湯谷温泉(5号泉) 【食事処 ゆかわ】

湯谷温泉(5号泉)(ゆやおんせん(5ごうせん))

【食事処 ゆかわ】※廃業





【住所】  愛知県新城市豊岡滝上5-1
【電話】  0536-32-1508
【料金】  800円(御食事ご注文の方は無料)

【泉種】  5号泉:中性ナトリウム・カルシウムー塩化物温泉
          pH不明 28.4℃ 湧出量不明 1.15g/kg H17分析

    
  6号泉:弱アルカリ性単純温泉(湯谷温泉旅館組合HPより)
          詳細不明 26.3℃ 
(現在未使用)

【備品】  シャンプー・リンス・ボディソープ(必要な方は受付時に申告すること)
【営業】  10時30分〜18時 第2・4木曜日定休
【記 録】 2007/05/05 【情報1】 2015/09/06 【情報2】 2018/12/19 

【評価】

施設 ★★★
お湯 ★★★★
湯上感 ★★★★
料金
総合 ★★★★


【コメント】

 気温20℃で高層雲が空を覆っている天気の中、AM11時前より入泉です。行く途中では長篠のぼり祭りが開催されており、鼓笛隊や武将や局のコスプレ隊・火縄銃保存会が行進していました。

 湯谷温泉の「ゆかわ」にはこのHPを作る前に来たことがあり、4年ぶりにゆかわの前に立ったのですがなんら変わっていません。車高のひ低い車には少し辛い駐車場に車を停め、暖簾を潜って階段を下ります。

 入り口横には小さく「18歳未満お断り」の文字があります。何の施設じゃ〜(T_T)。施設の入り口をさらに進み、階段を下りると受付カウンターがあります。

 受付のおばちゃんに入泉料を支払い、奥に進みます。なお貴重品のある方は受付前にあるロッカーに保管しましょう。また女性の方で大きな巻タオルが必要な方は157円にてレンタル出来ますのでここで借りましょう。先に書いておくとこの施設は混浴もあるのです。

 炭火焼の良い香りが漂う中、さらに奥へ進みます。食事処は川沿いにあり景色がすばらしい(≧∇≦)/、床には水路があり、鯉が泳いでいます!が、目的は温泉です(ぜひゆっくりご飯を食べたい施設でもあります)。

 一旦外に出て離れの前の階段をさらに下りていきます。正面には川、右手に女性専用浴場・左手に混浴の浴場となっています(脱衣所は別々)。男性専用浴場はありませんので混浴の脱衣所に入ります。

 中に入ると篭が一杯使われている!人がたくさんいることがすぐにわかります。靴をその場で脱いで篭のある奥に進みます。なおここには篭しかありませんのでお金持ちは注意しましょう。

 脱衣の後タオルを巻いてさらに石畳の階段を下りると洗い場、右手は女性脱衣所・右は岩風呂調露天風呂となっています。ここで注意!絶対に男性はタオルで前を隠して入って行きましょう。不意に叫ばれることがあります(先回他の方が隠さず入ってきて若い女性の方と洗い場の前でバッティング!)、これは混浴の礼儀です。

 この日は男性に混じって2名の女性がおりました。しかし夫婦で入っていた60才ぐらいのおばちゃんは水着着用、これはこれで温泉をなめています。ぜひとも日本人らしくタオル巻にしてくれ〜!

 洗い場はカランのみの装備で鏡はなく、ソープ類も受付時に申告しないと出てきませんので、ぜひここは持参していきましょう。スーパー銭湯に慣れた方にはちと辛い施設かもしれませんが、比較的コンパクトな施設なので仕方ありません。

 今回は湯船からの掛け湯をしてから湯船に浸かります。お湯は42.5度位でちょっと熱め、無色透明で黒や茶色の湯の花が漂っています。匂い・味ともにちょっと独特で、古い木造家屋の埃っぽい(カビっぽい)ようない匂いと味です(わかりずらいなぁ)。

 その独特な匂いは消毒の匂いではないと思うのですが、もしかしたら温泉成分と結合してあの味と匂いなのかもしれません。まぁそんなに気にはなりませんが・・・(^^ゞ。

 湯は配湯所にて集中管理されており、配湯所にて加温されて各施設に必要量配湯されております。ゆかわでは循環・場合によって温度調整の為加水・塩素消毒との事。

 ゆっくり浸かっていると徐々に人が減っていき、最後は私だけになりました。おぉ、貸切じゃ〜ん(≧∇≦)/。露天風呂ながらちゃんと屋根が設置され、橋から見えないように一部目隠しもあります。風景は滝と新緑に囲まれた清流、かなり良いのではないでしょうか。

 湯上りは食事を頼まないと休憩場所がなく、入り口横の4人掛けテーブルが唯一の気兼ねなくゆっくりできるところです。でもその近くにある自販機はジュース150円、いい商売しています(T_T) 。

 湯上り感は体が芯からポカポカ温まるお湯で冬向けです。といっても汗をかくようなポカポカではないので、夏以外はちょうど良いのではないでしょうか。肌触りは泉質が中性の為かそんなに特徴はありません。持続力はその日の夜遅くまで徐々に収まりながら消えていきました。


〜追伸〜

 表示では5号泉しか温泉分析表が張ってありませんでしたが、旅館組合のHPによると本来は5号泉・6号泉の混合泉を利用しているとの事。組合にTELにて確認した情報によると現在6号源泉がパイプ破損によって他の水脈が入り込み、加水されてしまっているらしい。

 このことより6号泉は使用中止になっており、5号泉1本で現在すべての施設に配湯しているとの事。お湯が足りないということにはなっていないようですが、負荷軽減の為現在7号泉が掘削を完了しており、2008年初頭の運用を目指しているとの事。どんな泉質か楽しみですね(≧∇≦)/(後日鳳来ゆ〜ゆ〜ありいなにて評価)


【情報1】


 掲示板にて「かどちゃん」様より、混浴ではなくなり、泉質も良くなったとの情報を頂きました。
ゆかわ公式ブログでは2015年の3月より混浴を中止したとのこと。日本古来の温泉文化がまた一か所消えてしまうのが残念でなりません。老若男女問わず同じ風呂で語る楽しみが無くなるのは時間の問題なのかなぁ・・・。

「かどちゃん」さん、貴重な情報ありがとうございました!<(_ _)>。


【情報2】


 掲示板にて「温泉タワケ二代目」さんより廃業情報を頂きました。愛知県の混浴施設は貸し切り施設でない限り、無くなってしまいました。残念!

 貴重な情報ありがとうございました<(_ _)>。



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