野間海炎温泉 【ホテル小野浦】

野間海炎温泉(のまかいえんおんせん)

【ホテル小野浦】




【住所】  愛知県知多郡美浜町小野浦風宮崎2-1
【電話】  0569-87-0368
【料金】  600円

【泉種】
  弱アルカリ性ナトリウムー塩化物温泉
       pH不明 28.2℃ 湧出量不明 12.81g/kg H22分析

      
旧分析:ナトリウムー塩化物温泉 pH不明 36.8℃ 湧出量不明 13.11g/kg H3年分析

【備品】  シャンプー・リンス・ボディソープ・ドライヤー・ブラシ
【営業】  
11時10分〜20時(14時50分〜15時30分は清掃時間) 不定休
【記 録】  2007/02/24 【再訪1】 2010/03/21 【再訪2】 2019/06/23

【評価】

施設 ★★★★
お湯 ★★★
湯上感 ★★★
料金
総合 ★★★


【コメント】

 国道沿いにあるホテルで、地味ながらも道路よりも海よりにあるために海の眺めが期待できるホテルです。今回は立ち寄り利用ではなく、豪華にランチコースで利用してみました。

 気温8℃、晴れのち曇りの天気で11時〜15時までの滞在評価です。なお立ち寄り入浴もしっかり対応しているのは嬉しいですね。

 施設正面や横にある駐車場に車を停め、施設内部に入ると右手にフロント・左手に売店があります。今回はランチを予約していたので名前を紙に書いて、女性スタッフに部屋を案内されました。立ち寄りの場合はその場で入泉料を支払い、タオルを受け取ってから2階の浴場を案内されます。

 なおこの宿の部屋はすべて海沿いにあるため、海の音と風景が楽しめるのがポイント、天気が良ければなかなかの風景を楽しめます(´ー`)ノ。たまにはランチがメインの贅沢な温泉も良いですなぁ。

 左手の売店エリアを通過してエレベーターにて2階に上がります。浴場は2階の左奥にあり、エレベーターを降りて正面を左に進みます。途中の客室からはとても美味しそうな香りが漂い、ヨダレが垂れてしまいました・・・。早く食いてぇ! 

 ヨダレを抑えつつも早速左奥にある脱衣所に向かいます。お・・・予想外に混んでいるとは予想外。食事プランで来た客が11時過ぎに集中しているのです。

 暖簾を潜るとタオルが置いてありますので、そのタオルをもってさらに中に奥へ進むと籠と100円リターン式ロッカーが現れます
(再訪1ではタオルは受付で貰うスタイルになりました)

 脱衣所内はロッカーのほうが人気が高く、混み合っていたので籠を利用して浴場に向かいます。脱衣所の壁には温泉分析表と利用状況が明記されており、誰でも温泉の内容がわかる様になっているのはさすがですね。でも出来れば詳しい分析表も掲示して欲しいものです。

 浴場は左右に細長い造りになっており、洗い場も左右・湯船も左右に延びています。床や壁・お湯の投入口には各種鉱石が使われており、結構高感があるかに思えますがが天井は安っぽいです(^^ゞ 。

 しかしながら湯船の向こう側には、伊勢湾が広がる開放的な景色が見えます。でも2階なので海沿いの駐車場も結構見えます。海沿い駐車場から浴場が見えないか、男のくせにちょっとドキドキです(>_<)。

 洗い場は仕切りがないタイプで、一通りの装備は整っています。また横同士の間隔は必要最小限に設定されている上に、洗い場と湯船が結構近いためシャワーの扱いには気を使いましょうね。

 湯船は内風の1つのみですが、20人ぐらいの同時入浴が出来そうな大きさです。長細い湯船の真ん中にお湯の投入口があり、湯船の横からフローしたお湯が廃棄されるようになっています。

  お湯は透明度が結構高めの黄緑色で、湯ノ花が結構浮いています
(再訪1では色が明らかに薄くなっており、湯ノ花も見受けられませんでしたが、再訪2では回復していました)。まろやかな塩味とそんなに強くない潮の香りが感じられ、塩素臭は殆どわかりません。(再訪2ではしっかり塩味に変わりました)

 お湯の利用状況は循環・加熱・未加水・塩素消毒となっており、大規模施設にはありがちな利用状況となっています。
(また再訪1では駐車場横に露天風呂が設置されましたが、白湯利用なので注意しましょう。再訪2ではその露天風呂は宿泊者用の施設であることを確認しました)

 しばらく浸かっていると汗がじんわりと出てきて、しっかりと体が温まってくるのが判ります。半身浴をしながら伊勢湾を眺めるのもなかなか良いものですなぁ(´ー`)ノ。

 ただ利用者はみな食事と同じ動きをしますので、混雑時間は決まっています。ゆっくり温泉に浸かるには宿泊か立ち寄り湯のほうが良いかもしれませんね
(再訪1で立ち寄り湯として利用しましたが、しっかり貸しきり状態で浸かることが出来ました)

 湯上り後個室にて河豚料理を味わいながら、温泉の感覚を楽しみました。食事利用されない方は脱衣所前のベンチかエレベーター近くのマッサージ処でゆっくり出来ますが、新聞やTVなどはありませんので長時間は辛く感じられますよ。

 湯上りは微かな潮の香りがその日中残り、肌はべた付きなくサラッとします。持続性は翌日朝には消えておりましたが、はじめからそんなに強いわけではありません。硫黄があまり含まれないのに、黄緑のお湯とはあまりお目にかかれないですよ。こんなお湯が愛知県にあったんですね〜(´ー`)ノ。


【再訪1】


 黄砂で名古屋の風景が一変した朝、徹夜明けの業務を終わらせてヘロヘロになりながらも勤め先を出て行ってまいりました。変化は施設で駐車場の一角に露天風呂が作られましたが白湯利用なので温泉は内湯のみとなっています。またお湯は少し色や成分が薄くなったように感じられました。

 読みにくかった初期評価の文章を手直しして、施設内写真を増やしますね(´ー`)ノ。


【再訪2】


 9年振りの再訪にて状況を確認いたしました。さすがに9年も経過したので色々変化していると覚悟したのですが、予想以上に変化がありませんでした。これは温泉施設としては素晴らしいことで、心から安らぐことが出来ますね。変更点は下記の通りです。

・温泉分析表の更新
・タオル小は無くなり、必要な方は150円での販売となりました。
・リンスinシャンプーはシャンプーとリンスの独立式となりました。
・脱衣所の鍵付きロッカーと籠式棚の位置が入れ替わりました。

以上、情報を更新させて頂きます。



inserted by FC2 system