対側を進むとT字路となり、右側に休憩エリアと脱衣所・左側にプールと食事処があります。またそのT字路近くには階段があり、2階のトレーニングルームへつながっています。早速休憩エリア左側の男湯へ向かいますが、男女の入換えは無いようです。

 脱衣所は入ったところに意味の無い下駄箱と温泉分析表があり、右へ曲がると左右にロッカーが設置された脱衣所となります。ロッカーは事務所的なロッカーで雰囲気はありませんが、普通のサイズより少し大きめで使いやすいサイズです。ただスーツなどハンガーが必要な衣類は避けましょう。

 早速脱衣の後、洗面台横の浴場へ向かいます。浴場は右に小さなサウナとシャワー、露天風呂・正面から左側にかけて4種の湯船・左側に洗い場となっています。内部は半分ガラス張りになっているために開放感があります。

 洗い場は仕切りが無いタイプで、シャワーや鏡など一通りの装備がありますので不満なく利用出来るはず。しかしこの日は調子が悪いのかシャワーはお湯を何度出しても初めの10秒は冷水でした。いや〜危うく叫ぶところでした。
(再訪1では普通に利用できました)

 体を洗い、あまり人のいない湯船に浸かります。窓際には普通の湯船・奥にジャグジータイプの寝湯・中央の2つはバイブラーバスとなっており、スーパー銭湯慣れした方には物足りないかもしれませんが、温泉を楽しむには十分です。

 お湯は40℃ほどに設定され、無色透明で鉱石臭の影に塩素臭を感じることとが出来ます。意外と特徴が無いお湯なのですが、湯上りまでが温泉なのでここでガックリしてはいけません 。

 お湯の利用状況は加水・加温・循環・塩素消毒となっており、特徴が無い原因は加水と思われます。さすがにこの温泉地を2つの井戸のみで賄うのは辛いのかもしれません。しかも大規模日帰り入浴施設なので循環・加水は致し方ないかもしれません。

 なお湯谷温泉は少し前までは5号源泉と6号源泉の利用だったのですが、6号泉が破損して5号泉のみでがんばってきたところに7号泉の掘削成功となりました。ようやく混合泉ながら7号泉の評価が出来たのですが、癖がなくて万人向けのお湯と感じました。
(再訪1では7号泉のみの利用となりました)

 露天風呂は温泉利用の湯船と、水風呂で構成されています。岩風呂調の温泉利用湯船は結構広く取ってあり、一部には屋根も設置されています。露天風呂の楽しみである眺望は周囲の山々を眺望できますが、この日は雨の為にあまり宜しくありません 。

 それでも内湯同様湯温は高くなく、露天の開放感は得られますので十分ゆっくり出来ました。やはり空いている温泉地は良いですね。

 湯上りは脱衣所前の休憩エリアで新聞を読みながらゆっくり出来ます。この日の客層は男女ともかなり高めで、地元客が殆どです。会話も自然と地元の話で盛り上がっており、観光地でもちゃんと地元の方が利用していると思うとちょっとホッとしました。

 湯上り感は意外と肌にしっとり感と弱いポカポカ感が得られ、翌日朝まで持続しました。ここのお湯は浸かっているときよりも湯上りに特徴が得られるため、出来れば夜もゆっくり出来る状況で訪れたいものですね〜。
(再訪1では弱いポカポカ感は3時間で消えました)


【再訪1】


 週末の昼過ぎに14年半振りの再訪にて状況を確認しました。変更点は以下の通り。

・温泉分析表が更新され、H29年のモノになりました。また源泉は7号泉のみの利用と なり、5号泉は使用停止となっていました。
・営業時間9時〜21時(平日は10時〜)⇒10時〜21時30分に変更されていました。
・入泉料が600円⇒620円に変更されていました。
・7号泉の浴感はナチュラルで加水と循環・濾過が効いている為に、温泉らしさが希薄 になっています。

以上となりますが、基本的な設備は変更なしで料金も20円UPのみ。これは素晴らしいのですがお湯は温泉成分を考えると、利用状況が悪く少々残念な結果になっていると思われます。よって施設と湯上り感の評価はそれぞれ★1つ減らさせて頂きます。



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