湯谷温泉(5号・7号泉混合) 【離れのお宿 松風苑】
湯谷温泉(5号・7号泉混合)
(ゆやおんせん(5ごう・7ごうせんこんごう))
【離れのお宿 松風苑】
【住所】
愛知県新城市豊岡滝上64-3
【電話】
0536-32-1578
【料金】
800円
【泉種】
5号泉:中性ナトリウム・カルシウムー塩化物温泉
pH不明 28.4℃ 湧出量不明 1.15g/kg H17分析
旧分析:中性ナトリウム・カルシウムー塩化物温泉
pH不明 28.8℃ 湧出量不明 1.35g/kg H10分析
※施設では旧分析表を掲示
7号泉:中性ナトリウム・カルシウムー塩化物温泉
pH不明 35.9℃ 湧出量不明 3.09g/kg H19分析
【備品】
リンスinシャンプー・ボディソープ
【営業】
11時30分〜15時・19時〜22時 不定休
【記録】
2011/03/21
【評価】
施設
★★★
お湯
★★★★
湯上感
★★★★
料金
★
総合
★★★★
【コメント】
気温14℃で今にも泣き出しそうな曇りという天気のなか、午後より入泉させて頂きました。この宿泊施設は湯谷温泉の足湯や温泉スタンドがある広場の横に位置し、建物は山に添うような造りをしています。
車を広場に止めて施設へ向かうのですが、施設前にはしっかりと立ち寄り入浴を受け付ける看板が出ています。宿だとなかなか敷居が高いのですが、このような看板があれば入り易いですね〜(^o^)。
施設内部は和風旅館そのものの雰囲気で左手に受付・正面にロビー・右手に階段と自販機が設置されており、常連客と雑談していた女将さんがすぐに対応してくれました。その場でスリッパに履き替え、受付にて入泉料を支払います。
対応してくれた女将さんはかなり気さくな方で、丁度浴場から戻ってきたお客様の感想を私の前で聞き出し、私に参考になるようにして下さいました。そりゃ常連客が付く宿になりますよ(^^ゞ、「その階段を上がって右に曲るとお風呂がありますよ」との案内を受け、受付を後にします。
脱衣所は案内通りの位置にあるのですが、省エネのために照明が落とされています。出来ればスイッチの位置も一緒に教えてもらえると助かるなぁと思いつつ、右側にあるスイッチを探し出して照明を灯します。
脱衣所は籠と洗面台で構成されており、壁には温泉分析表がしっかりと掲示されています。しかしながら湯谷温泉は現在5号泉と7号泉を利用しているのですが、歴史の長い5号泉の分析表がH10年のものとなっています。他の施設はH17年のものを掲示されていますので、更新されたものを掲示していただきたいですね。
浴場は入口左右に洗い場・正面に1つの内湯・外に1つの露天風呂といった内容でシンプルな造りとなっています。内湯からはそんなに大きくはありませんが、ガラス窓からお湯に浸かりながら周囲の風景も楽しむことが出来ます。
洗い場は仕切りが無いタイプですが、鏡やシャワーなどの快適装備はしっかりしています。ソープ類は茶シリーズで名を馳せる「リーブル」ブランドの容器なのですが、どうやら中身は異なるものが充填されているようで匂いは殆どありませんでした。またその横には同じブランドのアロエシオが装備されていました。
さっと体を流し、薄茶色に濁った内湯の湯船に浸かります。湯温42℃程に設定されたお湯は軽い塩味と鉱石臭を感じることが出来、他の同じ源泉利用施設とは明らかに異なります。はて、湯谷温泉ってこんなに濁っていたっけ?と感じつつ、しばらく窓外の景色を眺めながらゆっくり浸かります。
しばらく浸かっていると体が表面から徐々に温まり、5分もすれば体の芯まで温まります。「あぁ温泉っていいなぁ」と思えるこのジワジワ感、好きですね!なお肌には特段の変化は見られませんでした。
しばらく内湯でゆったり浸かった後、テラスに造られたような岩風呂風露天風呂に浸かります。この露天風呂は40℃程に設定された無色透明なお湯が張られており、岩の水位ラインには温泉成分の付着・石化が見られます。温泉には間違えなさそうなのですが、あまりにも内湯とは違うイメージを受けました(理由は後ほどわかりましたが・・・)。
この露天風呂はお湯に浸かりながらの風景は残念ながら柵によって遮られてすばらしいとは行きませんが、周囲の山並みを望むことが出来ます。他の湯谷温泉施設は川沿いに多くあるために、山側からの風景はまた新鮮に感じました。
お湯の利用状況はこの日、内湯が未加水・加温・未循環・塩素消毒となっており、露天風呂が未加水・加温・循環濾過・塩素消毒となっていることを女将から確認しました。それで湯船に張られたお湯の色が、内と外で異なるとのこと。
女将の話によると利用者の状況に応じて日々利用状況は変えているとの事なので、温泉分析表と一緒に掲示されている利用状況表は意味ありません。しかもこの利用状況表は5号泉と7号泉で状況が異なることが書いてあります。
また女将の話によると、H19年に利用し始めた7号源泉は成分が濃くて、何処の宿も釜(循環濾過・加熱システムの事と思われる)が壊れて修理したとの事。成分が変わると釜も負荷が変わるとは言え、そこまでダメージを受けるものなんですねぇ。
終始貸しきり状態で利用でき、とてものんびりしながら内湯と露天風呂を2度程往復いたしました。ゆっくりお湯に浸かれるってやはり贅沢且つ精神的にも開放されますよ(≧∀≦)。
湯上りはロビーで新聞や雑誌・TVを見ながらゆっくりすることが出来ます。またストーブの近くには飼い猫が、なででくる人間に対して反応してくれます。こりゃ温泉以外のヒーリング効果ありますね。
湯上り感はしばらくポカポカ感が持続しますが、1時間ほどでその感覚は抜けてしまいました。また肌は少々しっとりした感覚を得られますが、これも3時間ほどで消えてしまいました。持続性や匂いがそんなにありませんので、入泉後に予定が入っている方でも安心して浸かれる温泉らしい温泉ではないでしょうか(´ー`)ノ。
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